概要・あらすじ
大自然がいっぱいのオーストラリアに住む、コアラの兄弟ノアとルーカスは、家族や友達と離れて東京にやってきた。さっそく不動産屋に向かう二匹だが、家賃三万円の予算ではなかなか良い物件は見つからない。少し郊外なら見つかるかもしれないと考えた二匹は、明大前、調布、聖蹟桜ヶ丘とどんどん都心を離れて物件を探す。高幡不動駅まで来たときに、二匹は一人のおばあさんと出会い、彼女の孫が経営する不動産屋を紹介してもらえることになった。おかげで、予算に見合う物件を見つけたものの、ノアたちには保証人がおらず、契約は無理かと思われた。しかし、おばあさんが保証人を引き受けるという。電車内でノアたちが妊婦に席を譲る姿を見ていた彼女は、二匹の優しさに打たれたのだ。こうして新生活の拠点を見つけた二匹は、隣近所への引っ越しの挨拶、アルバイトなど、はじめての体験をしながら、様々な人達と触れ合っていく。