お約束のネバーランド

お約束のネバーランド

原作・白井カイウ、作画・出水ぽすかによる『約束のネバーランド』のスピンオフ作品。漫画は『僕とロボコ』で知られる宮崎周平が手がけている。舞台は原作と同じ孤児院「グレイス=フィールドハウス」。エマやノーマン、レイといったお馴染みのキャラクターたちが繰り広げるギャグ・コメディ。原作の緊迫感あふれる雰囲気とは異なり、終始コミカルでナンセンスなドタバタ劇が展開される。本編である『約束のネバーランド』のアニメ化を記念し、集英社「少年ジャンプ+」にて2019年1月11日から3月28日まで短期集中特別連載。同社「週刊少年ジャンプ」2019年8号、同社「ジャンプGIGA」2019Winter vol.2にも掲載された。

正式名称
お約束のネバーランド
ふりがな
おやくそくのねばーらんど
原作者
白井 カイウ
原作者
出水 ぽすか
漫画
ジャンル
パロディ
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
全1巻完結
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

エマ

孤児院「グレイス=フィールドハウス」で暮らす少女。変わり者が多いハウスの中で数少ない常識人であり、仲間のレイやノーマン、そしてハウス長のイザベラの奇行に対してツッコミを入れる役割を担っている。特にノーマンからは強い執着を寄せられており、彼の思いを実現させるために協力するレイと共に、しばしば迷惑を被っている。度重なるツッコミに疲れ果てるうちに、次第に本性が明らかになり、平然と毒舌を吐き、目的のためには仲間の犠牲も厭(いと)わないという、腹黒くダーティな一面を見せるようになる。

イザベラ

孤児院「グレイス=フィールドハウス」を管理する女性。ハウスの子供たちから「ママ」と呼ばれ、深く慕われている。表向きは優しく、ユーモアにあふれており、子供たちに人気があるものの、実際には彼らを「鬼」に献上するための管理者でもある。ハウスの真実を知った子供たちには、冷酷な一面を見せる。一方で、鬼たちからの指示を聞き流したり、連絡中に別のことを考えたりするなど、仕事への意識は非常に低い。楽天的な性格のため、エマたちがハウスの裏の顔を探ろうとしていることには、まったく気づいていない。また、後輩職員のクローネからあからさまな褒め言葉を受け、思わずハウスの管理権を譲渡しようとするなど、お世辞に非常に弱い。

クレジット

原作

白井 カイウ ,

関連

約束のネバーランド (やくそくのねばーらんど)

原作・白井カイウ、作画・井水ぽすかの代表作。白井の連載デビュー作でもある。孤児院「グレイス=フィールドハウス」を舞台に、主人公のエマと仲間たちが全員で脱出を目指す物語。エマたちは、施設が「鬼」の食料と... 関連ページ:約束のネバーランド

書誌情報

お約束のネバーランド 全1巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第1巻

(2019-06-04発行、978-4088818436)

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