くるねこ

くるねこ

くるねこ大和がwebのブログで発表し、後に書籍化もされた漫画作品『くるねこ』を原作としたショートアニメ。約2分の映像の中に、原作者であるくるねこ大和と猫たちの何気ない交流が描かれている。

正式名称
くるねこ
ふりがな
くるねこ
原作者
制作
ダックスプロダクション、スタジオDEEN
放送期間
2009年7月5日 〜 2009年6月26日
放送局
関西テレビ
話数
50話
ジャンル
エッセイ
 
ギャグ・コメディ
 
関連商品
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概要・あらすじ

原作者であるくるねこ大和は大の猫好き。酒も好き、仕事も好きな普通の「おばさん」。大好きな猫たちに囲まれた、普通なようで普通じゃない日常生活と、個性的な猫たちとの交流、何気ない猫たちの仕草や生活を描く。

楽しいことも嬉しいことも、ちょっぴり悲しいことも全て、ありのままに公開している。

登場人物・キャラクター

(いもうと)

『くるねこ』の登場人物で、くるねこ大和の実の妹。くるねこ大和の家で暮らす留吉と遊ぶことを目的に、時々家に遊びに来るものの、留吉自身からは避けられているため、なかなか会うことができない。 姉のくるねこ大和」同様に「猫アンテナ」の持ち主で、よく猫を発見してくるねこ大和の家に連れてきてしまう。

トラ松 (とらまつ)

『くるねこ』に登場する猫で、トラ柄の男子。近所の住人が引っ越す際に置いて行かれた猫を、くるねこ大和が保護して愚連隊入りする。保護当初は人間不信に陥っていたが、くるねこ大和の努力でデレデレに懐くまでに至る。 くるねこ大和を「BBA」と呼ぶ6匹目の愚連隊員だったが、優しい里親が見つかり、「むぅちゃん」と改名して引き取られ、愚連隊初の脱隊猫となる。

胡坊 (こぼう)

『くるねこ』に登場する猫で、所々に薄いグレーのブチが入った白猫の男子。通称「胡ぼん」、「胡ぼち」、「もちもち」、「餅男」、「コボチーニ」など多数。妹が連れてきた3匹の子猫のうちの一匹だったが、事故で重傷を負ってしまい、くるねこ大和の家で暮らすことになる。 好奇心旺盛で、大きく育った現在も子猫のテンションで遊んでいる。猫には珍しい水を怖がらない性質で、バスタブにダイブするなど水に飛び込む遊びを好む。 くるねこ大和を「かぁさん」と呼ぶ、5匹目の愚連隊員。

美輪のもんさん (みわのもんさん)

『くるねこ』に登場する猫で女子。通称「もんさん」「もんさ」「オーラのもんさん」など、様々な呼び方をされる。くるねこ大和が暇つぶしと癒しを求めて来店したペットショップで、異様なオーラを放っていた猫。 数日後、売れ残りを心配したくるねこ大和に引き取られることになる。落ち着いた雰囲気を持ちつつも、後から入隊した猫たちに有無を言わせぬオーラを放つなど、無敵を誇った姐さん猫。 くるねこ大和家の最初の愚連隊員。スコティッシュホールドの雑種で、左右で目の色が異なるオッドアイが特徴。目の色は金と薄いブルー。くるねこ大和を「あの者」「そなた」と呼ぶ。

ポ子 (ぽこ)

『くるねこ』に登場する猫でサビ柄の女子。通称は「ポッちゃん」、「ポッちま」、「ポッチーニ」など。へその緒が付いた状態で捨てられていたのを保護。獣医に「回復は絶望的」と言われるが、必死の看病で回復、元気に暮らしているが、後遺症で著しく嗅覚が落ちている。 気に入った物を何でも隠す癖がある。かなりの偏食家で、尻尾を勢いよく叩く仕草や体毛の色など、かつてくるねこ大和が飼っていた猫のにゃさんによく似ている。 くるねこ大和を「おかあちゃん」と呼ぶ、2匹目の愚連隊員。

カラスぼん

『くるねこ』に登場する猫で黒猫の男子。通称は「ぼんにぃ」、「ぼん阿仁ぃ」、「ぼん」、「ボニー」、「尾張の黒豹」など。幼い頃、木に登って降りられなくなったところを警察の協力を受けて救助され、結果的にくるねこ大和の家にやって来る。 気難しい面もあるが基本的には優しい性格で、積極的に子猫の相手を受け持ってくれる。毛づくろいに無頓着で、いつも薄汚れているが、なぜか口回りだけは綺麗にしているダンディな猫。 尻尾が逆鱗で、触られると爪で引っかかれるが、かなりの内弁慶気質。くるねこ大和を「姐さん」と呼ぶ、3匹目の愚連隊員。

留吉 (とめきち)

『くるねこ』に登場する猫で、黒と白の鉢割れのブチ柄女子。通称「トメ」、「トメ猫」、「トメちゃ」、「トミー」、「ブラックトメ」など。自転車で通勤中のくるねこ大和が発見、保護する。 発見時、体温が下がった状態だったが、無事に回復する。名前は「幸せを留める」、「もう猫は打ち留め」という2つの意味から命名された。しかし、以後も猫は増えていくことになる。人見知りが激しく、速攻で隠れる癖があり、特に妹が苦手。 マタタビを与えると男子も逃げ出すハイテンションな「ブラックトメ」に変貌する。くるねこ大和を「おばちゃん」または「おばさん」と呼ぶ、4匹目の愚連隊員。

愚連隊 (ぐれんたい)

『くるねこ』に登場する猫たちのなかでも、くるねこ大和の家で暮らしている猫たちの総称で、「くるねこ愚連隊」とも呼ばれる。また、個別には「愚連隊員」とも呼ばれる。正式にくるねこ大和の家で暮らすことを「入隊」と呼び、嬉しいことに無事に里親が決まって里子に出されることを「脱隊」と呼ぶ。

にゃさん

『くるねこ』に登場する猫でサビ柄の女子。美輪のもんさんが引き取られる以前からくるねこ大和の家で暮らしていた先住猫。偏食家で尻尾を強くはたく仕草が特徴的。新入りである美輪のもんさんとも仲が良かったが、ある日突然、虹の橋を渡る。

くるねこ大和 (くるねこやまと)

『くるねこ』の登場人物で原作者本人。猫も仕事も「ぎうぎう」な生活を送っている。自称「酒とケモノをこよなく愛するおばさん」。野球観戦も江戸も好き。また、本人の気持ちがマイナスに傾いた時に、近くにある電化製品が壊れるという奇怪な現象が発生する。 通称「くるさん」。捨て猫を感知すると発動する「猫アンテナ」を持ち、たびたび猫を発見して連れてきてしまう。猫たちの性別は雄を「男子」、雌を「女子」と呼び、猫たちからは、さまざまな呼び名で呼ばれている。

クレジット

原作

くるねこ大和

演出

作画

大島りえ

アニメーション制作

ダックスプロダクション , スタジオDEEN

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