概要・あらすじ
平凡な男子高校生・瀬能ナツルがある朝目覚めると、何故かとんでもない美少女になってしまっていた。突然しゃべりだしたぬいぐるみに、戦うための存在ケンプファーに選ばれたことを告げられる。曰く、ケンプファーは本来女性である必要があり、男であるナツルが戦うためには一時的に女にならなければいけないという。
ナツルは平穏な日々を取り戻すため、次々と襲い掛かってくる美少女ケンプファー達相手に、女性の姿へと変身しながら戦いを挑んでいく。
登場人物・キャラクター
瀬能 ナツル (せのう なつる)
高校2年生。成績も普通、運動神経も普通、容姿も普通な、自他ともに認める地味で平凡な男子高校生。沙倉楓に好意を持っている。突如として女性しかなれないはずの戦士、ケンプファーの「青」に選ばれ、女体化能力を取得。 変身後の容姿はすらりとした長身にかなりの巨乳で、女子にも一目置かれる程の美少女である。攻撃タイプは魔法(ツァウバー)。
星鐵学院の二大美女 (せいてつがくいんのにだいびじょ)
『けんぷファー』に登場する星鐵学院において、特に容姿の美しい女生徒2人のこと。沙倉楓と三郷雫が該当する。後に主人公・瀬能ナツルの女子に変身した姿が加わり「三大美女」となった。
私立星鐵学院高等学校 (しりつせいてつがくいんこうとうがっこう)
『けんぷファー』に登場する架空の学校。10年前に女子校から共学校へとなった。そのため、共学ではあるがが男子部と女子部に分かれ、基本的に互いの行き来はできなくなっている。
チッソクノライヌ
臓物がはみ出たイヌのぬいぐるみ。近堂水琴のメッセンジャー。気弱でボソボソしゃべるが、口が悪い。
副委員長 (ふくいいんちょう)
姓名不詳であるが、ナツルは「委員長と会計との三人組の残りだから」という理由でこの名で呼んでいる。三人の中では一番享楽的。
ハラキリトラ
臓物がはみ出たトラのぬいぐるみ。ナツルのメッセンジャーで、口が悪い。セップククロウサギと仲が良い。
ケンプファー
『けんぷファー』に登場する、戦う存在とされる戦士。名称は「戦士」を意味するドイツ語の男性名詞から。基本的に女性が選ばれ、男性が選ばれた場合には戦闘時に女性に変身する。右手首に「誓約の腕輪」という腕輪をしており、違う色の腕輪を持つ他のケンプファーと敵対する。 1か所に固まって出現する傾向がある。攻撃に使用する武器(手段)でタイプが分かれ、「魔法(ツァウバー)」「銃(ケヴェアー)」「剣(シュヴェアト)」などがある。
東田 幹人 (ひがしだ みきひと)
ナツルの男子部でのクラスメイト。非合法部活動の美少女研究会の会長を務め、何かと美少女たちに縁のあるナツルに絡む。
セップククロウサギ
臓物がはみ出た黒いウサギのぬいぐるみ。美嶋紅音のメッセンジャーで、すごく口が悪い。ハラキリトラと仲が良い。
美嶋 紅音 (みしま あかね)
高校2年生。図書委員。地味めで内気なメガネっ娘だが、なかなかに美形で可愛らしい。「青」のケンプファーで、攻撃タイプは銃(ゲヴェアー)。変身後は普段とは対極的に強気かつ好戦的で、乱暴な態度と口調へと変貌する。 男のナツルに対して、異性として好意を持っている。
近堂 水琴 (こんどう みこと)
高校1年生。ナツルの1歳年下の幼なじみ。活発で天真爛漫、冒険気質に溢れた少女。ナツルたちと敵対する「赤」のケンプファーで、攻撃タイプは日本刀(シュヴェアト)。
会計 (かいけい)
姓名不詳であるが、ナツルは「お金に細かく電卓を常に持ち歩いている」という理由でこの名で呼んでいる。
委員長 (いいんちょう)
姓名不詳であるが、ナツルは「メガネをかけていて委員長っぽい」という理由でこの名で呼んでいる。
三郷 雫 (さんごう しずく)
高校3年生。ナツル達の通う星鐵学院の生徒会長を務める、完全無欠の超優等生。容姿・スタイル共に抜群であり、星鐵学院の二大美女の一人と崇められている。ナツルたちと敵対する「赤」のケンプファーで、攻撃タイプは鎖に付いた2本の短剣(シュヴェアト)。
カンデンヤマネコ
臓物がはみ出たネコのぬいぐるみ。三郷雫のメッセンジャー。丁寧な言葉づかいだが、口が悪い。
沙倉 楓 (さくら かえで)
ナツル達の通う星鐵学院のアイドル的存在で、星鐵学院の二大美女の一人。ナツルとは中学の時からの同級生で仲は良かったが、女子のナツルに一目惚れしてしまい、その想い人であると勘違いしたことから、現在では男子のナツルをライバル視している。 「臓物アニマル」というシリーズもののぬいぐるみの愛好家。
西乃 ますみ (にしの ますみ)
好奇心旺盛で、新聞部をはじめ、様々な部活に所属する。美嶋紅音や近堂水琴と親しい。
クレジット
- 原作
-
築地俊彦
- キャラクター原案
-
せんむ
- 監督
-
黒田やすひろ
- シリーズ構成
-
ふでやすかずゆき
- 総作画監督
-
古賀誠
- 音楽
-
加藤達也
- アニメーション制作
-
ノーマッド