ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

阿倍野ちゃこの代表作の一つ。えぞぎんぎつねの小説『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』のコミカライズ作品で、ネーム構成は『ヱデンズボゥイ』を手掛けた天王寺きつねが担当している。さまざまな種族が共存するファンタジー世界を舞台にしている。勇者のエリック・イムガルト・メンディリバルのパーティに所属する魔導士のラック・ロック・フランゼンが、エリックと戦士のゴラン・モートンを守るために単身で「魔神王」と呼ばれる強敵と激闘を繰り広げた戦いから、10年後の世界を描いた魔法ファンタジー。特殊な能力の副作用のため若返った状態で10年の時を経たラックが、成長した仲間や彼らの子供たちと新しい物語を紡ぎ、時間の経過を利用した描写が特徴。スクウェア・エニックス「マンガUP!」で2019年8月3日から配信。

正式名称
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。
ふりがな
ここはおれにまかせてさきにいけといってからじゅうねんがたったらでんせつになっていた
原作者
えぞぎんぎつね
漫画
ジャンル
ファンタジー
レーベル
ガンガンコミックスUP!(スクウェア・エニックス)
巻数
既刊14巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ラック・ロック・フランゼン

戦士のゴラン・モートンと共に、勇者であるエリック・イムガルト・メンディリバルの補佐を務める魔導士の青年。戦闘時もお構いなしで、切断された敵の腕に強い興味を示すなど、魔族の生態や魔術を解析することを趣味としている。純粋な戦闘能力はエリックやゴランをしのぐほどで、敵から受けた魔法を修得する「解析(ラーニング)」を使いこなす。帰りを待っている相手がいないからと、魔神王の大軍勢を一人で食い止めることを提案して実行する。そんな中、魔神王の必殺魔法である「生命転移」を「解析」で修得し、ついには魔神王を打ち倒す。しかし、「生命転移」の副作用で身体が若返ったうえ、なぜか戦いのあいだに10年の時が経過しており、世間ではすでに死んだものだと思われている。帰還後は、混乱を避けるためにミドルネームである「ロック」を名乗り、冒険者ギルドのマスターとなったゴランの計らいにより、F級冒険者として新しい人生を歩む。

エリック・イムガルト・メンディリバル

かつて勇者として、魔導士のラック・ロック・フランゼンや戦士のゴラン・モートンと共に魔族と戦っていた男性。ラックやゴランと共に魔神王との決戦に臨み、一時は善戦していた。しかし直後に、魔神王が大軍勢を差し向けたことから苦戦を強いられ、ラックの頼みから彼を置いて撤退を踏み切る。現在はメンディリバル王国の国王になったうえで、かつて仲間の一人であったレフィ・レオノール・アルデンヌと結婚し、シャルロットとマリーの二子を設けている。ラックを命の恩人として深く感謝しており、彼が不在のあいだに国王権限で大公爵の位を授けたうえ、その功績を讃(たた)えて国内に彼の銅像を置いたり、「英雄ラックの冒険」と呼ばれる、ラックの活躍を讃える内容の絵本を作らせたりと、のちに帰還したラックが引いてしまうほどの配慮を見せる。

クレジット

原作

えぞぎんぎつね

その他

キャラクター原案

DeeCHA

書誌情報

ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。 14巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスUP!〉

第1巻

(2019-09-12発行、 978-4757561847)

第9巻

(2022-07-07発行、 978-4757580121)

第10巻

(2022-11-07発行、 978-4757582422)

第11巻

(2023-03-07発行、 978-4757584495)

第12巻

(2023-08-07発行、 978-4757587175)

第13巻

(2023-11-07発行、 978-4757588936)

第14巻

(2024-03-07発行、 978-4757590847)

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