概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ラック・ロック・フランゼン
戦士のゴラン・モートンと共に、勇者であるエリック・イムガルト・メンディリバルの補佐を務める魔導士の青年。戦闘時もお構いなしで、切断された敵の腕に強い興味を示すなど、魔族の生態や魔術を解析することを趣味としている。純粋な戦闘能力はエリックやゴランをしのぐほどで、敵から受けた魔法を修得する「解析(ラーニング)」を使いこなす。帰りを待っている相手がいないからと、魔神王の大軍勢を一人で食い止めることを提案して実行する。そんな中、魔神王の必殺魔法である「生命転移」を「解析」で修得し、ついには魔神王を打ち倒す。しかし、「生命転移」の副作用で身体が若返ったうえ、なぜか戦いのあいだに10年の時が経過しており、世間ではすでに死んだものだと思われている。帰還後は、混乱を避けるためにミドルネームである「ロック」を名乗り、冒険者ギルドのマスターとなったゴランの計らいにより、F級冒険者として新しい人生を歩む。
エリック・イムガルト・メンディリバル
かつて勇者として、魔導士のラック・ロック・フランゼンや戦士のゴラン・モートンと共に魔族と戦っていた男性。ラックやゴランと共に魔神王との決戦に臨み、一時は善戦していた。しかし直後に、魔神王が大軍勢を差し向けたことから苦戦を強いられ、ラックの頼みから彼を置いて撤退を踏み切る。現在はメンディリバル王国の国王になったうえで、かつて仲間の一人であったレフィ・レオノール・アルデンヌと結婚し、シャルロットとマリーの二子を設けている。ラックを命の恩人として深く感謝しており、彼が不在のあいだに国王権限で大公爵の位を授けたうえ、その功績を讃(たた)えて国内に彼の銅像を置いたり、「英雄ラックの冒険」と呼ばれる、ラックの活躍を讃える内容の絵本を作らせたりと、のちに帰還したラックが引いてしまうほどの配慮を見せる。
クレジット
書誌情報
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。 15巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスUP!〉
第1巻
(2019-09-12発行、 978-4757561847)
第9巻
(2022-07-07発行、 978-4757580121)
第10巻
(2022-11-07発行、 978-4757582422)
第11巻
(2023-03-07発行、 978-4757584495)
第12巻
(2023-08-07発行、 978-4757587175)
第13巻
(2023-11-07発行、 978-4757588936)
第14巻
(2024-03-07発行、 978-4757590847)
第15巻
(2024-09-06発行、 978-4757594074)