漫画家志望のかわいい男子×セクシー天然お姉さん
漫画家志望の相泉恭介と、幼なじみで1歳年上のお姉さん、守崎あまねが繰り広げる、ちょっとエッチなラブコメディ。小学生の時、孤独だった恭介は、漫画を褒めてくれたあまねのおかげで救われ、友達をたくさん作ることができた。恭介は恩人のあまねに、プロの漫画家になって感謝を伝えようと心に決めていた。恭介にとってあまねは憧れの人だったが、大学生活を送るうちに、彼女に対する気持ちは憧れ以上のものになっていく。一方あまねは、同じ大学の後輩になった恭介のお世話に一生懸命。恭介の母親に頼まれたせいもあるが、そもそもあまねは、恭介に母性本能くすぐられまくりだった。恭介にひざ枕をして耳かきをしたり、甘いセリフを囁かれたりという、妄想を膨らませては一人でキュンキュンするあまねであった。
恥じらいながらエッチなポーズを決めるあまね
在学中に漫画家デビューを目指す恭介は、あまねにヒロインのモデルをお願いする。しかしあまねは「漫画のために学業がおろそかになってはいけない」と考えた。そこで、あまねが変なポーズを見せることで失敗させ、在学中のデビューを諦めさせようと画策する。「清楚(せいそ)な立ちポーズ」を要求されたあまねは、清楚からかけ離れた立ちポーズやヨガのポーズで答える。そして最終的には「恭ちゃんのため」と自分に言い聞かせ、スカートをたくし上げ、パンティを見せるというあられもない姿を披露する。モデルを頼まれるたびに恥じらいながら見せる、あまねの大胆なセクシーポーズやコスプレ姿が、本作の魅力である。しかし、そんなあまねの努力の甲斐(かい)もなく、恭介の漫画は個性的なヒロインが評価され、新人賞の奨励賞を受賞する。
登場人物・キャラクター
相泉 恭介 (あいずみ きょうすけ)
二橋大学経済学部1年生で、18歳の男子。金髪、マロ眉(貴族の丸い眉)、背が低い小動物系の容姿が特徴。実家は石川県の旅館で、隣の家に住んでいた1歳年上の守崎あまねとは幼なじみ。あまねと同じ大学に入学して久しぶりに再会した。漫画家志望でペンネームは「あいずみ京介」。在学中の漫画家デビューを目指しており、あまねに漫画のヒロインのモデルをお願いする。小学館の新人賞に応募した作品が、奨励賞を受賞。少年サンデー編集部員の御剣サクラが担当編集者になる。
守崎 あまね (もりさき あまね)
二橋大学教育学部2年生の女子。三つ編みツインテールのおさげ、大きな胸が特徴。石川県出身で、隣の家に住んでいた1歳年下の相泉恭介とは幼なじみ。小中高も同じで弟のように可愛がっている。そんな恭介が自分と同じ大学に合格。恭介の母親から「恭介の大学生活をよろしく」と頼まれ、一生懸命お世話することを誓う。恭介が漫画家を目指していることを知り、恭介の将来や健康に不安を抱く。最初は恭介が漫画家になることに反対していたが、後に彼の夢を応援するようになる。恭介からは「あま姉」、家庭教師をしている雛鳥エマからは「あま姉様」と呼ばれている。
雛鳥 エマ (ひなどり えま)
高校3年生で、18歳の女子。オッドアイが特徴で、プライドが高いが根は素直な性格をしている。漫画家志望でペンネームは「Emma」。相泉恭介のライバルで、恭介と同じく担当編集者は少年サンデー編集部員の御剣サクラ。小学館の新人賞で佳作を受賞した。奨励賞止まりの恭介に対しマウントを取るが、彼が自分の志望校、二橋大の学生だと知って少し見直す。守崎あまねとも知り合いになり、勉強も料理もできておっぱいも大きいあまねを「あま姉様」と呼んで尊敬し、家庭教師をお願いする。
御剣 サクラ (みつるぎ さくら)
少年サンデー編集部員の女性。ショートカットとナイスボディが特徴の大人で、ものすごく仕事ができる。相泉恭介、雛鳥エマの担当で、二人に的確なアドバイスを送ったり、アシスタント先を紹介したりする。
書誌情報
このマンガのヒロインは守崎あまねです。 5巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉
第1巻
(2022-08-18発行、 978-4098512270)
第2巻
(2022-11-18発行、 978-4098514182)
第3巻
(2023-02-16発行、 978-4098516049)
第4巻
(2023-05-18発行、 978-4098520572)
第5巻
(2023-07-18発行、 978-4098526192)