あらすじ
第1巻
喫茶店でアルバイトをする早瀬川優太は、常連客の天衣ことはのことが気になっていた。理想の女性像にぴったりな天衣をいつも目で追い続けていたある日、早瀬川は天衣から対面に座るように要求される。意図がよくわからないまま天衣と向き合った早瀬川に、天衣はミルク入りのコーヒーを差し出す。天衣が注文したのはブラックコーヒーであり、ミルクは店側が管理しているはずであるため、このコーヒーのミルクの出所は不明であった。だがそんな中、早瀬川はある一つの可能性を見出す。(第1話「あこがれミルク」。ほか、7エピソード収録)
登場人物・キャラクター
早瀬川 優太 (はやせがわ ゆうた)
喫茶店でアルバイトをしている男子高校生。年齢は16歳。理想の女性像として「年上」「大人の魅力にあふれている」「目が離せない」の三つを掲げており、すべてに当てはまる常連客の天衣ことはのことが気になっている。まじめな性格ながら、都合のいいエッチな妄想をよくしている。天衣からイタズラされたり、からかわれたりしている。
天衣 ことは (あまい ことは)
早瀬川優太がアルバイトをしている喫茶店の常連客の女性。吸い込まれそうな瞳、色っぽい口元、綺麗なロングヘア、すらっと伸びた脚、服の上からでもわかるほどの巨乳と、大人の魅力にあふれれている。喫茶店に通ううちに早瀬川となかよくなって親しく話す仲になるが、事あるごとにからかっている。鳥嶋るこが喫茶店に通うようになると、早瀬川を利用して鳥嶋もからかっている。
鳥嶋 るこ (とりしま るこ)
女子高校生。早瀬川優太のクラスメイト。まじめな性格で、上品かつ清楚な人物。早瀬川に好意を寄せており、早瀬川が天衣ことはに対して鼻の下を伸ばすようなだらしない態度を見て、天衣にライバル心を抱く。天衣が、早瀬川がアルバイトをしている喫茶店の常連客と知り、自分も常連客となる。喫茶店に通ううちに天衣ともなかよくなるが、天衣には事あるごとにからかわれている。
二色 もも (にしき もも)
高校1年生の女子。早瀬川優太と同じ喫茶店でアルバイトをしている。早瀬川に好意があるようなアプローチを繰り返して、早瀬川が慌てる姿を見て楽しんでいたが、早瀬川のまじめな人柄を知って本気で好きになる。
書誌情報
早瀬川君と女神なお姉さん 全2巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉
第1巻
(2020-01-27発行、 978-4049129762)
第2巻
(2020-08-26発行、 978-4049133523)