ののちゃん

ののちゃん

いしいひさいちによる同タイトル漫画作品『ののちゃん』をアニメ化したもの。朝日新聞朝刊の4コマ漫画として連載された。山田家の人々を中心に、時事ネタを含めた日々の日常が展開している。

正式名称
ののちゃん
ふりがな
ののちゃん
原作者
制作
東映アニメーション
放送期間
2001年7月7日 〜 2002年9月28日
放送局
テレビ朝日
話数
61話
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

小学生3年生のののちゃんは、勉強がきらい。みんなと遊ぶことが好きで、おいしいものを食べることも好き。よく遊んで、ぐっすり眠るために早起きは苦手。学校への遅刻は毎度のことで、クラスのみんなも承知している。

そんなののちゃんの日常と、彼女をとりまく人々の生活を描いたおもしろストーリー。

登場人物・キャラクター

山田 のの子 (やまだ ののこ)

市立第3小学校の3年3組で9歳。山田家の長女である。髪は刈上げ、ピンクのピンで留めている。勉強や掃除は苦手だが、サッカーなど運動は得意。成績は下から数えた方が早いものの、いつもたくさんの友達と遊ぶ活発で明るい少女。 とてもよく寝る子で、朝は苦手。学校の遅刻常習犯である。小柄な体だが大変な大食い。しかも、美味しい物ばかり食べてしまうので母のまつ子に怒られる。

山田 まつ子 (やまだ まつこ)

ののちゃんのお母さん。40歳、主婦である。お昼寝と間食が趣味と言うほどズボラな性格。ご飯のおかずに毎日困り、結果カレーになる。夏はそうめん、冬は鍋物と、困る割には決まったものが多い。息子のぼるの弁当のおかずは1日おきに玉子焼きとソーセージ。 部屋の掃除は、あるものを押入れに押し込み終了する。しかし、家族への愛情は多く、夫たかしが風を引くと会社を休むように促し、暴走族に注意する夫の加勢に行く。 子どもたちが心配をかけると泣いてしまう。関西弁で話をする。

山田 たかし (やまだ たかし)

ののちゃんのお父さん。40歳、サラリーマンで、山田家の大黒柱である。眼鏡をかけている、会社の雑務課長。休日は、ポンコツ車でドライブ、ゴルフ、パチンコと至って平凡な日々を送る。日曜大工にも励むが、作ったものは壊れる、修理するものも壊れるという、大工仕事の腕の悪さから「こわし屋たかし」の異名をもらう。 忘れっぽい性格で、傘の置き忘れは日常茶飯事、焼売を買いに行きカボチャを買ってくるヤバさである。

山田 のぼる (やまだ のぼる)

ののちゃんのお兄さんで、山田家の長男。第三中学校に通う、眼鏡をかけた中学1年生。成績は平均的で、クラブは野球部で補欠。親の言うことを聞き、妹の面倒も見るという常識人で、反抗期にもかかわらず、割と静かに日常を過ごしている。 『となりのやまだ君』時代の主人公である。

山野 しげ (やまの しげ)

ののちゃんのおばあちゃんで、山田まつ子の母親。68歳。山田家に同居している。活動的で元気いっぱいの老女だが、ちょっとヒネた性格をしている。墓石に座る、暴走族に注意するなど、怖いもの知らずで、本人は100歳まで生きる予定。 山田家では、一番強い存在とささやかれる。相撲は貴乃花、野球は巨人が好き。言葉は、まつ子と同じ関西弁。

ポチ

山田家で飼われている犬。ポチ的に、山田家は自分の家のお隣さんだと思っている。好きなものは煮干し、はんぺん。嫌いなものは散歩。しかし、自分でフラフラと出かけ放浪することは好き。呼んでも聞こえないフリをし、上から目線で「フン」という。 犬小屋にいるが、冬になると勝手に山田家に入り込みコタツの中にもぐる。エサは山田家の両隣からもらうことが多く、わりと良い生活をしている。

藤原 瞳 (ふじわら ひとみ)

市立第3小学校、ののちゃんのクラス担任で27歳の女性。右頬にホクロがあり、長い髪をひとつに束ねている。授業をやる気があまりなく、何かというとすぐに自習にする。アバウトな性格で、座右の銘は「適当」。 酒好きで、学校に二日酔いで来てしまうこともあり、児童からも心配されている。趣味は推理小説の読書や執筆。

タブチ先生

市立第3小学校、ののちゃんのクラスの体育の先生。野球が好きな男性教師。体が大きくのんきな性格。『がんばれ!!タブチくん!!』のタブチくんこと田淵幸一から発している。

菊池 久彦 (きくち ひさひこ)

市立第3小学校の3年3組の男子。ののちゃんのクラスメイトで、3組の3バカトリオのひとり。野球チーム「死神タイガース」ではキャッチャーを担当。山田家のお隣さんで、キクチ食堂の一人息子。

ヒロオカ先生 (ひろおかせんせい)

町医者、広岡医院の院長で、ヤブ医者として評判。高齢者の常連さんが通っている。本人が風邪をひいたときは、他の病院で診察してもらっている。弱小少年野球チーム「死神タイガース」のコーチ。『がんばれ!!タブチくん』のヒロオカ監督こと広岡達朗から発している。

町内会長 (ちょうないかいちょう)

短気で頑固なおやじ。町工場とディスカウントショップを経営するお金持ち。大きな広い家に住み、いろいろな会の会長をやっている。鯉と犬を飼っており、人差し指を立てぐるぐる回す「ビュンビュン体操」をしながら「バカヤロー、バカヤロー」と連呼する。 他の作品の渡邉恒雄のキャラクターから発している。

クレジット

原作

シリーズディレクター

シリーズ構成

音楽

en avant

アニメーション制作

東映アニメーション

原作

ののちゃん

小学3年生の女の子と周囲の人々の日常をコミカルに描いたファミリー四コマ漫画。 関連ページ:ののちゃん

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