概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
野保 康久 (のぼ やすひさ)
大学2年生の男性。お人よしでのんびりした性格をしている。物腰が柔らかく優しいため、女子からモテる。火事で住みかを失い、月8000円という破格のアパートに入居する。その部屋で巻き起こる心霊現象を無視していたが、レポートを書いていたパソコンを消されてしまったことで、その霊と向き合おうとする。実家はお寺で、父は住職。大岡越前が大好きなことなどから、おじいちゃんみたいとよく言われる。平和主義で人とケンカしたことがない。部屋には教科書と仏教の本しかないほど真面目で、友達からノートを貸してと言われることが多い。
カノジョ
野保康久の住む部屋の元住民。女性のようだが、姿は見えない。また、自分に関する記憶がなく、名前もわからない。伝えたいことはホワイトボードで筆談するが、嬉しいとき、怒っているときなどの感情をホワイトボードとペン一つで、わかりやすく表現する。家事が得意で、掃除、洗濯、料理まで完璧にこなす。しかし、部屋から出ることはできないので、食材は野保に買ってきてもらう。人見知りで、とくに女の子を部屋に入れることを嫌う。部屋にかわいい物を置きたくて、野保のカードで勝手にネット通販してしまったり、怒ると物を投げて癇癪(かんしゃく)を起こしたりするが、。素直でかわいいところもある。