ふしぎなメルモ リニューアル

ふしぎなメルモ リニューアル

手塚治虫の同タイトル漫画作品『ふしぎなメルモ』をアニメ化したもの。連載当初のタイトルは「ママァちゃん」であったが、商標登録の関係で現タイトルに変更された。生命の尊厳と神秘というテーマから「性」について語っている性教育を軸とした子供アニメ。

正式名称
ふしぎなメルモ リニューアル
ふりがな
ふしぎなめるも りにゅーある
制作
手塚プロダクション
放送期間
1998年5月6日 〜 1998年6月17日
放送局
TBS
話数
26話
ジャンル
アドベンチャー
関連商品
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概要・あらすじ

交通事故で突然命を奪われたママが、天国の神様にお願いして作ってもらった青と赤のミラクルキャンディ。小さな弟ふたりを抱えてがんばる小学校3年生の女の子メルモが、このミラクルキャンディで大人になったり動物になったりしながら、さまざまな冒険を通して成長していく物語。

登場人物・キャラクター

メルモ

小学3年生の少女。ショートヘアで、青い服に赤いリボンタイをしている。ママが事故で死んでしまったため、ふたりの弟を母親代わりとなり育てている。天国のママからもらった赤と青のミラクルキャンディで、大人、赤ちゃん、老婆に変身し、さらに赤と青のキャンディの掛け合わせで動物に変身する。 困っている人や動物をみるとほっておけない性格で、キャンディを使い人々の問題を解決し、さまざまな冒険の中で成長していく。

トトオ

メルモの弟。幼稚園に通っていたが、青と赤のキャンディの掛け合わせにより、両生類のカエルになってしまう。人間からカエルになったので両生類にはありえない「へそ」がついた「ヘソガエル」となる。カエルでは固形物や液体を口に入れることができなかったため、数ヵ月間カエルとして生活する。 医者のワレガラス先生の手により少年の姿に戻る。

ママ

交通事故により死亡。幼い子供3人を残して亡くなったため、天国で神様に直談判する。神様の計らいでミラクルキャンディを作ってもらうと、ゴーストとなりメルモのもとに現れる。そして、キャンディの使い方を教えると、別れをおしみつつ天国に昇っていく。

タッチ

メルモのもうひとりの弟。赤ちゃんである。勝手に青いキャンディーをいくつか口に入れたためオムツをつけたまま大人になってしまったことも。あわてたメルモがいくつか赤いキャンディを渡すと今度は受精卵になってしまう。 この受精卵を水の入ったコップに入れ、青いキャンディを溶かしたことで元の姿にもどっている。

ワレガラス

ワレガラス医院を開業している医者である。メルモたち姉弟の親代わりとなっている。豊富な知識を持ち、メルモに身体の仕組みや動物の事など教えている。カエルになってしまったトトオに対し、キャンディを気体にして吸わせ体を元に戻している。

その他キーワード

ミラクルキャンディ

メルモのママが神様に頼んで作ってもらった青と赤のキャンディ。青いキャンデイ1つで子どもから大人に、赤いキャンディ1つで大人から子どもに変身する。青いキャンディを食べれば食べるだけ歳を取り、子どもが赤いキャンディを2つ食べると受精卵になってしまう。 また、赤と青のキャンディを削り食べると、その配分で動物に変身できる。哺乳類、魚類、鳥類など、かなり万能に変身できるが、元に戻る時に苦労する場合がある。 このキャンディはたくさん使っても次の日にはビン一杯にまで戻っている。しかし、半年経つと増える能力はなくなり、使った分だけ減っていくようになる。

クレジット

原案

ディレクター

永樹凡人 , 吉村文宏

作画監督

, 正延宏三 , 山本繁

音楽

宇野誠一郎

アニメーション制作

手塚プロダクション

原作

ふしぎなメルモ(ママァちゃん) (ふしぎなめるも ままぁちゃん)

食べると大人になったり、逆に赤ん坊に若返ったりできる不思議なミラクル・キャンデーを手にした少女・メルモが成長していくさまを描いたファンタジー作品。連載当所は「ママァちゃん」というタイトルで、主人公メル... 関連ページ:ふしぎなメルモ(ママァちゃん)

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