めしにしましょう

めしにしましょう

人気漫画家の广大脳子のもとでアシスタントを務める青梅川おめがが、時間に追われつつも完全に締め切りを無視し、ただひたすら貪欲にうまい飯を作って食べる。カロリー過多、採算度外視、効率無視で脳が喜ぶ「欲望のレシピ」満載な、ハイテンションやりすぎ飯マンガ。作者の小林銅蟲は、現実に漫画家の松浦だるまのチーフアシスタントを務めており、限りなくノンフィクションに近いフィクションとなっている。「イブニング」2016年13号から2019年14号にかけて掲載された作品。

正式名称
めしにしましょう
ふりがな
めしにしましょう
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
料理
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あらすじ

第1巻

人気漫画家の广大脳子と、そのアシスタントを務める青梅川おめがは、今日もせまり来る締め切りに追われていた。進捗を確認する担当編集者のガルシア太郎からの電話に怯えつつ、肝心の原稿は真っ白のまま。青梅川は仕事が速いと定評があったが、作業を進めようにも手伝うための原稿が上がってこず、もはや我慢の限界にあった。一方の广は、そんな状況にありながらまったくやる気がなく、作業を進める素振りもない。時間だけが無為に過ぎる中、青梅川は「めしにしましょう!」と言葉を発し、おもむろに風呂場へと向かう。そして青梅川は、モウモウと湯気の立つ浴槽の中から牛肉の塊を取り出す。彼女が言うところの「絶妙な湯加減」で芯まで火が通った状態の牛肉は、風呂場からキッチンへと移され、フライパンで表面を焼き付けたのち、ローストビーフへと変身を遂げる。青梅川は、さらに付け合わせのポテトピュレも作ってしまおうとジャガイモを茹でてつぶし、バターを丸ごと一個投入する。广は面食らいつつも、仕上がった料理の味に大満足。心もお腹も満たす「欲望のレシピ」に感心するが、それが仕事のやる気につながることは今日もなかった。(一の膳。ほか、9エピソード収録)

第2巻

7月某日の早朝、バタバタしつつも脱稿した广大脳子青梅川おめがは、馬場ヲッカの運転する車で海ほたるまでやって来た。しかし目的地はここではなく、さらに2時間弱はかかる千葉の和田漁港だった。取材という名目で、和田浦で行われるクジラの解体を見学に来た一行は、海で一晩寝かせられたツチクジラを地上に引き上げるところから立ち合い、数人の職人たちの手によって、巨体のクジラがものの2~3時間で解体されてしまう現場を目の当たりにする。実は取材にかこつけた三人の一番の目的は、クジラ肉の買い付けだった。10キロものクジラ肉を欲する青梅川を广は必死に制止し、どうにか4キロの肉で納得させることに成功する。それから時は経ち9月に入った頃、三人は冷凍保存していたクジラ肉を調理することにした。青梅川が思いつく限りの方法を試してみた結果、クジラユッケにクジラ塩辛、天ぷらにはりはり鍋と、三人はクジラ肉ならではの風味を味わう。(十三の膳「クジラ いろいろ(前編)」、十四の膳「クジラ いろいろ(後編)」。ほか、8エピソード収録)

第3巻

ある日、广大脳子青梅川おめが馬場ヲッカの三人は、担当編集者のガルシア太郎からの電話で、彼が退職する意向であることを知る。後日、四人での食事の席で、ガルシア本人の口から長い旅に出たくなったという気持ちを直接聞いた广は、デビュー以来担当としていた彼がいなくなることに不安を覚え、その心情を青梅川に吐露する。一方の青梅川は、ガルシアからもらった米を使って、彼へのはなむけに「超」級料理を味わってもらおうとはりきる。青梅川が考える超級料理とは、山海の珍味を壺に入れ、壺ごと蒸し煮にする高級中華料理だった。あらためてガルシアを广の家に招待し、下準備をしてから8時間余り。長い待ち時間にキレまくるガルシアのおかげで、無事に原稿も仕上がった頃、「修行僧も香りにつられて塀を飛び越えて来る」という意味の句がもとになっているという伝説の料理「佛跳牆」が出来上がる。(二十九の膳「ごはん」、三十の膳「佛跳牆」。ほか、8エピソード収録)

第4巻

广大脳子青梅川おめがは、デビューよりずっと世話になっていた担当編集者のガルシア太郎の代わりに、新しい担当となった編集者に会うため、出版社へとやって来た。新しい担当の凪無は、会いに来た二人の様子を見て、青梅川が担当作家の广であると思い込み、話を進めようとするが、广は慌ててまちがいを指摘し、あらためて顔合わせをやり直す。ガルシアの申し送りにより、广の原稿の遅さを知っていた無は、新担当の最初の仕事は前担当を追い出すことであると言いながら、すべてを忘れさせると豪語し、广の作業を順調に進めるための対策を講じようとする。後日、广の仕事場を訪れた無は、おもむろに調理を始めた青梅川の所要時間にまったくこだわらない料理を目の当たりにする。メニューは、エビトマトクリームホットサンド。無は常軌を逸する手間ひまのかけ方に疑問を呈しつつ、出来上がったホットサンドのおいしさに驚きを隠せない。そして、実は待たされることが好き過ぎて、逆に気持ちよくなってしまうという自分の特異体質をカミングアウトするのだった。(三十一の膳「エビトマトクリームホットサンド」。ほか、9エピソード収録)

第5巻

广大脳子青梅川おめがは、突然行方知れずになった馬場ヲッカと、ロボット掃除機のゆずを捜していた。ゆずの捜索ポスターを道々貼って歩いていた广と青梅川は、担当編集者の凪無と合流して、一旦广の家へと戻る。そして、送られてきたハマグリをいつものように時間をかけて処理し始め、三人は翌朝になってようやく煮ハマ丼にありつく。一方でヲッカは、ゆずと共に海に行こうと野宿の旅をしていた。だが、そこにゆずの捜索ポスターを見て賞金をもらおうと画策した小学生たちが現れ、ちょっとした騒動になってしまう。警察も巻き込んだ末、公務執行妨害に問われたヲッカとゆずは留置場に入ることになり、その情報が調査を続けていた無によって、广と青梅川のもとへもたらされる。その後、無事に釈放されたヲッカとゆずが、广のもとへと戻ってきたため、「監獄から監獄へ戻ってきた記念」と称して、青梅川は「臭い飯」と銘打つ料理を作り始める。大量の材料を出してきた彼女が作っていたのは、ハンバーガーだった。しかし、それはただのハンバーガーではなく、「臭い飯」の名に恥じない強烈なにおいを放つチーズの入った「くさバーガー」だった。(四十七の膳「煮ハマ丼」、四十八の膳「光の玉」、四十九の膳「くさバーガー」。ほか、7エピソード収録)

第6巻

广大脳子の代表作「遠距離彼女は赤方偏移する」の映画化が決まった。フライヤーが出来上がったり、完成披露試写会の開催が決定したりと、事は大きな動きを見せ始める。そんなある日、今日の食事を自作のラーメンにしようと考えた青梅川おめがは、製麵フリークの玉置標本を助っ人として呼び、完全自作のラーメンを作ろうとしていた。製麵の知識がない青梅川の代わりに、製麵機を持参してきた玉置は、おもむろに麵作りに着手。そして製麵の知識や手順について、广や青梅川、馬場ヲッカ凪無たちに解説を始める。これによって出来上がった二種類の食感の麵を使って青梅川は、大量のとらふぐ、白子にあぶったヒレ、ふぐの魚醬を使ったラーメンを作り始める。高級食材を大量に使う割には、なかなかうまくまとまらない状況に四苦八苦しながらも、ついに玉置と青梅川の合作「ふぐ白みそトリュフラーメン」と「ふぐおろしポン酢まぜそば」の二種類が完成する。(五十九の膳「ラーメンをつくろう(前編)」、六十の膳「ラーメンをつくろう(後編)」。ほか、8エピソード収録)

第7巻

广大脳子の使い慣れた筆ペンの生産中止が決定する。これを受け、同じ型の筆ペンの在庫を探しに近所の「ほね商店街」に来ていた馬場ヲッカゆずは、文房具店の店主から、商店街のはずれにある「超限堂」なら在庫があるかもしれないとの情報を得る。二人が、気難しいと有名な超限堂の店主のもとを訪れると、予想どおり筆ペンの在庫はあったが、彼はヲッカに売るつもりはないようだった。そんな店主には、ゆずとヲッカの関係と同様に、親しいロボット掃除機の存在があった。売り言葉に買い言葉で、互いの主人を守ろうとするロボット掃除機たちの様子に、店主は筆ペンの在庫を賭けることを宣言。そして、ロボット掃除機同士の熱い勝負が始まる。一方その頃、青梅川おめがはヲッカの帰宅を待たずに調理を開始していた。今日のメニューは、モツを使った中央アジア系の米料理「モツプロフ」。長時間かけて作り上げた料理を食べていると、ヲッカが倒れ込むように帰宅。その手には、筆ペンがにぎられていた。話を聞けば、筆ペンの代わりにゆずが奪われてしまったらしい。广は、文化的に交渉すればきっと大丈夫と、再度ヲッカを店主のもとへと向かわせるが、ゆずを取り戻すことは困難を極める。(六十六の膳「モツプロフ」、六十七の膳「白いバロディーヌ黒いソース」。ほか、8エピソード収録)

第8巻

广大脳子青梅川おめがと共に「遠距離彼女は赤方偏移する」の連載を始めてから5年が経っていた。連載終了が決まってからも、なかなかラストネームをまとめることができず、その作業はより一層困難を極めていた。その最終回がようやくまとまり、最後の原稿を仕上げることになった二人は、青梅川が花束のようにして持ってきた食材、アーティチョークを使って調理を始める。表面に付いている苦い物質のせいで、扱うにはゴム手袋が必要というこの特殊な素材を前に、食べると死ぬのではないかと心配しながら、二人は処理を進めていく。そこで广は、ずっと「サブカルくそ漫画」にこだわっていた青梅川が、商業誌で連載を始めることを決めた理由について切り込む。そして珍しく二人だけで行う調理の時間を楽しみ、广と青梅川はそれぞれ近づく終わりに思いを馳せる。(七十九の膳「アーティチョークのヘルアンドヘブン」。ほか、9エピソード収録)

登場人物・キャラクター

青梅川 おめが (おうめがわ おめが)

漫画家の广大脳子のもとで、チーフアシスタントを務めている女性。料理上手だが、カエルやスッポンを一から調理したり、肉のかたまりを風呂場で調理するなど、一般的な料理とは一線を画した調理法を得意とする。大学では水産学を学んでいたにもかかわらず、魚をさばけないという意外な一面を持っている。仕事が速すぎて、アシスタントとしてあまりにも有能なため、广の自宅でのさまざまな暴挙が許されている。漫画誌「うひょうひょ4コマ」で、3週連続で勝ち抜くとレギュラー連載を勝ち取れる読者投票のコンペに参加し、みごとにレギュラー連載を開始したが、無断でやめて逃走した過去を持つ。現在自作の漫画はWEBで公開している。广とは、彼女が青梅川おめが開催のオフ会に参加したことで知り合った。当時广はまだデビュー前だったが、直後に掲載された漫画がメガヒットとなり、一足飛びに人気漫画家の仲間入りを果たしたため、立場的に追い抜かれる形となった。その後、自分から广に猛烈なアタックを続け、アシスタントとして雇ってもらうことになり、現在に至っている。怖い話と長ネギ、タマネギが苦手。ちなみに青梅川の持つ謎の肩掛け鞄には、購入したさまざまな食材が入れられており、いつでも取り出せるようになっている。

广 大脳子 (まだれ だいのうこ)

プロの女性漫画家で、ロングヘアを床につきそうなほど長く伸ばしている。現在連載中の代表作「遠距離彼女は赤方偏移する」は、映画化が決定している。アシスタントの青梅川おめがと二人三脚でマンガを描いているが、仕事の進行が遅く、つねに締め切りに追われている。実はもともと青梅川の描く漫画の個人的なファンであり、彼女とは青梅川開催のオフ会に参加した際に知り合った。当時はまだデビュー前だったが、直後に掲載された漫画がメガヒットとなり、人気漫画家の仲間入りをすることとなった。その後、青梅川の猛烈なアタックにより、彼女をアシスタントとして雇うことになり、現在に至っている。土器集めが趣味。

ガルシア 太郎 (がるしあ たろう)

广大脳子と馬場ヲッカの担当編集者の男性。一番嫌なタイミングで仕事の進捗をうかがう電話をかけるため、特に广からは恐れられている存在。しかし時には、調子の出ない广を元気づけようと、プロレスラーのマスクをかぶり、「ザ・ダイスケ」と名乗って广の大好物であるウニを差し入れするなど、優しい一面もある。广とは、デビュー以来の付き合いだが、のちに退職を決意。ウィキペディアのおまかせ表示で出た場所へ行くという、あてのない旅に出ることを決めた。

馬場 ヲッカ (ばば をっか)

史上最年少で前々回の新人賞を受賞した駆け出しの男性漫画家。話作りに関しては才能が認められているが、作画に関しては目も当てられないほどヘタ。そのため、担当編集者のガルシア太郎を通して广大脳子を紹介され、彼女のもとでアシスタントをすることで、作画の腕を上げるための経験を積むことになった。小学5年生程度の見た目だが、実は23歳。ロボット掃除機のゆずとは、次第に心を通わせるようになり、もはや恋人同士のような、長年連れ添った夫婦のような微妙な関係を築くことになる。のちに、外国でマンガが評価されることとなる。雨男で、大事な時は必ず雨になるというジンクスがある。

煮瀞 (にとろ)

广大脳子のもとに臨時のアシスタントとしてやって来た男性。プロのアシスタントで、「最速の男」と評されるほどの実力の持ち主。昭和54年生まれで、埼玉でドジョウを捕る少年時代を送った。

誤留時 網 (ごるじ あみ)

广大脳子のもとに臨時のアシスタントとしてやって来た女性。非常に小柄な体形で、いつも兄の誤留時体の左肩に乗っている。言葉の通じない兄との意思疎通を図るために、犬笛を使っている。

誤留時 体 (ごるじ ぼでぃ)

广大脳子のもとに臨時のアシスタントとしてやって来た男性。鼻筋まで隠れる特殊なヘルメットをかぶっており、玄関から入れないほどの巨体で、つねに妹の誤留時網を左肩に乗せている。作画スキルに優れているが、言葉が通じない。妹の網とのみ、犬笛によって意思疎通が可能。

凪 無 (なぎ む)

ガルシア太郎の退職後、新たに广大脳子の担当編集者となった女性。銀髪のロングヘアで、ゴスロリテイストの服を身につけている。見た目は奇抜だが、編集者としては有能で、新しく担当することになった广の、原稿が遅いという問題の解決に乗り出す。待たされることを嫌がっているように見えて、実は待つのが大好きで、待っていると気持ちよくなってしまうという特異な体質の持ち主。ガルシアからプロレスラー用のマスクをゆずり受けて「ザ・ダイスケ」を踏襲し、担当作家のフォローに利用している。いっしょに暮らしている弟の凪幽をかわいがっており、優しいお姉ちゃんとしての一面を持つ。

瀬戸 ブルトン (せと ぶるとん)

广大脳子のもとに臨時のアシスタントとしてやって来た女性。実は誰もが知る超売れっ子漫画家。以前、「うひょうひょ4コマ」で掲載されていたことがあり、3週連続で勝ち抜くとレギュラー連載を勝ち取れる読者投票のコンペにおいて、2週連続で勝ち抜いた経験がある。しかし当時、同時期に突如現れた青梅川おめがに敗北し、3週連続勝ち抜きとはならなかった。その後、青梅川が勝ち取ったはずのレギュラー連載を無断でやめて逃走したことを知り、ばかばかしくなって別の出版社に移籍。結果的に、これがブレイクするきっかけとなった。最近になって广のもとで青梅川が働いていることを知り、アシスタントの砧を連れて、興味本位で潜入した。

(きぬた)

广大脳子のもとに臨時のアシスタントとしてやって来た女性。実は超人気漫画家の瀬戸ブルトンのアシスタントを務めており、瀬戸に協力するためにいっしょにやって来た。瀬戸が漫画家であることを广には秘密にしているにもかかわらず、瀬戸を「先生」と呼んだりとうっかりした一面がある。

ウ・パイロン

流しの漫画アシスタントとして、突然广大脳子の家を訪れた怪しい男性。知るはずのない作家の住所を知った理由を、闇売買で購入した作家のリストを持っているからだと言い張っている。その後も、ロボット掃除機専門家を名乗ったりして何かと广の家を訪れる。凪無からは、国際的詐欺師らしいとか、ただの广の大ファンであるなどさまざまな情報が入ってくるものの、どれも信ぴょう性は低く、謎が多い。

玉置 標本 (たまおき ひょうほん)

製麵フリークの男性。完全自作でおいしいラーメンを作ろうと考えた青梅川おめがに、助っ人として呼び出された。料理に関する実在のネットライター、玉置標本がモデルとなっている。

超限堂の店主 (ちょうげんどうのてんしゅ)

画材や額装の専門店「超限堂」の店主を務める気難しい老人。三角形のロボット掃除機を「婆さん」と呼び、妻のように扱っている。生産中止になった筆ペンの在庫を探しに来た馬場ヲッカに、筆ペンをかけた勝負を挑む。その際、自分のロボット掃除機とゆずを戦わせ、勝負に勝つが、筆ペンの在庫と引き換えにゆずを我が物にしてしまう。UFOが大好き。

凪 幽 (なぎ かすか)

凪無とそっくりの顔をした少年。無の弟で、無といっしょに暮らしている。学生のようだが、「学校は滅ぼした」「人間は嫌いだ」などの謎発言が多い。

ゆず

广大脳子が買ってきたロボット掃除機。日常的に掃除機として室内を掃除しているが、人工知能による対話モードが搭載されており、よくしゃべる。叩けば「痛い」と叫び、青梅川おめがが話をすれば、合いの手を入れたり返事をしたりするほか、ディープな知識を披露することもあり、もはやペット以上の存在となっている。次第に馬場ヲッカと心を通わせるようになり、もはや恋人同士のような、長年連れ添った夫婦のような絶妙な関係を築くこととなる。上部が開くと二本のアームが収納されており、手のように物をつかむことができるほか、下部には足やばねが収納されており、ジャンプすることも可能。なぜか壁を伝うこともできるなど、掃除機としての能力を超越している節もある。ほかにMP3の音源を再生したり、アタッチメントの装着で低温調理モードとなり、料理をしたりすることもできる。

その他キーワード

遠距離彼女は赤方偏移する (えんきょりかのじょはせきほうへんいする)

广大脳子が連載している漫画で、彼女の代表作。一人の男性を、並行世界の自分と取り合う女の子の数奇な運命を描いたファンタジー作品。主人公の女の子は毎回フラれるのが定番の流れとなっている。人気が高いことから、のちに映画化が決定する。

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