鬼灯さん家のアネキ

セクハラやイタズラが大好きな姉と、そんな姉のことが大好きな弟。少し歪んだ姉弟の関係を描いた日常ギャグコメディ。基本的に4コマ形式の構成になっているが、通常のストーリー形式で描かれる回もある。「ヤングエース」vol.1号(2009年7月発売)から2011年7月号にかけて連載された、五十嵐藍の初連載作品。続編として『鬼灯さん家のアネキ(+妹)』がある。2014年9月には実写映画化され、監督は今泉力哉、鬼灯ハル役を谷桃子が、鬼灯吾朗役を前野朋哉が演じた。

正式名称
鬼灯さん家のアネキ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
角川コミックス・エース・エクストラ(角川書店)
巻数
全4巻完結
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概要・あらすじ

鬼灯吾朗は、鬼灯ハルという血の繋がらない姉と一緒に暮らす高校生。一方のハルは、吾朗に対して度を超したセクハラやイタズラをするのが大好きという困った性格の持ち主だった。吾朗はそんなハルに振り回される日々を送っていたが、実は彼もハルのことを姉弟関係を超えて意識している超シスコンであった。互いに歪んだ性癖を持つ2人姉弟の日常は今日も続く。

登場人物・キャラクター

鬼灯 吾郎 (ほおずき ごろう)

鬼灯ハルの弟で高校1年生の少年。ハルとは血が繋がっていないが、家庭の事情により、両親とともに同じ家に暮らしている。血の繋がった楓という名の姉もいるが、こちらは家庭の事情により離れて暮らしている。なお、ハルのことは「姉貴」、楓のことは「姉さん」と呼び分けている。姉であるハルのことを異性として意識したり、ケータイの待ち受けに設定してしまうぐらいの超シスコン。 そのため、ハルから受けるセクハラやイタズラに悩まされつつも、強く否定できない部分がある。当初はシスコンであることを一応は否定していたものの、物語が進むにつれて感情も行動もどんどんエスカレートしており、完全に自覚するようになる。背が高く端正な顔立ちの持ち主だが、過去に引きこもりがちだった経験があり、ひ弱で軟弱。 美少女ゲームが好きで、妹もののアダルトビデオを所持している。好きな異性のタイプは姉そのもの。特技は10円玉を立てること。

鬼灯 ハル (ほおずき はる)

鬼灯吾朗の血の繋がらない姉で高校2年生の女子。外を歩けばナンパされるほど整った容姿を持ち、成績優秀。不良を軽く投げ飛ばし、険しい山道を笑顔で踏破できるぐらいに運動神経もいい。しかし、吾朗が自分のことを意識していることを知りつつも、セクハラやイタズラを仕掛けては喜ぶという悪癖の持ち主。しかもその内容は、「吾朗のベッドで全裸になって帰宅したところを出迎える」「襲われたと嘘をついて吾朗を不良集団にけしかける」など、常軌を逸しているような部分がある。 だが、こうしたイタズラをするのは吾朗に対してのみで、その他の対人関係はいたって普通。吾朗が自分の知らない女性と話しているのを見て呆然とするなど、少々ブラコンの気がある。

京子 (きょうこ)

鬼灯ハルのクラスメイトで、前髪をV字にカットした黒髪ショートカットが特徴の女子。中性的で整った顔立ちに加え、スレンダーな体型の持ち主。また私服ではラフな格好ばかりをしているため、男性と間違われることが多い。ハルと一緒にいるところを鬼灯吾朗に見られ、「姉の彼氏ではないか」と勘違いされてから敵視されている。本人はそんな男性的な自分の容姿が嫌いで、もっと女の子らしくなりたいと思っているがなかなかうまくいかない。 バレー部のキャプテンを務めており、同性からも人気が高い。

美咲 (みさき)

鬼灯ハルのクラスメイトで、前髪をヘアピンで留め、金髪ロングストレートの髪型をした女子。ハルの紹介で鬼灯吾朗と出会ってから一目惚れし、あの手この手で近づこうとしてくる。しかし、その関係の迫り方が尋常ではなく、ハルを含めて3人で遊んでいる時にハルに睡眠薬を盛って強引に2人きりになろうとしたり、昏睡させ全身を縛り付けてから強引に貞操を奪おうとするなど、一歩間違わなくても法に触れるレベル。 そういった諸々の行為の結果、吾朗のトラウマになりつつある。実はかなり裕福な家で育ったお嬢様。

芽衣子 (めいこ)

鬼灯ハルのクラスメイトの女子。基本的にいつもやる気なさげで何事も面倒くさがりな性格。しかし自分の好きなことや面白そうなことを見つけると全力で遊びにかかる。登場した頃の髪型は黒髪のパッツンロングだったが、のちに前髪パッツンのまま髪を後ろで1つにまとめる髪型に変わっている。なおコミックスに収録されているキャラクター紹介によれば、水野麻衣とキャラクターがカブるため髪型を変えたのが理由だという。 また名前が登場するまでは作者から「パツ子」という仮名が付けられていた。

水野 麻衣 (みずの まい)

鬼灯吾朗のクラスメイトの女子。パッツン前髪と軽くウェーブをかけた長い黒髪が特徴。身体が弱く、口数は少ない。またいつも気だるげにしている。しかし本人は病弱扱いされることを嫌うという非常に面倒くさい性格をしている。一方で、クラスメイトからは見た目は可愛いとされており、それなりに人気もある様子。当初は吾朗のシスコンぶりを見てドン引きするキャラクターだったが、吾朗の後ろの席に座っていることから何かと話すようになり、親睦を深めていく。 自分と違い、健康体の妹がいる。

(かえで)

鬼灯吾朗と血の繋がった28歳の姉。ぶっきらぼうでかなりサバサバした性格だが、本人なりに弟のことを気にかけている良き姉。しかし、家庭の事情で鬼灯ハルと入れ替わる形で吾朗たち家族と離れて一人暮らしをすることになった。このことからハルとの関係はあまり良好とはいえず、顔を突き合わせるたびに皮肉合戦を繰り広げ、吾朗をあたふたさせている。

夏樹 (なつき)

鬼灯吾朗が鬼灯ハルとともに母方の祖母の家に帰省した際、偶然出会った女の子。ハルをそのまま黒髪にしたような可愛らしい容姿に明るく快活な性格の持ち主。ハルが実家の手伝いで忙しい中、ブラブラしている吾朗と仲良くなり、徐々に距離を縮めていく。しかし、実はハルの母方のいとこであり、容姿だけではなく性格もハルにそっくりなイタズラ好きの女の子。 ハルと共謀して吾朗にイタズラを仕掛けていた。めちゃくちゃ怖い彼氏がいる。

桐原 浩介 (きりはら こうすけ)

鬼灯吾朗と同じ高校に通う3年生の男子。町でよそ見歩きをしていた吾朗とぶつかり、転んだ吾朗が足をくじいたため、妹の桐原あかりと一緒に家まで送ってくれた。これをきっかけに鬼灯姉弟と仲良くなる。他人が買ったばかりのゲームソフトを借りようとしたり、牛乳早飲み対決勝利するも鼻から牛乳を垂らしたまま勝ち誇ったりと、ちょっと人とズレているところがある。 また1学年下のあかりに勉強を教えてくれと問題集を渡されるも、問題文の漢字がそもそも読めないというほど残念な頭の作りをしている。芽衣子と付き合っている。

桐原 あかり (きりはら あかり)

鬼灯吾朗と同じ高校に通う同学年の女子。街で兄の桐原浩介と連れ立って歩いていたところ、兄と吾朗がぶつかり、吾朗が足をくじいていたため、兄と家まで送ることになった。これをきっかけに鬼灯姉弟と仲良くなる。吊り目がちな瞳でいつも無表情だが、バカな兄を気遣ったりするなど普通のいい子。吾朗とたまに遊んでいることで美咲から一方的に敵対視されている。 Fカップ。

書誌情報

鬼灯さん家のアネキ 全4巻 角川書店〈角川コミックス・エース・エクストラ〉 完結

第1巻

(2010年7月4日発行、 978-4048545068)

第2巻

(2010年10月4日発行、 978-4047155589)

第3巻

(2011年7月1日発行、 978-4047157354)

第4巻

(2011年12月2日発行、 978-4041200285)

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