あらすじ
江戸時代、逢坂総司郎は武士でありながら絵の道を志し、春画絵師として高い人気を誇っていた。だが、大名によって春画を描く行為は禁じられており、逢坂は処刑されることになってしまう。ところが、処刑される寸前、なぜか逢坂は現代の日本にタイムスリップ。締め切り寸前の連載漫画家、宮上裕樹の仕事場に現れてしまうのだった。現代の漫画を見て感動した逢坂は、その場で宮上に弟子入りを志願。あまりの事態に困惑する宮上だったが、成り行き上仕方なく逢坂をアシスタントとして仕事場に下宿させることになってしまうのだった。
メディア化
テレビドラマ
日本テレビ系 2021年7月27日より
■キャスト 逢坂総司郎:濵田崇裕(ジャニーズWEST) 宮上裕樹:今井隆文 丹内あたり:久保田紗友 緋村清人:森本慎太郎(SixTONES) 瀬戸水緒:長井短 鶯谷寛喜:高嶋政宏
登場人物・キャラクター
逢坂 総司郎 (あいさか そうじろう)
江戸時代後期を生きた武士の男。明和6年生まれで年齢は20代前半。逢坂家の次男として生まれるが、幼い日に見た龍と巫女の絵に感動し、絵の道を志すようになる。元服後も出仕することなく、家を出て絵の修業に明け暮れていた。そのうちに春画絵師として熱狂的な人気を誇るようになってしまうが、自分の表現したい絵にはまだまだ及ばないと苦悩している。そんな中、時の大名が春画を描く行為を禁じたため、処刑されることになる。しかし、処刑される寸前にタイムスリップし、現代日本の漫画家である宮上裕樹の職場に現れてしまう。そこで目にした現代の漫画に衝撃を受け、その技術を学ぶために宮上に弟子入りを志願。アシスタントとして宮上の職場に下宿することになる。
宮上 裕樹 (みやがみ ひろき)
36歳の男性漫画家。アニメ化などの大ヒット作には恵まれていないものの、13年前にデビューして以降、継続的に雑誌連載を持ち続けている中堅どころの漫画家であり、経験は豊富。突如として仕事場に逢坂総司郎が出現した事態に困惑するものの、連載の締め切りがせまっていたこともあって追い出すことができず、そのままなし崩し的に逢坂をアシスタントとして下宿させる羽目になってしまう。名前の由来は実在の漫画家、宮下裕樹。
書誌情報
武士スタント逢坂くん! 6巻 小学館〈ビッグ コミックス〉
第1巻
(2020-02-28発行、 978-4098605415)
第2巻
(2020-04-27発行、 978-4098605941)
第3巻
(2020-07-30発行、 978-4098606788)
第4巻
(2020-10-30発行、 978-4098607518)
第5巻
(2021-05-28発行、 978-4098608690)
第6巻
(2021-06-30発行、 978-4098610990)