アイショタ トゥウィンクリングメモリー

小学生の桜良刹那は、クラスメートから「お前なんかいらない」と言われ、学校へも行けなくなってしまう。そんなある日、学校をサボって公園のベンチに座っていた刹那に、アイドル事務所「ステラリウム」に勤める井田書幸一が声をかけた。井田書は、暗い顔で沈む少年をかわいそうに思ったのか、アイドルグループ「エトエル」のライブチケットを刹那にプレゼントした。翌日、ライブ会場を訪れた刹那は、アイドルたちの輝きと観客の熱狂に圧倒される。そしてこの日は、エトエルの初代センターの星宮翔太が卒業する日であった。彼の卒業を涙で惜しむ、チームメート、ファン、スタッフの姿を見て、「きっと世界中の人が星宮翔太を必要としているのだ」と感じる刹那。ライブ終了後、井田書に声をかけられた刹那は、「自分も誰かに必要とされる存在になりたい」と、アイドルを目指す決意を伝えた。井田書は、実はエトエルのマネージャーであった。こうして見いだされた刹那は、努力を重ねてステラリウムのオーディションに合格。のちにエトエルのリーダーとなり、完璧なアイドルを目指すことになる。