アリーズ

現代の日本に転生したギリシャ神話の神・ベルセフォネーを中心に繰り広げられる愛憎入り混じった戦いを描くファンタジー漫画。一話目は元々読み切りとして書かれたため、二話目以降と一部設定が異なっている部分がある。ギリシャ神話を下地にしているが、作者によるアレンジ要素も多い。サブタイトルは「復活の星座宮」や「謀略の星座宮」など、共通して「○○の星座宮」という風になっており、また単行本にもそれぞれ同様のサブタイトルが付けられている。続編『アリーズII〜蘇る星座宮〜』や過去編『アリーズZERO〜星の神話〜』なども連載されている長編であり、冬木るりかの代表作。

正式名称
アリーズ
ふりがな
ありーず
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
プリンセスコミックス(秋田書店) / 秋田文庫(秋田書店)
巻数
全10巻完結
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概要・あらすじ

聖和学園高等部に通う少女・佐倉亜理沙はクラスメイトの天野翔と頻繁に口喧嘩を行うものの、ごく普通の平穏な日々を過ごしていた。しかし、ある時から亜理沙は自分を狙った事件に遭遇するようになる。何度か危機に瀕するものの、その都度、亜理沙は翔によって助けだされる。実は翔はギリシャ神話の冥福の神・ハデスが転生した生まれ変わりであり、亜理沙はハデスの妻・ベルセフォネーの生まれ変わりであった。

同時期に全知神・ゼウスを始めとする神代の神々も転生を果たしており、亜理沙が遭遇する事件は彼女を手に入れようとするゼウスによるもの。前世のベルセフォネーとしての記憶が戻っていない亜理沙だが、転生を果たした神々にとっては非常に重要な鍵となっており、彼女を護るためハデスもまた戦いに身を投じていくのだった。

登場人物・キャラクター

ベルセフォネー

豊穣の女神・デメテルの娘であり、冥府の神・ハデスの妻であった女神。元気が良く、ややお転婆。幼いころにデメテルに会いにきたハデスと遭遇し、彼に思いを寄せるようになる。その後、ゼウスにオリンポスに来るよう言われるが、それを拒否してハデスに嫁いでしまう。その後ゼウスの部下であるヘルメスの策によりオリンポスへと連れ戻されてしまい、ハデスに救出されるが、その後すぐにゼウスの妻・ヘラに刺されて死亡する。 現世では有名な占術師の娘に転生したが、前世の記憶を全く覚えておらず、クラスメイトの天野翔がハデスであることに気がついていない。しかし、自分のことを命がけで護ってくれるハデスに前世の記憶とは関係なく思いを募らせていく。 ゼウスやレアからは現世に神々の時代を復活させる鍵だと言われており、その為にたびたび神々からの襲撃を受ける。ギリシャ神話の女神・ベルセフォネーをモデルとしている。

ハデス

神々の時代では冥府を支配していた神。ベルセフォネーの夫。雷と暗闇を操る能力を持っており、その力は最高神である兄弟・ゼウスに匹敵するほど。ぶっきらぼうだが心根は優しい。現世ではベルセフォネー・佐倉亜理沙のクラスメイトであり、彼女に前世の記憶が戻っていないことを知りつつも無理に思い出させようとせずに見守っている。 前世でベルセフォネーのことを護りきれなかったことを深く後悔しており、彼女を護るために戦いに身を投じていく。ギリシャ神話の神・ハデスをモデルとしている。

ゼウス

神々の時代で天空と大気を支配していた最高神。ハデス、ポセイドンとは兄弟。好色家であり、そのせいで嫉妬深い妻・ヘラの怒りを買うこともしばしば。現世では作曲家という表の顔を持っている。前世、現世においてベルセフォネーの持つ力を手に入れようとしており、ハデスと対立する。 ギリシャ神話の神・ゼウスをモデルとしている。

ヘラ

ゼウスの妻。非常に嫉妬深い性格であり、前世においてベルセフォネーを殺害する。現世では歌手という表の顔を持っている。ゼウスに見捨てられることを恐れており、彼が手に入れようとしているベルセフォネーを再び亡きものにしようと考えている。ギリシャ神話の女神・ヘラをモデルとしている。

ポセイドン

ハデス、ゼウスの兄弟である海を支配する神。現世では大財閥の息子に転生している。前世においてゼウスの策により海へと追いやられたことに怒っており、自らが最高神になるために行動を起こす。水を操る能力を持つ。ギリシャ神話の神・ポセイドンをモデルとしている。

ヘルメス

商業を司る神。ゼウスに絶対的な忠誠を誓っている。力は弱いものの頭の回転は速く、前世においてもハデスを出しぬいてベルセフォネーをオリンポスへと連れ帰った功績がある。現世においてもゼウスの腹心であり、彼の指示にしたがい、ベルセフォネーを再びゼウスの元へ連れ帰ろうとする。 転生後の名前は麻宮。ギリシャ神話の神・ヘルメスをモデルとしている。

アポロン

ゼウスの息子であり、太陽を司る神。無邪気でいたずらが好きとやや子供っぽいところがある。現世でも少年の容姿をしており、名前は紫城輝。佐倉亜理沙・ベルセフォネーの後輩。ゼウスから溺愛されており、彼のことは嫌いではないものの面倒臭がっている。何かとハデスに協力することが多い。 自分や他人を瞬間移動させる力を持つ。ギリシャ神話の神・アポロンをモデルとしている。

デュオニソス

ゼウスの分身である暗黒神。強大な力を持ち、性格も非常に残酷。前世でゼウスの死亡後にレアによってオリンポスの主神となる。ゼウス同様にベルセフォネーを狙っており、ハデスと激しい戦いを繰り広げることになる。ギリシャ神話の神・デュオニソスをモデルとしている。

レア

ゼウス、ハデス、ポセイドンの三兄弟の母。現世では幼女の姿をしている。オリンポスの神々からは教母様と呼ばれており、ゼウスを操りベルセフォネーを手に入れ、現世を再び神々の時代に戻そうと画策している。ギリシャ神話の神・レアをモデルとしている。

デメテル

豊穣の女神。前世においてはベルセフォネーの母親であったが、現世では佐倉亜理沙の叔母として転生している。前世で娘を護れなかったことを深く後悔しており、亜理沙を護るためにかつての恋人であったハデスをも殺そうとするなど、逸脱した行動を取る。ギリシャ神話の神・デメテルをモデルとしている。

書誌情報

アリーズ 全10巻 秋田書店〈秋田文庫〉 完結

第1巻

(2007年11月発行、 978-4253177375)

第2巻

(2007年11月発行、 978-4253177382)

第3巻

(2008年2月発行、 978-4253177399)

第4巻

(2008年2月発行、 978-4253177405)

第5巻

(2008年5月発行、 978-4253177412)

第6巻

(2008年5月発行、 978-4253177429)

第7巻

(2008年8月発行、 978-4253177436)

第8巻

(2008年8月発行、 978-4253177443)

第9巻

(2008年10月発行、 978-4253177450)

第10巻

(2008年10月発行、 978-4253177467)

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