ウルトラマン超闘士激伝

バンダイの玩具とカードダスを中核にメディアミックス展開が行われた『ウルトラマン超闘士激伝』のコミカライズ版。特撮作品『ウルトラマン』シリーズをベースに、独自解釈による世界が構築された。コミックは4部から成り立ち、3部「ゴーデス編」と4部「エンペラ星人編」の間にあたる物語「ツイフォン編」はOVAで発表された。また2014年からネット掲載で新作『ウルトラマン超闘士激伝新章』の連載が開始された。

正式名称
ウルトラマン超闘士激伝
ふりがな
うるとらまんちょうとうしげきでん
原作者
瑳川 竜
作画
ジャンル
バトル
レーベル
少年チャンピオンコミックス エクストラ(秋田書店)
巻数
既刊2巻
関連商品
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あらすじ

第1巻

ウルトラ戦士たちの活躍により、宇宙が平和統合されて数十年。光の国では、各惑星の親善をかねて、第一回銀河最強武闘会が開催されることになった。出場選手の一人であったウルトラマンは、レッドキングなどの強豪を次々と打ち倒し、決勝戦ではかつて敗北を強いられた強敵であるゼットンと対峙する。科学特捜隊から装鉄鋼を受け取り闘士となったウルトラマンは、試合を優勢に運ぶが、ゼットンは覆面の男から受け取っていたハイパーカプセルを使い、ハイパーゼットンへと変貌。ウルトラマンは一転して苦境に追い込まれるが、スペシウム超光波を放ち辛くも勝利する。しかしこの戦いは、大会にまぎれ込み情報収集をしていた、血と暴虐を好むメフィラス大魔王とその配下である鋼魔四天王との戦いの前哨戦に過ぎなかった。彼らが差し向けた刺客であるガッツ星人の手によりウルトラセブンは敗れ、生命力を奪う檻へと封じられてしまう。ウルトラマンは親友ウルトラセブンを救うための手段を求めて、科学特捜隊のメンバーと共にキング星へと向かう。一方、これを好機と見たメフィラス大魔王は、鋼魔四天王を伴い、ウルトラマンが不在のウルトラの星に向けて進撃を開始するのだった。

第2巻

 ウルトラマンと科学特捜隊は、ウルトラマンキングからウルトラセブンを救う鍵となるダイモード・クリスタルを受け取る。しかしその喜びもつかの間、ウルトラの星はメフィラス大魔王鋼魔四天王の手により壊滅的な被害を被っていた。駆けつけたウルトラ戦士たちに対して、バルタン星人は多数のPsy-バルタンを差し向け、鋼魔四天王はウルトラの星から脱出し、荒野の星へと居場所を移す。しかしそこには、はぐれ戦士として知られるウルトラマングレートが待ち受けていた。さらに、ゾフィーに促されたウルトラ戦士たちも、彼にPsy-バルタンの殲滅を託すと、鋼魔四天王と対峙する。激戦の末、ウルトラマングレートはマグナムシュートでバルタン星人を破り、ウルトラマンジャックも相打ち覚悟の特攻でザラブ星人を撃破する。ウルトラマンタロウもまた、ケムール人との戦いで新たな力の片鱗を見せるが、力及ばず倒れてしまう。しかしそこに、旅から帰還したウルトラマンが参戦。ケムール人とダダを打ち倒し、メフィラス大魔王と1対1の戦いに臨む。メフィラス大魔王はゼットンと同様にハイパー化を果たし、ウルトラマンを圧倒する。しかしそこに、ダイモード・クリスタルによって復活したウルトラセブンが駆けつける。ウルトラセブンは装鉄鋼をまとって闘士へと姿を変え、ウルトラマンと連携。見事メフィラス大魔王を退けるのだった。

第3巻

 ウルトラマンたちの活躍によって平和を取り戻し復興を果たした光の国では、第二回銀河最強武闘会が執り行われていた。参戦者の中にはかつてウルトラマンに敗れたメフィラス大魔王の姿もあったが、いまや彼に邪悪な野望はなく、純粋な闘志からウルトラマンとの再戦を熱望していた。ほかにも、「ミスターサンタ」の偽名を名乗ったウルトラの父やウルトラマンエースの打倒に燃えるエースキラーなどが参戦。ウルトラ戦士、宇宙人、怪獣たちが持てる力を発揮し、試合は白熱していく。しかし、参加者の一人であった怪僧マザロンは、命を賭けなければ意味がないと大会の主催者であるヤンドに超電磁フィールドの導入を進言し、ヤンドもこれを承諾する。これによって大会の雰囲気は一変し、ウルトラセブンは試合の放棄を宣言。かくしてベスト4には、ウルトラマンとメフィラス大魔王、エースキラー、そして怪僧マザロンが名を連ねた。そして、ここにいたって怪僧マザロンが本性を現し、銀河最強武闘会を利用してウルトラ戦士たちをみな殺しにする計画を暴露する。エースキラーを一撃で倒した怪僧マザロンは、さらに拘束用に身につけていた装鋼鉄を外して本来の力を発揮し、ウルトラマンすら圧倒する。怪僧マザロンの脅威を認めたメフィラス大魔王は、ウルトラマンと決勝戦を戦うために、彼とタッグを結成。力を合わせて怪僧マザロンとの死闘に挑む。

第4巻 

ウルトラマンメフィラス大魔王のコンビネーション攻撃で窮地に陥った怪僧マザロンは、先んじてリングの下に超空間時限爆弾と呼ばれる破壊兵器を仕込んでおり、自分もろとも会場の全員をみな殺しにしようと目論む。これに対抗するため、ウルトラマンはメフィラス大魔王から受け取ったハイパーエネルギーを利用し、会場に仕掛けられた爆弾ごとテレポートを行う。この影響で力を失ったウルトラマンは怪僧マザロンの猛攻を受けるが、メフィラス大魔王を死なせたくないという強い思いから超闘士として覚醒。すさまじい力を発揮し、ついに怪僧マザロンを倒す。しかし、ウルトラマンはその反動で命を失い、復活のためにプラズマスパークの中で3年のあいだ留まらざるを得なくなる。これを好機と見たヤンドは首領ヤプールの正体を現し、全銀河を征服するために軍団を差し向ける。ウルトラマン不在の状態で彼らの対処を強いられる中、メフィラス大魔王はウルトラマンタロウを鍛え上げ、共にヤプール軍団に対抗することを決意。ほかのウルトラ戦士たちや闘士五獣士なども立ち上がり、ここにヤプール大戦が幕を開ける。ウルトラマンにすら匹敵する力を得たウルトラマンタロウとメフィラスは、旅の中で仲間に加わったブラックピジョンを伴い、首領ヤプールの本拠地であるメビウス星に乗り込む。しかし、そこで待ち構えていたスフィンクスは、奥へ向かうにはメビウスの鍵と呼ばれる秘宝が3つ必要であること、そして中枢から帰ることが非常に困難である事実をつきつける。ウルトラマンタロウは、優れた帰巣本能を持つブラックピジョンに対し、ウルトラ戦士たちへの伝言を託す。 

第5巻 

ウルトラ戦士と怪獣軍団は、ブラックピジョンからもたらされた情報をもとにメビウスの鍵の奪取に成功する。そして、バラバを倒して朱の鍵を入手したゼットンと、ウルトラマンジャックに化けていたアンチラ星人の罠を打ち破り、蒼の鍵を得たウルトラセブンとアプラサールから翠の鍵を託されたウルトラマンエースとエースキラーが駆けつけ、ウルトラマンタロウメフィラス大魔王と合流し、首領ヤプールの潜む空間へと乗り込む。ウルトラマンタロウとメフィラス大魔王は、立ちはだかるジャンボキングをウルトラセブンたちに任せ、いよいよ首領ヤプールの待つ「輝きの間」へと足を踏み入れる。しかし首領ヤプールの力は圧倒的で、ウルトラマンタロウとメフィラス大魔王が力を合わせても、対抗するのがやっとだった。首領ヤプールはさらに、メフィラスを痛めつけることでウルトラマンタロウを超闘士に覚醒させ、超闘士唯一の弱点である3分間の時間制限を耐え抜こうと目論み、これを成功させる。対してメフィラス大魔王は、ジャンボキングを倒して駆けつけたウルトラセブンたちと共に、あえて首領ヤプールの力を解放させて自爆するように仕向けようとするが、首領ヤプールの猛攻の前に、たちまち危機に瀕する。万事休すと思われたその時、ウルトラマンタロウはプラズマスパークで療養しているウルトラマンから、テレパシーによる激励を受け、ウルトラホーンを利用することで無制限に超闘士の力を引き出す術を会得する。超闘士ウルトラマンタロウと、テリブルゲートの力を受けることで自爆を免れさらなる強化を果たした首領ヤプールの一騎打ちが、ここに幕を開ける。

第6巻 

ヤプール大戦の終結から3年後。光の国では、第三回銀河最強武闘会が開催される。ウルトラマンタロウメフィラス大魔王は、プラズマスパークで復活を果たしたウルトラマンとの試合を待ち望み、ほかのウルトラ戦士や怪獣たちも、それぞれの決意を胸に大会に臨む。予選が終わり、第二回銀河最強武闘会を勝ち進んだ強豪たちのほか、仮面騎士と名乗る謎のウルトラ戦士やパワード流と呼ばれる格闘術をあやつるウルトラマンパワードとその弟子たち、そしてウルトラマンキングに変装していたウルトラマンがベスト16に進出する。その後も試合はつつがなく行われ、第二回大会のような惨劇は発生しないと思われた。しかし、今まで正々堂々と戦っていたウルトラマンパワードが、準決勝の対戦相手となった仮面騎士に対し、突如ラフファイトを仕掛ける。ウルトラマンパワードの変貌にウルトラ戦士たちは驚愕するが、彼の目的は仮面騎士の正体を晒すことにあった。仮面騎士の正体は宇宙の悪魔と呼ばれるゴーデスがウルトラマングレートの肉体を乗っ取った姿で、ゴーデス細胞を用いて戦士たちのエネルギーを吸収し、魔神と呼ばれる存在を目覚めさせようとしていたのである。超闘士となったウルトラマンタロウと、ウルトラクラウンを得てさらなる力を得たウルトラマンは、ウルトラマンパワードに共闘を持ちかける。しかしウルトラマンパワードはこれを拒否し、一人でゴーデスに立ち向かっていくのだった。

第7巻 

魔神の復活を目論むゴーデスは、部下のゴーデス五人衆に対し、強力な戦士のエネルギーを差し出すよう命ずる。ウルトラマンと、宇宙の危機に駆けつけたウルトラマン80、そしてウルトラマンジョーニアスは五人衆を打ち破り、魔神が封印された地へとたどり着く。しかしゴーデスは、卑劣なだまし討ちでウルトラマンタロウを戦闘不能に陥れ、そのエネルギーを利用することでついに海魔神コダラーを復活させる。ゴーデスは海魔神コダラーを従えようと試みるが、海魔神コダラーは命令をまったく受けつけない。さらに海魔神コダラーと対をなす空魔神シラリーが現れ、絶命光線でゴーデスの命を奪い、海魔神コダラーと共に破壊の限りを尽くそうとする。ウルトラマンはこれを止めようとするが、ウルトラクラウンを砕かれ、重傷を負ってしまう。そこに復活を果たした鋼魔四天王が駆けつけて二匹を止めようとするが、実力の差は歴然だった。しかし、そのスキを突いたウルトラマンパワードが超能力を送り込んだことで、二匹は同士討ちを行い、やがて活動を停止する。こうして銀河の壊滅は防がれたかに見えたが、漁夫の利を得ようと目論むササヒラーとヤメタランスの横やりによって、二匹の魔神が融合を果たし、究極魔神シーダが誕生してしまう。ウルトラ戦士やメフィラス大魔王たちは究極魔神シーダを倒すため出撃し、ウルトラの父もまた、光の国最強の兵器とされるウルトラキーの封印を解くことを決意する。

第8巻 

ウルトラ戦士たちは、究極魔神シーダや彗星戦神ツイフォンとの戦いを制するが、その代償としてメフィラス大魔王を失ってしまう。ウルトラマンウルトラマンタロウは悲しみに暮れるが、そんな中、エンペラ星人の率いる軍団がウルトラ三大秘宝を狙って各地を襲撃する。ウルトラ戦士たちはこれを迎え撃ち、その中にはウルトラマンネオスウルトラセブン21の姿もあった。彼らと合流したウルトラマンは、幹部の一人である陸軍参謀ザム星人を倒し、超光速銀河遊撃艇スターフェニックスを起動。ウルトラマンネオス、ウルトラセブン21と共に銀河遊撃隊を結成する。しかし、海軍参謀バルキー星人の仕掛けた陽動作戦によって、三大秘宝の一つであるウルトラベルがエンペラ星人の手に落ち、さらに宇宙参謀ブラック指令と暗黒司祭ジェロニモンの仕掛けたデストホーンでウルトラセブン21が洗脳され、ウルトラキーまでもが奪われてしまう。ウルトラマンネオスは単身で出撃し、ウルトラセブン21を救うために命を懸けて説得を行う。その結果、洗脳が徐々に弱まっていくものの、手にしていたウルトラキーを発射されてしまう。しかしそこにウルトラミラーを携えたウルトラマンが現れ、ウルトラマンネオスを救う。さらに、それぞれの銀河で戦っていたウルトラマンタロウ、ウルトラセブン、ウルトラマンエース、ウルトラマングレートも駆けつけ、戦局は一気に逆転する。正気を取り戻したウルトラセブン21はウルトラマンネオスと共に宇宙参謀ブラック指令を倒し、暗黒司祭ジェロニモンを追い詰めるが、そこにエンペラ星人の幻影が現れる。

登場人物・キャラクター

ウルトラマン (ウルトラマン)

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の男性。歴戦の戦士で、冷静で穏やかな心と熱く激しい闘志を併せ持ち、宇宙警備隊の中でも最強と名高い。科学特捜隊から送られた装鉄鋼を装着することで「闘士ウルトラマン」となり、ゼットンやメフィラス大魔王と戦い、勝利をつかんだ。第二回銀河最強武闘会では、怪僧マザロンとの戦いの中で超闘士として覚醒するも、その反動に耐えきれず命を落とす。しかし、ウルトラマンキングの導きによってプラズマスパークと接触し、3年の月日をかけて肉体を再構築して蘇った。また、ウルトラマンタロウと首領ヤプールの戦いでは、プラズマスパークの中からウルトラマンタロウにテレパシーで激励し、彼がウルトラホーンの力を解放した事で真の超闘士に覚醒するきっかけを作った。のちにウルトラクラウンやデルタスターといった強力なアイテムの恩恵によって、ウルトラホーンを持たずに超闘士の力を長時間引き出せるようになる。さらに、究極魔神シーダ、彗星戦神ツイフォンなどの強敵を次々と打ち破った功績により、銀河遊撃隊の隊長に任命された

ウルトラマンタロウ (ウルトラマンタロウ)

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の少年で、ウルトラの父の息子。ウルトラマンにあこがれを抱いており、彼のようになりたいと強く願っている。また、メフィラス大魔王に弟子入りしてからは、彼にも強い敬意を抱くようになる。戦士としては主に精神的な未熟さを指摘されており、感情の起伏が激しいものの心優しく、情に流されることもしばしばある。しかし、実力で大きく上回るケムール人に立ち向かい、彼を驚愕させるほどの力を発揮するなど、優れた資質を感じさせることも少なくない。第二回銀河最強武闘会では装鉄鋼を装着することで「闘士ウルトラマンタロウ」となり、ウルトラマンが命を落としたあとは彼に代わる戦闘面の切り札としてメフィラス大魔王に見出され、厳しい修行の末に潜在能力を引き出されて超闘士として覚醒する。首領ヤプールとの戦いでは、彼と互角に渡り合うほどの力を発揮するものの、ウルトラマンと同様に長いあいだ超闘士の力を引き出せば、その反動で命を落とす弱点を突かれて一度は敗北する。しかし、プラズマスパークの中で肉体を再構成していたウルトラマンからの激励を受けることで奮起。ウルトラの父ゆずりのウルトラホーンにエネルギーを蓄え続けることによって、長時間超闘士の力を引き出したまま戦えるようになり、その力をもって首領ヤプールに勝利した。エンペラ星人の軍勢との戦いの際には、東銀河を守護する隊長格・守護闘士に任命され、「守護闘士ウルトラマンタロウ」と名乗るようになる。

ウルトラセブン (ウルトラセブン)

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の男性。ウルトラマンの親友で、彼に匹敵するパワーを持つといわれている。第一回銀河最強武闘会ではウルトラマンの優勝を見届け、彼に追いつけるようにと決意を新たにするが、控室に戻った際にメフィラス大魔王に雇われたガッツ星人にクルスガンで銃撃され、エネルギー吸収フィールドに封印されてしまう。しかし、ウルトラマンがウルトラマンキングから受け取ったダイモード・クリスタルによって復活を果たし、装甲鋼を得て「闘士ウルトラセブン」となり、メフィラス大魔王に苦戦するウルトラマンの救援に駆けつけた。ヤプール大戦においては、ノタニー博士の開発したホーク・ウェポンを使いこなし、アンチラ星人やジャンボキングを倒している。エンペラ星人の軍勢との戦いの際には、北銀河を守護する隊長格・守護闘士に任命され、「守護闘士ウルトラセブン」と名乗るようになる。

メフィラス大魔王 (メフィラスダイマオウ)

平和を好むメフィラス星人の中に生まれた悪の異端児。好戦的な性格の男性で、修行の末に強大な戦闘能力を身につけた。さらに特殊なテレパシーを自在にあやつり、敵に気取られずに作戦を共有することもできる。宇宙を再び戦乱の時代にしようと企み、第一回銀河最強武闘会ではゼットンをそそのかしてウルトラ戦士たちの力量を調査し、のちに鋼魔四天王を率いてウルトラの星を襲撃する。ウルトラ戦士随一の力を持つウルトラマンとの戦いでも優位に立ち回ったが、復活を果たしたウルトラセブンの参戦によって敗北する。それからは邪悪な野望を捨て、ウルトラマンとの決着をつけることを目指すようになる。第二回銀河最強武闘会ではウルトラマンとの再戦を望み、堂々と姿をさらして出場し、ウルトラの父を下して準決勝まで勝ち進む。怪僧マザロンが暴走した際に、かつてメフィラス大魔王自身が壊滅的な被害を及ぼした故郷をウルトラマンが復興させたことを知り、怪僧マザロンを倒すために共闘する。ウルトラマンが力尽きたあとは、首領ヤプールに立ち向かうためにウルトラマンタロウを弟子に取り、彼が超闘士へ覚醒する手助けを行った。ウルトラマンタロウとはその際に固い絆で結ばれ、強く尊敬されることとなる。彗星戦神ツイフォンとの戦いの中で命を落とすが、エンペラ星人との戦いの際に幻影となって現れウルトラマンを激励するなど、その影響力はウルトラ戦士たちの中に強く残っている。

ノタニー博士 (ノタニーハカセ)

本名はウルキュース・ノタニー。白髪の老人で、銀河最強武闘会の解説者を務める。お調子者のギャグキャラで、『ウルトラマン』シリーズのマニアを自称するが、怪獣大百科などに頼る姿を見るとイマイチ信用できない。実は銀河ノーゲル賞を取った宇宙物理工学の天才で、ホーク・ウェポンの設計や重装鉄鋼を開発し、ウルトラ戦士の危機を助けている。

ヤプール (ヤプール)

ヤプール次元の支配者として君臨している男性で、ヤプール次元におけるウルトラ戦士的な存在。住人たちにとっての希望の象徴でもあり、彼らからは首領ヤプールと呼ばれている。崩壊を迎えようとしているヤプール次元とその民を救うために、テリブルゲートと呼ばれる門を開き、ウルトラ戦士たちの住む宇宙をヤプール次元に変化させようとしている。その障害となるであろう超闘士の存在を懸念しており、その正体を突き止めて可能ならば葬り去るため、ループ星人のヤンドと名乗って第二回銀河最強武闘会を開催し、参加者として部下である怪僧マザロンを差し向けたり、彼と共謀してリングに超電磁フィールドや超空間時限爆弾といった破壊兵器を仕込んだ。怪僧マザロンとの戦いで超闘士となったウルトラマンが命を落とした様子を見届けると、脅威となる者は現れないことを確信し、超獣を率いてヤプール大戦を引き起こす。超闘士に覚醒したウルトラマンタロウに激闘の末に敗れ、その際に発生した事故でヤプール次元が消滅寸前にまで陥り、首領ヤプール自らも命を絶たれることを望むが、ほかならぬウルトラマンタロウの手によって崩壊を免れる。敵でありながら故郷を救ってくれた彼に対して礼を言いつつ、まっとうな方法で再建することを約束すると、腹心のスフィンクスと共にヤプール次元へと帰って行った。

ゴーデス (ゴーデス)

宇宙が生んだ絶対悪を自称する、凶悪な宇宙生命体の男性。魔神と呼ばれる復活を目論んでおり、そのためのエネルギーを確保すべく、ウルトラマングレートの体を乗っ取り「仮面騎士」を名乗って第三回銀河最強武闘会に出場する。しかし、ウルトラマンパワードとの戦いにおいて仮面を砕かれ、その正体をさらされる。純粋な戦闘能力は、超闘士となったウルトラマンやウルトラマンタロウに及ばないが、ゴーデス細胞と呼ばれる極小細胞をあやつることであらゆる生命体のエネルギーを吸収する能力を持つ。吸い取った出場者のエネルギーで海魔神コダラーをよみがえらせようと企むが、完全な復活には至らず、さらなるエネルギーを求めてゴーデス五人衆を銀河に派遣する。ウルトラマンタロウに居場所を突き止められ再戦するが、ウルトラマングレートの姿を利用しただまし討ちで返り討ちにし、彼のエネルギーを利用することで海魔神コダラーの復活に成功する。しかし制御できずに半殺しにされ、さらに呼応して現れた天魔神シラリーの絶命光線を浴びて死亡する。なお、乗っ取られたウルトラマングレートの身体はかろうじて無事で、プラズマスパークの加護を受けたことで回復した。

究極魔神シーダ (キュウキョクマシンシーダ)

『ウルトラマン超闘士激伝』の第3部に登場する破壊神。ゴーデスの策謀によって蘇った天魔神シラリーと海魔神コダラーが、相討ちした末に融合して生まれた究極の破壊神。上半身がシラリー、下半身はコダラーとなっており、2体に分離することもできる。闘士タロウパワードGの力によってデルタスターを手に入れた闘士マンの力で消滅する。

ウルトラマンネオス (ウルトラマンネオス)

彗星戦神ツイフォンとの戦いのあとに新たに配属された、宇宙警備隊の少年。若手の中でも実力はNo.1といわれており、生真面目な性格ながらも内心では自分の力に自信と誇りを持っている。ウルトラセブン21と共にウルトラキーが隠されたセントール星の警備を任され、陸軍参謀ザム星人の率いるメタルモンスの大軍を迎え撃った。のちに新たに結成された銀河遊撃隊に編入され、装甲鋼を授かり「闘士ウルトラマンネオス」となる。ウルトラセブン21とは親友の間柄だが、彼からは劣等感を抱かれていた。それに目をつけた宇宙参謀ブラック指令と暗黒司祭ジェロニモンによって洗脳されたウルトラセブン21を救い出すため、ウルトラキーを携えた彼に単身で戦いを挑み、身体を張って説得する。さらにその中で、ウルトラセブン21と競い合ったからこそここまで強くなれたと主張し、その結果、デストホーンの呪縛から彼を解放することに成功する。

ウルトラセブン21

彗星戦神ツイフォンとの戦いのあとに新たに配属された、宇宙警備隊の少年。血気盛んな性格だが、いささかお調子者なところがある。ウルトラマンネオスとは親友の間柄で、力を競い合うライバル関係でもあるが、内心では彼に追いつけないと思い込んでいる。ウルトラマンネオスと共にセントール星に派遣され、陸軍参謀ザム星人の率いるメタルモンスの大軍を迎え撃つが、その際もウルトラマンネオスほどの戦果を挙げられず、焦りを見せていた。その後、銀河遊撃隊に編入され、装甲鋼を授かったことで「闘士ウルトラセブン21」となる。しかし、宇宙参謀ブラック指令と暗黒司祭ジェロニモンによってデストホーンを取り付けられ、洗脳されたうえにウルトラキーの奪取に利用されてしまう。さらに、ウルトラミラーの出現を促すために、水星をウルトラキーで狙撃されかける。しかし、駆けつけたウルトラマンネオスから身体を張った説得を受け、デストホーンの呪縛から解放されると、彼と力を合わせて宇宙参謀ブラック指令を打ち倒した。

エンペラ星人 (エンペラセイジン)

EXキューブを悪用して、銀河を支配しようと企む宇宙人の男性。暗黒司祭ジェロニモンと、陸軍参謀ザム星人、海軍参謀バルキー星人、宇宙参謀ブラック指令を従えている。ウルトラの星の秘宝である、ウルトラキー、ウルトラミラー、ウルトラベルを手に入れようと策謀しており、メタルモンスの大群を繰り出して、銀河侵略を開始した。部下たちにはある程度寛容で、参謀たちによる手柄争いを容認したり、暗黒司祭ジェロニモンが危機に陥った際には幻影となって現れ、救出している。なお、本作『ウルトラマン 超闘士激伝 完全版』ではウルトラ戦士たちと戦うことはなく、エンペラ星人との決着は『ウルトラマン 超闘士激伝 新章』に持ち越されている。

宇宙参謀ブラック指令 (うちゅうさんぼうぶらっくしれい)

エンペラ星人に仕えている宇宙人の男性。エンペラ星人の配下の中では最も地球人に近い容姿をしているが、手に携えている水晶玉こそが本体で、肉体と思われている部分は行動用の義体に過ぎない。卑劣な策謀を好んでおり、海軍参謀バルキー星人がウルトラベルを奪取した際には、陰で暗黒司祭ジェロニモンが手を貸していたことを見抜き、彼に対してウルトラキーとウルトラミラーを同時に奪取する作戦を持ち掛ける。ウルトラセブン21をデストホーンであやつり、彼にウルトラキーを持ち出させると、水星をウルトラキーで狙撃させることを宣言し、それを阻止するためにウルトラミラーを使わざるを得ない状況を作り出した。しかし、ウルトラマンネオスの命を懸けた説得によって、ウルトラセブン21がデストホーンから解放されたことで目論見は崩れ去る。さらに、あやつられたことを激怒したウルトラセブン21からヴェルザードによる一撃を受け、水晶玉を破壊されたことにより全身が溶解するという末路をたどった。

バランガ

毒ガス幻影怪獣「バランガス」の姿を象った邪生鋼が、奇怪宇宙人「ツルク星人」を取り込むことで誕生したゴーデス五人衆の一人。精神に作用する毒ガスを発生させること可能で、それを吸った相手の意識を奪うことができる。名誉欲の強い性格で、ほかのメンバーに対して、魔神復活のために強い闘士を捕らえた者を五人衆の筆頭にすることを提案する。そのうえで、強力な力を持つ闘士であればゴーデスの本拠地を突き止めることもできるだろうと推測し、先んじて海魔神コダラーの卵が封印されている星で待ち構えていた。その結果、ブラックピジョンやピッコロ王子の活躍によって、いち早く本拠地に降り立ったウルトラマンタロウを発見する。すかさずガスを使ってウルトラマンタロウの動きを封じようとするが、なにも考えていないためガスの効果がなかったピッコロ王子とブラックピジョンに妨害され、ガスを発生させる器官を破壊されたことで攻撃の手段を失う。ウルトラマンタロウを取り逃がし、ピッコロ王子にボコボコにされていたところ、ブローガを発見して助けを求める。しかし、ウルトラマンの闘気にあやつられていたブローガから攻撃を受け、邪生鋼を破壊されてツルク星人の姿に戻った。

カネゴン

ウルトラ戦士たちの大ファンとして知られている怪獣の少年。特にウルトラマンに思い入れを抱いており、銀河最強武闘会では、毎回応援に駆けつけている。コインを主食としており、感情が高ぶると取り込んだコインが身体からばらまかれるという奇妙な性質を持っている。また、ウルトラ戦士の活躍を見るためなら身の危険もいとわないなど、ファン心理が行き過ぎている面も見受けられる。第一回銀河最強武闘会、第二回銀河最強武闘会の両方で、悪しき宇宙人たちの陰謀によって被害を受けたが、それでもまったく懲りる様子はなく、第三回銀河最強武闘会では装鉄鋼を彷彿させる鎧を身につけて、「重装備カネゴン」として最前線で応援し続けた。

レッドキング

銀河最強武闘会の常連として知られている怪獣の男性。巨大な図体と、それに見合った怪力が特徴で、多くの怪獣や地球人などから恐れられている。当初は狂暴かつ短気な性格の持ち主で、第一回銀河最強武闘会では予選第一試合の対戦相手であったウルトラマンが会場に現れず、不戦勝の可能性が出て来たことに上機嫌だった。しかし、時間ギリギリになって現れたウルトラマンの落ち着き払った態度に怒りを覚え、試合開始早々全力で殴りかかるが、カウンターを決められて敗北する。この敗北を糧に自分を見つめ直し、第二回銀河最強武闘会では装鉄鋼を身につけ「闘士レッドキング」として出場。順当に予選を勝ち抜き、ベスト16となる本戦まで勝ち進む。本戦第一試合で再びウルトラマンと対戦し、第一回とは比較にならないほど善戦。最終的には力及ばず敗れるものの、ウルトラマンからも志を高く評価され、闘士五獣士の一人に数えられるようになる。第三回銀河最強武闘会でも予選のバトルロイヤルを難なく制し、ベスト16に選出されるが、本戦第一試合でメフィラス大魔王に敗れる。なお、ウルトラマンパワードの弟子として現れたPレッドキングの存在に驚きを見せていた。

Q

第二回銀河最強武闘会の際に、大会のオーナーであるヤンドの秘書として活動していた女性。見た目は地球人に近く、アンチラ星人と共にヤンドの傍らに控えつつ、そろってウルトラ戦士たちに対して慇懃な振る舞いを見せていた。しかし、ウルトラマンエースがヤンドの正体を怪しむと、唐突に歯医者の真似事を始めて彼の推測を妨害する。さらに、ヤンドの正体を暴こうとしたウルトラマングレートとウルトラマン80を暗殺しようと、爪と髪の毛を用いて襲い掛かるが、ウルトラマングレートに返り討ちにされて破壊された。その正体は、首領ヤプールによって作り上げられたアンドロイドで、ウルトラマングレートに砕かれたパーツの中にはヤプール次元のエネルギーが内包されていた。

万丈アナ (ばんじょうあな)

銀河最強武闘会の実況を担当する地球人の青年。アナウンサーとしての力量は確かだが、解説のノタニー博士に悪戯を仕掛けられることが多く、実況より彼に対するツッコミに徹することもしばしばある。第一回銀河最強武闘会では、ノタニー博士があまりにいい加減なことばかり言うため、試合が進むにつれて呆れた目で見ていたが、ウルトラマンとゼットンの決勝戦で彼の真意を知り、一目置くようになる。第二回銀河最強武闘会では、第一回以上に適当なことを言う彼を今度こそ見放そうとし、ウルトラマンが優勝しなければ坊主になると言い切った彼を煽るような発言を行うこともあった。しかし、科学特捜隊のメンバーから天才科学者としてのノタニーの話を聞き、自らの身を顧みず応援に徹する彼を見て、見直すようになる。それ以降は突っ込みながらも互いにノリのいいところを見せ合い、周りからも名コンビと認識されるようになった。ヤプール大戦では、従軍アナウンサーとしてサンド星に向かい、闘士五獣士の戦いを中継するが、超獣の軍団によって絶体絶命の危機に陥る。しかし、駆けつけたゼットンの救援によって、九死に一生を得た。

ピッコロ大王 (ぴっころだいおう)

ピッコロ星を治めている宇宙人の男性。ピッコロ王子の父親。悪しき気配を察知し、悪しき心を浄化する力を持っており、正しい心を手に入れた怪獣を自らの星に住まわせるなど、寛大な精神を持っている。一方でピッコロ王子には甘く、彼を重用するために調子に乗せてしまうこともしばしばある。また、ピッコロ王子の友人であるウルトラマンタロウに対しても優しく、なにかと便宜を図っている。ゴーデスが反乱を起こした際には、悪の化身である彼を追跡するための情報を得るべくウルトラマンタロウに協力を求められ、自分の代わりにピッコロ王子を役立てるように告げ、彼の協力を取りつけた。

ウルトラマンキング

神に最も近いといわれている、伝説に名高いウルトラ戦士の男性。キング星に住んでおり、謁見できる存在はごく限られている。ふだんはおちゃらけた性格をしているが、優れた知識と経験から的確な助言を送ることも多く、ウルトラマンや科学特捜隊のメンバーから敬意を向けられている。また、怪僧マザロンとの戦いで命を落としたウルトラマンを迎えて、プラズマスパークに彼の復活を懇願したり、首領ヤプールに苦戦するウルトラマンタロウにウルトラマンからの激励を届けるなど、幾度となくウルトラ戦士たちの助けとなっている。ゴーデスの暗躍と、魔神の復活を大きく懸念しており、直弟子であるウルトラマングレートおよびウルトラマンパワードをゴーデスハンターへと鍛え上げたり、ウルトラマンが復活した際に、第三回銀河最強武闘会に潜り込んでいる可能性の高いゴーデスの始末を依頼している。ダイモード・クリスタルの圧縮ができないなど、力の衰えを感じさせたこともあったが、これは天魔神シラリーを封じるため力を割かなければならなかったという事情があったことが、のちになって判明する。

ジャンボキング

メビウス星の中枢の一つである「暗き闇の淵」に漂っている首領ヤプールの部下たちの怨念が集い、肉体を得ることで誕生した最強の超獣。その中には、かつてウルトラ戦士たちに倒された超獣や宇宙人なども含まれており、もっとも強い恨みを残していた怪僧マザロンの怨念によってコントロールされている。圧倒的な巨体と、それに見合ったパワーを発揮してウルトラセブンたちを苦しめる。しかし、肉体の構成を維持していたスフィンクスからの力の供給が断たれると大幅に弱体化し、さらにゼットンのメテオ火球とエースキラーのキラーブレストで大ダメージを負う。さらに、そのスキを突いたウルトラセブンのマグネリウム・シュートを受けて爆散した。そして、かろうじて残っていた怪僧マザロンの頭部もエースキラーの手によりトドメを刺され、完全に消滅した。

ゾフィー

宇宙警備隊の隊長を務めているウルトラ戦士の男性。ウルトラ戦士の中でも高い実力を誇っており、宇宙警備隊の隊員からの信頼も厚い。銀河最強武闘会ではレフェリーを務めており、アクシデントが発生した際には、つねに観客や選手の安全を第一に考えて対処している。有事の際は指揮に徹することが多く、戦いの場に赴くことは多くないが、メフィラス大魔王と鋼魔四天王がウルトラの星を襲撃した際には、バルタン星人が生み出したPsy-バルタンの大群を一人で引き受け、駆けつけたウルトラマン80やウルトラマンジョーニアスと共に食い止める活躍を見せた。

陸軍参謀ザム星人 (りくぐんさんぼうざむせいじん)

エンペラ星人に仕えている宇宙人の男性。剣技の達人で、脳みそが本体となっていることから「脳魂宇宙人」の異名を持つ。強い敵と戦うことをなによりも楽しむ性格で、中でもウルトラマンに対して並ならぬ執着を見せる。ウルトラ三大秘宝が隠されている可能性が高いとされるセントール星に配下のメタルモンスを差し向けるが、ウルトラマンネオスとウルトラセブン21の抵抗によって全滅したため、陸軍参謀ザム星人自らが赴き、ウルトラマンネオスやウルトラセブン21と相対する。そんな中、セントール星にウルトラマンが現れると狂喜しながら彼に向かっていくが、超闘士となった彼に一撃で倒され、頭と身体を分断された。しかし、頭だけの状態になっても生き延びており、セントール星にウルトラキーが埋蔵されていることを確信。母艦である陸軍戦闘母艦ドレンゲランに帰還し、艦砲射撃で星を壊滅させ、キーを回収しようとする。しかし、ウルトラマンが呼び出した超光速銀河遊撃艇スターフェニックスの前に阻まれ、キーを奪えないまま撤退を余儀なくされた。

Pレッドキング (ぱわーどれっどきんぐ)

ウルトラマンパワードのもとでパワード流を学んでいるレッドキング族の男性。闘士五獣士の一人として活躍しているレッドキングと比較すると細身なのが特徴で、戦闘スタイルもパワード流ならではのスマートなものとなっている。自分の強さを自慢しがちなところはあるものの、ウルトラマンパワードに対しては絶対の信頼を置いている。ウルトラマンパワード、Pバルタン星人と共に第三回銀河最強武闘会において初出場を果たし、バトルロイヤルを制して予選を勝ち抜いた。これによってレッドキング族は、ウルトラ戦士以外で初めて、同族が二人以上同時に本戦に出場する結果となった。当初は武闘会に参加した理由を修行のためと語っていたが、真の目的は「仮面騎士」として参加しているゴーデスを倒すためで、ウルトラマンパワードやPバルタン星人と力を合わせて彼を追い詰める。しかし、ゴーデス細胞によってエネルギーを奪われ、昏倒してしまう。

海軍参謀バルキー星人 (かいぐんさんぼうばるきーせいじん)

エンペラ星人に仕えている宇宙人の男性。エンペラ星人の指示によって、ウルトラ三大秘宝を捜索しており、その候補地の一つであるイーストン星に配下のメタルモンスを差し向ける。イーストン星を守護していたウルトラマンタロウと、彼を助けるために駆けつけたウルトラマンの手によってメタルモンスが全滅すると、海軍戦闘母艦サメクジラでイーストン星に津波を引き起こし、住民もろとも一網打尽にしようとする。しかし、ウルトラマンエースの救援によって津波が阻止されたことで形勢が逆転し、イーストン星から撤退した。ただし、イーストン星への襲撃は暗黒司祭ジェロニモンと共謀して行った陽動作戦に過ぎず、ウルトラマンたちの目がそれている合間に、暗黒司祭ジェロニモンにウルトラベルを回収させることに成功している。

バラバ

首領ヤプールによって作り上げられた超獣の男性。全身に武器を備えていることから「超獣武器庫」の異名を持つ。超獣の中でも特に優れたパワーを誇っており、その強さから、ヤプール大戦において最大の激戦区となっているサンド星に派遣されているうえに、首領ヤプールから朱の鍵を託されている。超獣の軍団を相手に善戦していた闘士五獣士の前に現れ、圧倒的な力と数々の武器を振るって瞬く間にバキシム、ベムスター、エレキングを戦闘不能に追い込む。さらに、仲間の超獣に武器を分け与えたうえに、単身で立ち向かって来たレッドキングを、鞭型の触手で圧倒しようとする。しかし、そこに駆けつけたゼットンに触手を切断され、仲間に与えた剣を回収して切りかかろうとするも、拳の一撃を受けてノックアウトされる。さらに、所有していた朱の鍵も奪われている。

ゼットン

かつてウルトラマンを倒した怪獣の男性。光線を吸収して跳ね返す戦法を得意としている。傲慢かつ虚栄心の強い性格で、第一回銀河最強武闘会では時間ギリギリまで現れなかったウルトラマンを、自分に恐れをなして逃げ出したのだとあざ笑っていた。メフィラス大魔王と裏で共謀しており、彼がトーナメント表をコントロールしたことで相性のいい相手と戦い、体力を温存したままベスト16まで勝ち進む。その後も、テンペラー星人やウルトラセブン、ウルトラマンエースといった強敵をねじ伏せ、決勝にまでのぼり詰めた。装鉄鋼を得て闘士となったウルトラマンには歯が立たず、メフィラスの甘言に乗って反則覚悟でハイパー化を果たし、「ハイパーゼットン」となって逆にウルトラマンを圧倒する。しかし、拳から直接にスペシウムアタックを受けることで吸収の限界を超えてしまい、戦闘不能となった。大会終了後は心を入れ替えて特訓に明け暮れ、第二回銀河最強武闘会にも出場することはなかった。首領ヤプールが動き出した際にはメフィラス大魔王から頭を下げられ、自分や彼をまっとうな武人へと変えたウルトラマンに敬意を表する形で共闘を受け入れる。さらにメフィラスから装鉄鋼を授かって「闘士ゼットン」となり、闘士五獣士を救援するためサンド星に駆けつけた。その先でバラバを打ち倒し、メビウスの鍵の一つである「朱の鍵」を手に入れると、メビウス星に急行してウルトラマンタロウたちと共闘する。

ベムスター

銀河最強武闘会の常連として知られている怪獣の男性。第一回銀河最強武闘会では強豪の一人として紹介されるも、目立った結果を出すことができなかった。そのため、大会後はレッドキングやゴモラたちと修行を重ね、装鉄鋼を得て「闘士ベムスター」となり、闘士五獣士の一人に数えられるようになる。第二回銀河最強武闘会では本戦に勝ち残り、「ミスターサンタ」に扮したウルトラの父と対戦するが、彼に装鉄鋼のジョイントを外されたことで、自滅に見せかけられる形で敗北する。ヤプール大戦では闘士五獣士の仲間たちと共にサンド星で戦っており、超獣の軍団を相手に善戦していたが、現れたバラバと、彼の武器を得た超獣の手によって大きなダメージを負ってしまう。第三回銀河最強武闘会では、油断から予選バトルロイヤルで敗退し、勝ち残ったレッドキングやゴモラから叱責されていた。

ウルトラの父 (うるとらのちち)

光の国の指導者を務めているウルトラ戦士の男性。ウルトラマンタロウの父親。現在は一線から退いているが、かつては超闘士に最も近いといわれるほどの高い実力を誇っていた。第二回銀河最強武闘会では、「ミスターサンタ」と名乗って密かに出場。予選で闘士アストラを破り、準々決勝ではメフィラス大魔王と対戦し、体力の衰えを見抜かれたことで敗れるものの、他者を褒めることが滅多にないメフィラスからその実力を高く評価され、観客たちからも高い人気を集めていた。そのため、第三回銀河最強武闘会でも出場を期待されていたが、メフィラスとの戦いで体力の衰えを痛感したことを理由に出場しなかった。しかし、究極魔神シーダが現れると、傷ついたウルトラマンを戦場に出さないためにウルトラキーの封印を解き、ウルトラホーンに蓄えたエネルギーを放出。消滅には至らなかったものの、究極魔神シーダに大きなダメージを与えた。

怪僧マザロン (かいそうまざろん)

修行の一環として第二回銀河最強武闘会に出場したと自称する宇宙人の男性。杖を持ち笠をかぶるなど、修行僧そのものといった格好をしている。科学特捜隊との対戦では、彼らのあやつるビートルGのロケット弾の嵐に対して防戦する様子を見せていたが、得意技である催眠術によって誤動作を誘発したことで勝利する。さらにベスト8まで勝ち残ると、大会主催者であるヤンドに対して試合会場を超電磁フィールドで覆うことを提言し、これを認められる。さらに次の試合では、バキシムにトルネードアタックを外すよう催眠術で誘導させ、超電磁フィールドに激突させて大ケガを負わせた。その正体はヤンドに扮した首領ヤプールの部下に属する刺客。修行僧としての堅物な性格は偽りのもので、その本性は非常に粗暴かつ残虐なものである。超闘士を探し出し、可能ならば葬ることを命じられており、ベスト4まで勝ち残るとバトルロイヤルを一方的に宣言。エースキラーを大破させ、ウルトラマンやメフィラス大魔王を痛めつけた。しかし、戦いの中で超闘士に覚醒したウルトラマンには歯が立たず、一方的に叩きのめされたうえにスペシウム超光波によって倒された。しかし、ヤプール大戦では怨念として復活し、ジャンボキングの中核となる。

アプラサール

ヒール星に住む「アプラサ」という少女が、首領ヤプールの力を受けて超獣と化してしまった姿。首領ヤプールの手により翠の鍵を預けられ、ヒール星の避難民と、それを守るウルトラマンエースとウルトラマングレート、そしてエースキラーを抹殺するよう強制されていた。しかしウルトラマンエースと出会い、彼と心を通わせることで首領ヤプールのコントロールをはねのけ、彼らの軍勢に立ち向かった。戦いの中で致命傷を負い、アプラサの姿に戻るとウルトラマンエースに翠の鍵を託して息を引き取った。

ブラックピジョン

惑星TM-27を制圧するために、首領ヤプールの軍勢から派遣された超獣の少年。小柄な身体と愛嬌のある顔が特徴で、首領ヤプールの部下たちからは、はっきりとでき損ない扱いされている。無抵抗の住民に対して光線を吐くように命令された際も、逆に命令した兵士に対して炎を吐いてしまう。悪事を嫌っており、住民を助けたのもブラックピジョン自身の正義感によるものであったが、兵士たちからは判断力すら皆無であると認定されたため、処刑されそうになる。しかし、通りがかったウルトラマンタロウに助けられ、それ以来は彼を命の恩人と認識し、そばから離れなくなった。離れた場所にいる生物の気配を感じ取る能力を持っており、ウルトラマンタロウやメフィラス大魔王を首領ヤプールの本拠地であるメビウス星に案内したり、脱出不可能であるとされていたメビウス星の回廊からわずか18分で抜け出したりするなど、随所で活躍を見せつけた。また、ゴーデスとの戦いにおいても、魔神が封印されている星を探り当てることで、ウルトラマンタロウやピッコロ王子をゴーデスの居場所まで誘導した。

ギガルス

古代怪獣「ギガザウルス」の姿を象った邪生鋼が、マグマ怪獣「ゴラ」を取り込むことで誕生したゴーデス五人衆の一人。取り込んだゴラの火炎攻撃と、邪生鋼本来の能力である氷結攻撃の両方を同時に使いこなすことができる。バランガが、魔神復活のために強い闘士を捕らえた者を五人衆の筆頭にすることを提案した時は、強力な闘士をおびき出すために星を氷漬けにするなどの悪事を行っていたが、重装鉄鋼を身につけたウルトラマン80に発見され、戦闘状態に陥る。ウルトラマン80が前線から遠ざかっていたことを見抜き、格闘で圧倒したうえで氷結攻撃でトドメを刺そうとするが、ウルトラマン80から重装鉄鋼を受け取っていたウルトラマンジョーニアスに妨害される。最期は、ウルトラマン80のスーパーバックルビームと、ウルトラマンジョーニアスのスーパーロッキングスパークの同時射撃を受け、邪生鋼が爆散してゴラの姿に戻った。

スフィンクス

メビウス星の中枢にある「輝きの間」を守護している超獣の男性。つねに超然とした態度を取っており、ウルトラマンタロウとメフィラス大魔王が姿を現してもまったく動揺せず、誰に対しても戦意や敵意をいっさい見せることはない。ウルトラマンタロウのストリウム光線とメフィラスの超魔光閃を同時に受けても傷一つ負わないなど、非常に高い防御能力を誇る。また、外に出ることが非常に困難であることを利用して誘い込んだり、メビウスの鍵を集めた相手を無抵抗で輝きの間に通したりするなど、得体の知れないところが非常に多い。ウルトラセブンたちとジャンボキングの戦いでは、ジャンボキングの存在を構築するため死者の念を束ねる役割を果たしており、ウルトラ戦士たちに気取られないよう、ジャンボキングの力を増幅させていた。また、それに気づいたウルトラセブンに攻撃を受けるも、ゴールデンストリームで反撃を行うなど、戦闘能力も優れているところを見せつけた。しかし、ウルトラセブンのホーク・ウェポンによる連続攻撃で怯(ひる)み、力の供給を断たれたジャンボキングが倒されると、勝ち目がなくなったことを悟って潔くウルトラセブンたちを輝きの間に通した。ヤプール次元を救いたいという気持ちは本物で、ウルトラマンタロウに首領ヤプールが倒された際は、首領ヤプールの意志に反した助命を行っていた。

バルタン星人 (ばるたんせいじん)

鋼魔四天王の一人に数えられている宇宙人の男性。第一回銀河最強武闘会では、鋼魔四天王の正体を隠して出場。メフィラス大魔王の意図に即した試合運びを行い、ゼットンとウルトラマンを対決させるよう仕組んだ。ウルトラマンがキング星に向かった際、メフィラスから装鉄鋼を授かることで「闘士バルタン星人」となり、仲間と共にウルトラの星を襲撃する。両腕はハサミの形状になっており、「バルタンファイヤー」と呼ばれる炎を自在に生成できる。さらに、小型の機械端末を依り代にして、「Psy-バルタン」と呼ばれる分身を作り出ことことも可能としている。ウルトラマングレートと1対1で戦い、優位に立ち回るが、決定打を与えるために放ったバルタン・ミクスド・ファイヤーをマグナムシュートで返され、敗北した。その後しばらくは療養していたが、魔神が復活した際はメフィラスからの頼みを受け、ウルトラマンたちを逃がすため、仲間と共に海魔神コダラーや天魔神シラリーに立ち向かう。新必殺技のバルタン・ミクスド・ノヴァも通じずに一方的に蹂躙されるが、決死の抵抗によってウルトラマンパワードの秘策を実行するための時間を稼ぐことに成功する。

デーガン

風魔神「デガンジャ」の姿を象った邪生鋼が、緑色宇宙人「テロリスト星人」を取り込むことで誕生したゴーデス五人衆の一人。うぬぼれの強い性格で、テロリスト星人が持っていた剣を振るい、力任せに叩き斬る戦法を得意としている。魔神復活のために強い闘士を捕らえた者を五人衆の筆頭にするという、バランガの提案に乗ってウルトラマンを見つけた際には、真っ先に獲物にしようと挑みかかる。憑依された怪獣や宇宙人の能力を20倍にするという、邪生鋼の特性を自慢げに語っていたが、ウルトラクラウンによって超闘士の力を解放したウルトラマンには到底歯が立たず、ゲルガンと共に一撃で邪生鋼を粉砕され、ベムラーの姿に戻った。

ヤメタランス

ササヒラーに付き従っている怪獣の男性。装鉄鋼を身につけているため「闘士ヤメタランス」と呼ばれているものの、やる気がまったくないために実力を疑問視されている。身体からつねになまけ放射能を発する体質で、ヤメタランスの傍にいるだけでやる気がなくなってしまう。ササヒラーに言われるままに、海魔神コダラーと天魔神シラリーの調査をしていたノタニー博士たちを脱力させ、死体を破壊しようとパンチを繰り出すが、その結果、究極魔神シーダを誕生させてしまう。ササヒラーとは異なり、自分なりに事態を悪化させてしまったことを反省しており、銀河の危機を招いても、自分だけが目立とうとするササヒラーに愛想を尽かせ、ボコボコに殴打したうえでウルトラ戦士たちを手伝うように要求した。ヤメタランス自身も、ウルトラマンジャックからなまけ放射能の放出を防ぐ装備を施してもらい、人命救助に尽力する。究極魔神シーダが倒され、事件が解決したあとはウルトラの星から感謝状を贈呈された

Psy-バルタン (さいばるたん)

バルタン星人が、小型機械を依り代に具現化させた分身体。パワーはバルタン星人の10分の1だが、それでもウルトラ戦士たちを苦戦させるには十分な性能を持っている。数に任せた猛攻でゾフィーを追い込むが、ウルトラマン80やウルトラマンジョーニアスが救援に駆けつけたことで膠着状態に持ち込まれる。さらに、ウルトラマングレートがバルタン星人を倒したため、術が解けたことで小型機械へと戻った。

ササヒラー

英雄になることを夢見ている怪獣の男性。実力はまったくと言っていいほどないが、やる気だけは人一倍あるため、ヤメタランスのなまけ放射能を受けても影響を受けずに活動できる。非常に身勝手な性格で、自分の行動が周りに甚大な被害を与えようと、いっさい顧みることがない。海魔神コダラーと天魔神シラリーが相打ちを果たした際に、両者にトドメを刺すことで事件解決の功労者になろうと目論み、ヤメタランスに二柱の死体を調査していたノタニー博士らを骨抜きにさせ、さらに融合しつつあった死体を破壊しようとする。その結果、究極魔神シーダが誕生して活躍するどころか、宇宙の危機を招くことになる。だが、それでもなお自分が手柄を得ることだけを考え続けたためにヤメタランスの怒りを招き、ボコボコに殴打された挙句、ウルトラ戦士やメフィラス大魔王たちを手伝い、ノタニー博士たちを安全な場所に運ぶよう強要された。事件解決後は公務執行妨害により逮捕されるという、自業自得といえる結末を迎えた。

ワモート博士 (わもーとはかせ)

天才科学者として広く知られている地球人の男性。ノタニー博士の友人で、彼の研究を参考に超光速銀河遊撃艇スターフェニックスを作り上げた。なお、「スターフェニックス」という名称は、ワモート博士の祖先より代々受け継がれてきたという宇宙船「フェニックス」から取られている。

ダダ

鋼魔四天王の一人に数えられている宇宙人の男性。四天王の中では最もキザな性格で、美しく勝つことを信条としている。ほかの四天王とは異なり、第一回銀河最強武闘会に姿を現すことがなく、ダダ本人はその理由を「自分がもっとも強いから」と語っていた。しかし実際の実力は、ほかの三人と大差はない。ウルトラ戦士たちに後れを取ったことでメフィラス大魔王から処刑を宣告され、撤回してもらうためにウルトラマンに立ち向かう。しかし実力の差は歴然で、あっさりと敗れてしまったうえに、メフィラス大魔王から罰としての攻撃を受けて倒れてしまう。そのあとはしばらく療養していたが、魔神が復活した際にメフィラスからの頼みを受け、ウルトラマンたちを逃がすため、仲間と共に海魔神コダラーや天魔神シラリーに立ち向かう。メフィラス大魔王への忠誠心はいささかも揺らぐことはなかったが、彼が武人としての誇りを重んじるようになったことを喜んでおり、それを誘発したウルトラマンやウルトラマンタロウに感謝の念を抱いていた。

ゴモラ

銀河最強武闘会の常連として知られている怪獣の男性。ウルトラ戦士たちに劣らぬ力を持っており、第一回銀河最強武闘会では金棒を武器にして戦った。その際に自身を「闘士ゴモラ」と名乗っていたが、二回戦でウルトラマンと対戦した際には闘士であることを否定され、拳による一撃で金棒を砕かれてギブアップした。その際に、闘士になるには心も鍛える必要があることを指摘され、レッドキングと共に修行に明け暮れる。第二回銀河最強武闘会では装鉄鋼を身につけて出場し、ウルトラ戦士たちからも闘士として認められたうえ、闘士五獣士の一人に数えられるようになる。レッドキングと共に予選を勝ち抜き、ベスト16となる本戦まで勝ち進んだ。本戦第一試合ではウルトラマンエースと対戦。さらに磨き上げられた怪力で攻撃を仕掛けるが、ウルトラマンエースの得意とする光線技に阻まれ、一敗地に塗(まみ)れた。第三回銀河最強武闘会でも、予選のバトルロイヤルを難なく制し、ベスト16に選出されるが、ウルトラマンおよびウルトラマンエースとの再戦は叶わなかった。

ピッコロ王子 (ぴっころおうじ)

ピッコロ星に住んでいる宇宙人の少年。ピッコロ大王の息子で、ウルトラマンタロウの幼なじみでもある。調子に乗りやすい性格で、昔からウルトラマンタロウに対して軽口を叩いては、呆れられている。ブラックピジョンと同様に、気配を探ることを得意としており、とりわけ邪悪な雰囲気を敏感に感じ取れる。そのため、ウルトラマンタロウがゴーデスの居場所を探るための手段をピッコロ大王に相談した際に、センサーの役割を果たすために同行することになり、その結果、いち早く海魔神コダラーの封印されている星にたどり着くことができた。さらに、潜んでいたバランガから精神に作用するガスによる攻撃を受けるが、なにも考えていなかったためまったく通用せず、邪悪な気配を頼りに繰り出したハンマーによる攻撃でガスを発生させる器官を破壊し、攻撃の術を失ったバランガを足止めする。その後、バランガを倒したウルトラマンと合流するが、自分では復活を果たした海魔神コダラーや天魔神シラリー相手には到底歯が立たないことを即座に確信し、ウルトラ戦士や鋼魔四天王の戦いを見守った。

キング星の女性 (きんぐせいのじょせい)

キング星を訪れた科学特捜隊の前に現れた謎の女性。神に仕える身を自称しており、授けられた青い石を肌身離さず持ち歩いている。他者の心を読み取る能力を持っており、アントラーとの戦いにおいて、ウルトラマンが戦意を喪失したことを見抜く。しかし、彼が強い意志で絶望をねじ伏せたことを悟るとウルトラマンを真の闘士と認め、彼を援護すべく青い石をアントラー命中させ、装甲の一部を破壊した。

ウルトラマンパワード

パワード流と呼ばれる特殊な流派の格闘術を用いて戦うウルトラ戦士の男性。ほかのウルトラ戦士たちとは異なり装鉄鋼を付けずに戦うため、闘士と呼称されることはない。第三回銀河最強武闘会にて初めて姿を現し、正々堂々とした振る舞いでウルトラセブンやゼットンなどの強豪を次々に撃破し、準決勝まで進んだ。その正体は、かつてウルトラマンキングから直々に修業を受けた、ゴーデスハンターと呼ばれる存在の一人。その呼び名の通り、ゴーデスを撃滅することを使命としており、パワード流もゴーデスを倒すために編み出したものである。大会出場者の一人であった仮面騎士がゴーデスであると見抜いており、その正体を暴くためにラフファイトを仕掛けたり、ゴーデスが親友であるウルトラマングレートの身体を乗っ取っていることを知っても、私心を押し殺して葬ろうとするなど、強い使命感を持っている。ゴーデスの手によって魔神が復活した際には、精神力のすべてを天魔神シラリーにぶつけ、海魔神コダラーと戦い続けるよう誘導した。これによって魔神による宇宙滅亡の危機は去ったが、力を使い果たした影響で長いあいだ昏睡状態に陥ってしまう。しかしのちに回復し、エンペラ星人が襲来した際には、守護闘士となったウルトラマングレートを支えて戦い続けた。

Pバルタン星人 (ぱわーどばるたんせいじん)

ウルトラマンパワードのもとでパワード流を学んでいるバルタン星人の男性。Pレッドキングと同様に、鋼魔四天王のバルタン星人と比べるとシャープな身体つきをしている。バルタン・ミクスド・ファイヤーなどの遠隔攻撃を得意とするバルタン星人とは対照的に、腕のハサミにエネルギーを集中し、敵を殴りつける戦法を取っている。ウルトラマンパワード、Pレッドキングと共に第三回銀河最強武闘会において初出場を果たし、バトルロイヤルを制して予選を勝ち抜いた。武闘会に参加した真の目的は、ゴーデスと戦うウルトラマンパワードをアシストするためで、ゴーデスが正体を現すとPレッドキングと共にリングに上がり、連携攻撃でゴーデスを追い詰めた。しかし、ゴーデス細胞によってエネルギーを奪われ、昏倒してしまう。

ゲルガン

火炎飛竜「ゲルカドン」の姿を象った邪生鋼が、宇宙怪獣「ベムラー」を取り込むことで誕生したゴーデス五人衆の一人。高速で飛び回り、暴風を起こす能力を持つ。バランガが魔神復活のために、強い闘士を捕らえた者を五人衆の筆頭にすることを提案した時は指揮系統の調整を理由にこれを受け入れ、筆頭になるために惑星を襲撃していた。姿を現したウルトラマンに対して、ゲルガン、デーガンと共に襲い掛かったうえで、二人より先に仕留めようと試みる。しかし、三人がかりでもウルトラマンには歯が立たず、デーガンと共に一撃で邪生鋼を粉砕され、ベムラーの姿に戻った。

海魔神コダラー (かいましんこだらー)

宇宙創世の時代より存在しているという伝説の破壊神の一柱。ふだんは卵の姿を取り、宇宙の中で長き眠りについているが、邪悪の波動と尋常ならないエネルギーを注ぎ込まれることで復活を果たすとされる。また、海魔神コダラーと天魔神シラリーのどちらかが復活すると、それに呼応してもう片方の魔神も目覚めるというシステムになっている。邪悪な存在からは絶対神のように語られているが、実際は善悪の区別はなく、宇宙のあらゆる物を破壊しつくすことこそを使命としており、誰であっても制御することはできない。ウルトラ戦士の数倍以上の巨体と、一撃で装鉄鋼を破壊するほどのパワーを誇る。さらに、スペシウム超光波を増幅させて撃ち返したり、一度見た動きを容易に真似られるなど、戦うことに関しては天才といえるセンスを持っている。ゴーデスがウルトラマンタロウのエネルギーをささげることで復活を果たすと、それに呼応して蘇った天魔神シラリーと共にウルトラマンを圧倒し、彼のウルトラクラウンを破壊する。さらに、ウルトラマンたちを救援しようとした鋼魔四天王を攻撃するが、戦いの中からヒントを得たウルトラマンパワードが、精神波で天魔神シラリーに同士討ちを命じると、応戦するため天魔神シラリーと激突する。最期は相打ちとなり生命活動を停止させるが、死体同士が融合を果たし、究極魔神シーダとして蘇ってしまう。

エースキラー

かつて、ヤプール次元から現れた侵略者によって作られた自律型ロボット。力強さもさる事ながら、多彩な技を自在に使いこなすことが可能で、その中にはゾフィーの必殺技であるM87光線も含まれている。ロボットである影響からか装鉄鋼を付けずに戦うため、闘士と呼ばれることはない。ウルトラマンエースを倒すことを目的に作られており、侵略者がウルトラマンエースに敗れ去ったあともヤプール次元に戻ることはなかったが、ウルトラマンエースに対しては変わらずにライバル心を抱いている。一方で、息の合ったところを見せること多く、半ば腐れ縁のような関係になっている。ウルトラマンエースと決着をつけるために、第二回銀河最強武闘会に初出場。ウルトラマンジャックを降してベスト8までコマを進め、念願となるウルトラマンエースとの対決を迎えるが、超電磁フィールドにぶつかりそうになったところをかばわれて勝ちを拾うという苦い勝利に終わる。さらに、本性を現した怪僧マザロンの攻撃の前に頭部を残して破壊されてしまい、しばらくのあいだ修理に専念することになった。ヤプール大戦では新たな身体で復活し「エースキラーR」と名乗る。ウルトラマンエースとコンビを組んで翠の鍵を手に入れ、ウルトラマンタロウたちの救援に駆けつけた。その先で、ジャンボキングの中核として蘇った怪僧マザロンと戦い、破壊された借りを返す形で彼に止めを差した。

アストラ

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の少年。兄のウルトラマンレオと比較すると落ち着いた性格で、ウルトラセブンの仇であるガッツ星人に怒りをあらわにする兄をフォローする役割を任せられる。ほかのメンバーがメフィラス大魔王との戦いに赴く中、ウルトラマンレオと共にガッツ星人を探し出し、捕縛することに成功した。その後、ウルトラマンキングから直々に装鉄鋼を授かり、「闘士アストラ」となる。しかし、第二回銀河最強武闘会ではミスターサンタに扮したウルトラの父に敗れてしまい、予選落ちしたことでウルトラマンレオから厳しく説教された。首領ヤプールの襲撃時は、ウルトラセブンやウルトラマンレオと共に、ウルトラマンジャックに成りすましたアンチラ星人によってリーズ星に誘い込まれる。戦闘の結果ウルトラマンレオと共に負傷したため、首領ヤプールとの決戦には参加できなかった。

バキシム

銀河最強武闘会の常連として知られている超獣の男性。第一回銀河最強武闘会ではウルトラマンエースを苦戦させるが、彼が得意とする光線技によって敗れ去った。大会後はレッドキングやゴモラたちと修行を重ね、「トルネードアタック」と呼ばれる必殺技を修得する。第二回銀河最強武闘会では、装鉄鋼を授かり「闘士バキシム」として出場する。そして、レッドキングやゴモラと同様に予選を勝ち上がり、本戦の第一試合でウルトラマンレオと対戦。互いに速度を活かした猛攻を繰り広げたうえで、トルネードアタックを決めて勝利する。しかし、準々決勝となる怪僧マザロンとの戦いでは、催眠術をかけられたことで攻撃を外してしまい、超電磁フィールドに激突して敗北してしまう。かつては、首領ヤプールとは異なるヤプール人によって率いられていたが、首領ヤプールに対しては明確に戦う決意を固めており、のちに闘士五獣士の一人に数えられるようになる。ヤプール大戦では闘士五獣士の仲間たちと共にサンド星で戦っており、エレキングと共に超獣の軍団を相手に善戦していたが、現れたバラバと彼の武器を得た超獣の手によって大きなダメージを負ってしまう。第三回銀河最強武闘会では、油断から予選バトルロイヤルで敗退し、勝ち残ったレッドキングやゴモラから叱責されていた。

ウルトラマンレオ

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の青年。ウルトラセブンから武術を教わっており、彼のことを人一倍尊敬している。それだけに、第一回銀河最強武闘会が閉幕した際に彼がガッツ星人に襲撃され、エネルギー吸収フィールドに封印された時は、人一倍怒りをあらわにしており、思わず医務室の壁を拳で破壊するほどだった。ほかのメンバーがメフィラス大魔王との戦いに赴く中、師の仇といえるガッツ星人をアストラと共に探し出し、見事に打ち倒して捕縛した。その後、ウルトラマンキングから直々に装鉄鋼を授かり、「闘士ウルトラマンレオ」となる。第二回銀河最強武闘会ではマグマ星人を一蹴して予選を勝ち抜くが、アストラがウルトラの父に敗れたため兄弟揃っての出場はならなかった。そして、本戦第一試合においてバキシムと対戦。互いに自慢のスピードを生かした技の応酬を繰り広げるが、バキシムが放ったトルネードアタックを受けて敗北する。首領ヤプールの襲撃時は、ウルトラセブンやアストラと共に、ウルトラマンジャックに成りすましたアンチラ星人によってリーズ星に誘い込まれ、一網打尽にされそうになる。ホーク・ウェポン三号を獲得したウルトラセブンの猛攻で、アンチラ星人が倒されたために事なきを得るが、アストラと共に負傷したため、首領ヤプールとの決戦には参加できなかった。

暗黒司祭ジェロニモン (あんこくしさいじぇろにもん)

エンペラ星人に仕えている宇宙人の男性。霊魂をあやつる力を持っており、かつて倒された怪獣や宇宙人をしもべとして呼び出すことができる。エンペラ軍の中では事実上のNo.2に君臨しており、ほかの参謀たちから一目置かれているほか、エンペラ星人からの信頼も厚い。ただし、手柄争いなどにはさほど興味がなく、あくまで目的を果たすことこそを重要視する傾向が強い。そのため、単独で作戦行動を遂行することはなく、ほかの参謀に力を貸すことで目的を達成することを好んでいる。イーストン星では、陽動作戦によってウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンエースをおびき出し、隠されていたウルトラベルを海軍参謀バルキー星人に回収させることに成功する。さらに、ウルトラセブン21の心の闇を見抜き、宇宙参謀ブラック指令の手でデストホーンを取りつけさせることで、ウルトラセブン21をあやつった。これは、ウルトラキーとウルトラミラーを同時に入手するための策略だったが、ウルトラマンネオスの手によってウルトラセブン21が正気に戻ったため、目論見は潰えた。

ザラブ星人 (ざらぶせいじん)

鋼魔四天王の一人に数えられている宇宙人の男性。ほかの四天王より若干紳士的な性格だが、メフィラス大魔王を絶対視し、他者を見下す姿勢は変わらない。第一回銀河最強武闘会では、鋼魔四天王の正体を隠して出場。メフィラス大魔王の意図に即した試合運びを行い、ゼットンとウルトラマンを対決させるよう仕組んだ。ウルトラマンがキング星に向かった際、メフィラスから装鉄鋼を授かることで「闘士ザラブ星人」となり、仲間と共にウルトラの星を襲撃する。ウルトラマンジャックと双璧をなす棒術の達人で、超硬質の棒「ザラブロッド」を用いて装鉄鋼すら貫く威力を叩き出す。バルタン星人が倒れると、ウルトラ戦士たちの中で最も未熟なウルトラマンタロウを狙うが、それを阻止しようとするウルトラマンジャックと棒術同士の戦闘に突入する。自分の方が技術が上だと侮っていたが、ウルトラマンジャックの捨て身の攻撃によって敗れ去り、その際に慢心したことを詫びた。そのあとはしばらく療養していたが、魔神が復活した際にメフィラスからの頼みを受け、ウルトラマンたちを逃がすため、仲間と共に海魔神コダラーや天魔神シラリーに立ち向かう。天魔神シラリーに投げつけたザラブロッドを投げ返され、それを盾で受け止めたことでロッドと盾の両方が破損する。しかしその様子から、海魔神コダラーと天魔神シラリーを同士討ちさせる戦法を思いつき、ウルトラマンパワードの秘策につなげることができた。

アンチラ星人 (あんちらせいじん)

第二回銀河最強武闘会の際に、大会のオーナーであるヤンドの執事として活動していた宇宙人の男性。スーツに身を包んでおり、Qと共にヤンドの傍らに控えつつ、そろってウルトラ戦士たちに対して慇懃な振る舞いを見せていた。Qと同様に、ヤンドの正体である首領ヤプールの身辺を探る者の抹殺任務を帯びている。闇討ちを得意としており、Qを倒したウルトラマングレートとウルトラマン80を天井から狙撃し、戦闘不能に追い込んだ。さらに、ウルトラマンジャックを捕らえて彼に成り代わり、ウルトラセブンやウルトラマンレオ、アストラを偽情報でリーズ星に呼び出し、本物のウルトラマンジャックもろとも氷漬けにしようとする。ウルトラマンレオとアストラに重傷を負わせるが、ウルトラセブンの放ったホーク・ウェポン三号の射撃を受け、敗れ去った。首領ヤプールからの信頼は厚く、彼に蒼の鍵を預けられていたが、倒された際にウルトラセブンたちに奪われた。

エレキング

銀河最強武闘会の常連として知られている怪獣の男性。強力な電撃を発生させる能力を持っている。第一回銀河最強武闘会では強豪の一人として紹介されるも、目立った結果を出すことができなかった。そのため、大会後はレッドキングやゴモラたちと修行を重ね、装鉄鋼を得て「闘士エレキング」となり、闘士五獣士の一人に数えられるようになる。第二回銀河最強武闘会では、本戦でウルトラセブンと対戦して装鉄鋼による格闘と電撃攻撃のコンビネーションを見せつける。ウルトラセブンのワイドショットの前に敗北を喫するものの、その戦闘力はウルトラセブンからも高く評価されていた。ヤプール大戦では闘士五獣士の仲間たちと共にサンド星で戦っており、超獣の軍団を相手に善戦していたが、現れたバラバと彼の武器を得た超獣の手によって大きなダメージを負ってしまう。第三回銀河最強武闘会では、油断から予選バトルロイヤルで敗退し、勝ち残ったレッドキングやゴモラから叱責されていた。

ブローガ

双脳地獣「ブローズ」の姿を象った邪生鋼が、原始地底人「キング・ボックル」を取り込むことで誕生したゴーデス五人衆の一人。五人衆の中では最もゴーデスへの忠誠心が高く、手柄争いなどに関してもまったく興味を示さない。バランガが魔神復活のために、強い闘士を捕らえた者を五人衆の筆頭にすることを提案した時も、最後まで渋る様子を見せていた。しかし、ゴーデスのために一番働けるという自負を得るため、最終的には勝負に乗ることを決めた。そして、姿を現したウルトラマンに対して、ゲルガン、デーガンと共に襲い掛かり、二人より先に仕留めようと試みる。しかし、ウルトラマンに手によってゲルガンとデーガンが倒されると、降参したフリをして近づき、キング・ボックルから離れてウルトラマンを取り込もうとした。だが、逆にウルトラマンの闘気に支配されてしまい、海魔神コダラーが封印されている星までたどり着くと、内部から破壊された。

天魔神シラリー (てんましんしらりー)

宇宙創世の時代より存在しているという伝説の破壊神の一柱。ふだんは卵の姿を取り、宇宙の中で長き眠りについているが、邪悪の波動と尋常ならないエネルギーを注ぎ込まれることで復活を果たすとされる。また、海魔神コダラーと天魔神シラリーのどちらかが復活すると、それに呼応してもう片方の魔神も目覚めるというシステムになっている。邪悪な存在からは絶対神のように語られているが、実際は善悪の区別はなく、宇宙のあらゆる物を破壊しつくすことこそを使命としており、誰であっても制御することはできない。ウルトラ戦士の数倍以上の巨体を持ちながら、翼を広げることで自在に飛び回ることが可能。また、絶命光線を始めとした光線技を得意としており、近づくことすら困難である。ゴーデスが海魔神コダラーを復活させようとしていることを知ったウルトラマンキングによって監視されていたが、海魔神コダラーの復活に呼応して蘇り、ウルトラマンキングを一蹴。絶命光線でゴーデスを討ち取ると、ウルトラマンや鋼魔四天王を圧倒した。しかし、戦いの中からヒントを得たウルトラマンパワードによって精神波をぶつけられ、海魔神コダラーと相打ちするよう仕向けられる。最期は相打ちとなり生命活動を停止させるが、死体同士が融合を果たし、究極魔神シーダとして蘇ってしまう。

アントラー

キング星の砂漠地帯を根城にしている性別不明の怪獣。光線を弾く装甲に覆われており、スペシウム光線やスペシウムアタックがまったく通じない。闘士となったウルトラマンをハサミで締め上げるなどパワーも優れており、ウルトラマンの戦意を喪失させるほどにまで追い込んだ。さらに、ウルトラセブンを救おうとする強い意志から戦意を回復させたウルトラマンを重力波で翻弄するが、キング星の女性が撃ちだした青い石によって装甲が砕かれ、むき出しになった弱点に至近距離からのスペシウムアタックを受けて倒された。

ウルトラマンジャック

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の青年。棒術を得意としており、ウルトラマンと似た容貌を持つ。冷静沈着な性格で、仲間たち同様にウルトラマンの力を高く評価している。しかし、鋼魔四天王との戦いにおいては彼だけに頼ってはいけないと檄を飛ばし、相打ち覚悟の特攻でザラブ星人を撃破した。その後、装鉄鋼を授かり「闘士ウルトラマンジャック」となった。第二回銀河最強武闘会ではエースキラーと対戦するが、数々の秘技に翻弄された末に、装鉄鋼と同じ強度を持つ棒を破壊されて敗北する。さらに、アンチラ星人に襲われてリーズ星に捕らえられた挙句、姿をコピーされたことでウルトラセブンやウルトラマンレオ、アストラの誘導に利用されてしまう。しかし、ウルトラセブンがアンチラ星人を倒したことで氷漬けから解放された。

テンペラー星人 (てんぺらーせいじん)

銀河最強武闘会の常連として知られている宇宙人の男性。宇宙最強を自称しており、第一回銀河最強武闘会では優勝候補としてウルトラ戦士たちからも注目されていた。しかし、ゼットンと対戦した際に、光線技を反射されたことで敗北する。この敗北をきっかけに、独自に特訓をしてさらなる強化を果たすが、その根底にあるものは名誉欲や金銭欲といったもので、装鉄鋼を身につけることもなかった。さらに予選でメフィラス大魔王と対戦した際には、身体の大きさを活かして踏みつぶそうとするが、一撃のパンチで場外に弾き飛ばされ、敗北した。大会終了後は故郷に帰っていたが、首領ヤプールから脅しをかけられ、彼らの侵略を見過ごさざるを得なくなる。しかし、ウルトラ戦士たちならなんとかしてくれるかもしれないと考え、首領ヤプールの動向を彼らに伝えていた。なお、第三回銀河最強武闘会にも出場したが、予選でメフィラス大魔王に指先だけでダウンさせられてしまう。

彗星戦神ツイフォン (すいせいせんじんついふぉん)

彗星に扮して行動し、軌道上に存在するものを破壊して回っている怪獣に近しき存在。天魔神シラリーや海魔神コダラーなどと同様に善悪の区別がなく、ただ破壊することのみを存在意義としている。ウルトラの星に軌道を取った結果、ウルトラマンタロウをはじめとした宇宙警備隊のメンバーから攻撃を受け、敵対者とみなしてウルトラの星そのものを破壊しようと動き出した。究極魔神シーダすら上回るほどの戦闘能力を誇り、その外殻は超闘士となったウルトラマンタロウですら傷一つつけられない。ウルトラ戦士たちを終始圧倒し続けたうえに、ウルトラマンすら手も足も出ないほどの力の差を見せ、ついにはメフィラス大魔王を死に追いやってしまう。しかし、メフィラスの死に強い感情の揺らぎを見せたことでデルタスターが宿ったウルトラマンによる、渾身のスペシウム超光波を受け、跡形もなく消滅した。

ウルトラマン80 (うるとらまんえいてぃ)

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の男性。現在は教師として活動していたため、第一回銀河最強武闘会には参加していなかった。しかし、メフィラス大魔王と鋼魔四天王がウルトラの星を襲撃した際にはいてもたってもいられず、教え子たちを避難させたあとに、Psy-バルタンの大群に苦戦するゾフィーを救援するために駆けつけた。ウルトラマングレートがバルタン星人を倒したことでPsy-バルタンが消滅すると、ゾフィーやウルトラマンジョーニアスと共に、鋼魔四天王との戦いに臨んだ。第二回銀河最強武闘会においても、選手としてエントリーはせず、運営委員の一人として活動していた。その中で、主催者であるヤンドの思惑を訝しみ、ウルトラマングレートと共に彼の真意を探るべく近づこうとする。しかし、ボディガードの一人をウルトラマングレートが倒した際にアンチラ星人から不意打ちを受け、ウルトラマングレートをかばって負傷してしまう。その後はしばらく療養し、第三回銀河最強武闘会にかかわることもなかった。だが、ゴーデスが暗躍を開始した際に、ノタニー博士の作成した重装鉄鋼をまとうことで「闘士ウルトラマン80」となり、仲間の助けとなるべく出撃する。さらに、駆けつけて来たウルトラマンジョーニアスと共にゴーデス五人衆の一人であるギガルスを倒した。

ウルトラマンジョーニアス

ウルトラの星の友好星である「U40」出身のウルトラ戦士の男性。ゾフィーと双璧をなすほどの実力者。メフィラス大魔王と鋼魔四天王がウルトラの星を襲撃した際に、救援として駆けつけ、Psy-バルタンに苦戦するゾフィーをウルトラマン80と共に援護した。ウルトラマングレートがバルタン星人を倒したことでPsy-バルタンが全滅すると、ゾフィーやウルトラマン80と共に、鋼魔四天王との戦いに臨んだ。さらに、メフィラス大魔王に苦戦するウルトラマンを助けるため、ウルトラマンエースがスペースQを放つためのエネルギーを送ったが、メフィラスに阻止されてしまう。メフィラスが倒されたあとにU40に帰り、その後しばらくは姿を見せなかったが、ゴーデスが魔神復活のエネルギーを集めようと暗躍を始めた際に、ウルトラマン80から送られた重装鉄鋼を身につけて「闘士ウルトラマンジョーニアス」となり、ゴーデス五人衆を止めるために出撃する。その中でギガルスと遭遇し、炎と氷を組み合わせた攻撃に苦戦するが、ウルトラマン80との巧みな連携で勝利を収めた。

ケムール人 (けむーるじん)

鋼魔四天王の一人に数えられている宇宙人の男性。四天王の中では最も粗暴な性格だが、メフィラス大魔王に対する忠誠心はほかの四天王と変わらない。第一回銀河最強武闘会では、鋼魔四天王の正体を隠して出場。メフィラス大魔王の意図に即した試合運びを行い、ゼットンとウルトラマンを対決させるよう仕組んだ。ウルトラマンがキング星に向かった際、メフィラスから装鉄鋼を授かることで「闘士ケムール人」となり、仲間と共にウルトラの星を襲撃する。怪力に加えて、重力をあやつるパワー・グライドを駆使することで、ウルトラ戦士たちを絶体絶命に追い込んだ。さらに力を使い果たしたウルトラマンタロウにトドメを刺そうとするが、駆けつけたウルトラマンによって倒された。そのあとはしばらく療養していたが、魔神が復活した際にメフィラスからの頼みを受け、ウルトラマンたちを逃がすため、仲間と共に海魔神コダラーや天魔神シラリーに立ち向かう。無茶を承知で魔神に立ち向かったことで、ウルトラマンパワードの精神波による攻撃のスキを作り、魔神同士の同士討ちにつなげることができた。戦いが終わったあとは、力を使い果たしたウルトラマンパワードに対して心から尊敬する様子を見せていた。

ウルトラマンエース (ふぁいたーうるとらまんえーす、しゅごふぁいたーうるとらまんえーす)

宇宙警備隊に所属するウルトラ戦士の青年。ふだんはお調子者のムードメーカー的な存在で実力は高く、メタリウム光線などの光線技を得意としている。第一回銀河最強武闘会では、何者かがトーナメント表を操作したことをうすうすながら感づくなど、洞察力が高い様子も見せる。さらに準決勝でゼットンと対戦し、光線を吸収して跳ね返すという敵の戦法に翻弄されるも、傷ついたウルトラマンを回復させるために粘り通し、気を失うまで戦い続けた。また、メフィラス大魔王との戦いにおいても、苦戦を強いられたウルトラマンを救援するため、必殺技であるスペースQを撃とうとするが、それに気づいたメフィラスの強力な一撃に阻止され、あえなく失敗に終わってしまう。メフィラス大魔王との戦いのあと、ほかの戦士と同様に装鉄鋼を授かり「闘士ウルトラマンエース」となった。エースキラーとは宿命のライバル同士で、第二回銀河最強武闘会では、超電磁フィールドから彼を守る形で負傷したことで敗北するが、首領ヤプールの大戦では互いに協力を果たし、心を通わせたアプラサールから翠の鍵を受け取り、ウルトラマンタロウとメフィラス大魔王の待つメビウス星の中枢に駆けつけた。エンペラ星人の軍勢との戦いの際には、南銀河を守る隊長格の守護闘士に任命され、「守護闘士ウルトラマンエース」と名乗るようになる。

ウルトラマングレート

ウルトラの星を襲撃した鋼魔四天王の前に突如として現れた、ウルトラ戦士の男性。皮肉屋だが正義感の強い性格で、鋼魔四天王に対して一対一の戦いを申し込み、それに乗ったバルタン星人と対決する。格闘戦では互角に戦いながらも、バルタン星人が炎を放つと次第に劣勢を強いられるようになる。しかし、決定打を与えられずに焦れたバルタン星人が最大威力の炎を放った際にマグナムシュートで反撃し、見事に勝利を収めた。その正体は、かつてウルトラマンキングから直々に修業を受けた、「ゴーデスハンター」と呼ばれる存在の一人。その呼び名の通り、ゴーデスを撃滅することを使命としており、ウルトラマンパワードは同じ師のもとで修行を積んだ友人である。宇宙警備隊の活躍に思い入れを抱いており、彼らを助けたいと常々考えていたところ、鋼魔四天王との戦いに参加したという経緯を持つ。しかし、マグナムシュートを使ったことでゴーデスに正体を摑まれ、第三回銀河最強武闘会以前に彼に敗れて身体を乗っ取られてしまう。さらに、ゴーデスが天魔神シラリーの絶命光線で命を落とすが、肉体は無事で、ウルトラ戦士と魔神の戦いのあとに回復した。エンペラ星人の軍勢との戦いの際には、西銀河を守護する隊長格の守護闘士に任命されると共に装鉄鋼を授けられ「守護闘士ウルトラマングレート」と名乗るようになった。

ガッツ星人 (がっつせいじん)

暗殺者として活動している宇宙人の男性。暗殺や襲撃を楽しむ卑劣な性格で、報酬さえあればどんな依頼でも引き受けるとされる。メフィラス大魔王から、ウルトラ戦士の一人を襲撃するよう依頼され、第一回銀河最強武闘会の最中にウルトラセブンをクルスガンで撃ち、エネルギー吸収フィールドの中に閉じ込めた。そのあとはメフィラス大魔王から報酬を得たうえで姿をくらませるが、恩師のかたき討ちに燃えるウルトラマンレオとアストラによって追い詰められた挙句、捕縛された。さらに、復活を果たしたウルトラセブンの前に突き出され、裁きを受けることを覚悟するが、二度と悪事をしないことを条件に許されたことで、命を狙ったにもかかわらず寛大な判断を下したウルトラセブンに心から感謝した。

集団・組織

鋼魔四天王 (コウマシテンノウ)

メフィラス大魔王に付き従う強力な宇宙人で、バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人、ダダが名を連ねている。全員がメフィラスから装鉄鋼を与えられており、闘士としての力を発揮する。ウルトラ戦士と同等以上の実力を有しており、メフィラスは、鋼魔四天王さえいればほかの軍勢などまったく必要ないと豪語している。第一回銀河最強武闘会では正体を隠すために装鉄鋼をつけないまま出場し、メフィラス大魔王とゼットンが有利になるように立ち回る。そして、メフィラスが正体を現すと、ウルトラマンが不在のウルトラの星を侵略し、ほぼ壊滅状態にまで追いやる。しかし、ウルトラマングレートによってバルタン星人が倒され、ザラブ星人もウルトラマンジャックの捨て身のカウンターによって敗北、残るケムール人とダダもウルトラマンの前にあえなく敗れ、長期の戦線離脱を余儀なくされる。のちにウルトラ戦士の仲間になったメフィラス大魔王の依頼により、海魔神コダラーと天魔神シラリーからウルトラマンたちを救出するために参戦。足止め程度しかできなかったものの、ザラブ星人が思いついた同士討ちの策略をウルトラマンパワードが遂行したことで勝利を収め、ウルトラマンパワードからは戦いの殊勲者として称えられた。

闘士五獣士 (ふぁいたーごじゅうし)

宇宙警備隊と共に銀河を乱す悪の怪獣や宇宙人と戦っている正義の怪獣集団。レッドキング、エレキング、ゴモラ、バキシム、ベムスターの五人で構成されている。第一回銀河最強武闘会では組織化されておらず、装鉄鋼も所有していなかったため、ウルトラ戦士たちに手も足も出ないまま全員が敗れ去った。その後、自分を見つめ直すための修行を合同で行ったことで仲間意識が芽生え、第二回銀河最強武闘会では装鉄鋼を授かることで全員が闘士となり、第一回とは比較にならない好勝負を繰り広げた。首領ヤプールが動き出してからは、正式に闘士五獣士として連携し、最前線であるサンド星で、強力な超獣の軍団を相手に善戦した。第三回銀河最強武闘会にも出場するが、油断によってエレキング、バキシム、ベムスターが敗退し、勝ち抜いたレッドキングとゴモラから難色を示されてしまう。

科学特捜隊 (かがくとくそうたい)

地球の平和を守るために奔走している、地球人による防衛部隊。かつてウルトラマンと力を合わせて、数々の怪獣や宇宙人と戦って来た。ウルトラマンとは現在においても交流があり、ほかのウルトラ戦士たちからも気骨のある地球人として高く評価されている。第一回銀河最強武闘会においては、メフィラス大魔王と対戦して傷を負ったウルトラマンの治療を行ったうえで、さらに独自に製作した装鉄鋼を提供し、彼を「闘士ウルトラマン」として蘇らせた。また、ウルトラセブンがガッツ星人に襲撃され、クルスガンの生み出したエネルギー吸収フィールドに閉じ込められた際は、彼を救うためにウルトラマンと共にキング星へと旅立ち、アントラーなどの強力な怪獣と戦い抜き、ウルトラマンキングからダイモード・クリスタルを受け取る手助けを行った。第二回銀河最強武闘会では、新型のマシンであるビートルGに乗り込んで出場。ベスト16目前まで勝ち進んでいくものの、怪僧マザロンの催眠術によってミサイル操作装置を誤動作させられ、自爆する形で敗退してしまう。

宇宙警備隊 (うちゅうけいびたい)

ウルトラの星を中心とした宙域の安全を維持するために結成された、ウルトラ戦士たちによる防衛部隊。ゾフィーが隊長を務めており、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウらが名を連ねている。無法を働く宇宙人や怪獣を討伐することを主な任務としており、メフィラス大魔王の反乱やヤプール大戦などの大事件を幾度となく解決して来た。その影響力は銀河規模にまで及んでおり、地球人、宇宙人、怪獣など、さまざまな種族から尊敬を集めている。その一方で、あまりに大きすぎる知名度から、宇宙警備隊や彼らの本拠であるウルトラの星を襲撃したり、銀河最強武闘会の陰で悪事を画策するなど、宇宙警備隊を打倒、もしくは利用することで目的を達成できると考えようとする悪人も多い。

ゴーデス五人衆 (ごーですごにんしゅう)

ゴーデスの分身といえる邪生鋼が身につけた怪獣たちの肉体を乗っ取ることで誕生した5体の戦士たち。ブローガ、ギガルス、ゲルガン、デーガン、バランガが該当する。全員がゴーデスに深い忠誠を誓っているが、ゴーデス五人衆同士の仲はよくない。もとの怪獣の20倍ものパワーを誇るとされているが、超闘士となったウルトラマンにはまるで歯が立たず、ゲルガンとデーガンが瞬殺され、ブローガに至っては、ウルトラマンを取り込もうとした際に、逆にあやつられてしまう。ギガルスも重装鉄鋼を身につけたウルトラマン80とウルトラマンジョーニアスの前に敗れ、残ったバランガもピッコロ王子に圧倒された挙句、ウルトラマンの手により倒された。

鋼魔四天王 (こうましてんのう)

メフィラス大魔王に付き従う強力な宇宙人。バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人、ダダが名を連ねている。全員がメフィラスから装鉄鋼を与えられており、闘士としての力を発揮する。ウルトラ戦士と同等以上の実力を有しており、メフィラスは、鋼魔四天王さえいればほかの軍勢などまったく必要ないと豪語している。第一回銀河最強武闘会では正体を隠すために装鉄鋼をつけないまま出場し、メフィラス大魔王とゼットンが有利になるように立ち回る。そして、メフィラスが正体を現すと、ウルトラマンが不在のウルトラの星を侵略し、ほぼ壊滅状態にまで追いやる。しかし、ウルトラマングレートによってバルタン星人が倒され、ザラブ星人も、ウルトラマンジャックの捨て身のカウンターによって敗北、残るケムール人とダダもウルトラマンの前にあえなく敗れ、長期の戦線離脱を余儀なくされる。のちにウルトラ戦士の仲間になったメフィラス大魔王の依頼により、海魔神コダラーと天魔神シラリーからウルトラマンたちを救出するために参戦。足止め程度しかできなかったものの、ザラブ星人が思いついた同士討ちの策略をウルトラマンパワードが遂行したことで勝利を収め、ウルトラマンパワードからは戦いの殊勲者として称えられた。

銀河遊撃隊 (ぎんがゆうげきたい)

エンペラ星人の物量作戦に対抗するため、ウルトラマンが新たに立ち上げた特殊部隊。ウルトラマン以外のメンバーはウルトラマンネオスとウルトラセブン21のみだが、少数精鋭かつ、母艦となっている超光速銀河遊撃艇スターフェニックスの機動力によるフットワークの軽さから、活動領域は全銀河にまで及ぶ。現在は主にウルトラ三大秘宝を守るための任務に従事している。ウルトラセブン21がデストホーンであやつられたうえに、海軍参謀バルキー星人にウルトラベルを、宇宙参謀ブラック指令にウルトラキーを奪われるなど危機に瀕するが、ウルトラマンネオスの活躍でウルトラセブン21が正気を取り戻し、さらに宇宙参謀ブラック指令を倒すことでウルトラキーの奪還にも成功した。

場所

ヒール星 (ひーるせい)

ヤプール大戦の戦火に巻き込まれた宇宙人や怪獣の避難先として機能していた惑星。ウルトラマンエースやウルトラマングレート、エースキラーらによって警護されていたが、彼らの抹殺を目論む首領ヤプールがアプラサールを主軸とした超獣軍団を派遣することで危機を迎えてしまう。しかし、ウルトラマンエースと心を通わせることで正気を取り戻したアプラサールがヤプール軍に反旗を翻したことで形勢は逆転し、事なきを得た。なお、アプラサールは戦いの中で致命傷を負ってしまい、元のアプラサの姿に戻ったものの命を落としてしまい、ウルトラマンエースにとっては苦い思い出の残る場所となった。

イーストン星 (いーすとんせい)

東の銀河に存在する海洋惑星。豊かな水を湛えており「キングトータス」などといった温和な水棲怪獣が穏やかに暮らしている。守護闘士となったウルトラマンタロウの手によって守られていたが、突如海軍参謀バルキー星人と、彼の率いる怪獣およびメタルモンスたちの侵略を受ける。超闘士となったウルトラマンタロウや、銀河遊撃隊の立場から単身で駆けつけて来たウルトラマンの手により、海軍参謀バルキー星人の手勢は数を減らしていくが、これを知った海軍参謀バルキー星人は海軍戦闘母艦サメクジラを利用して津波を起こし、生息する怪獣や手下の宇宙人もろともウルトラマンたちを葬り去ろうとする。ウルトラマンたちは、ゾフィーの指令によって駆けつけたウルトラマンエースと連携して津波を打ち消すことに成功するが、一連の襲撃はイーストン星に隠されていたウルトラ三大秘宝を回収するための陽動作戦で、ウルトラマンたちが津波に対応していたスキを突かれ、暗黒司祭ジェロニモン率いる別動隊によって秘宝の一つであるウルトラベルを奪われてしまう。

サンド星 (さんどせい)

ヤプール大戦における最前線となった、砂に覆われた惑星。首領ヤプール配下の超獣軍団と、彼らの侵略に抵抗する闘士五獣士を中心とした怪獣の軍団による激戦が繰り広げられた。当初は闘士五獣士の奮闘によって優勢を保っていたが、バラバが現れたことで戦局を覆される。しかし、メフィラス大魔王からの依頼で参戦したゼットンにバラバが倒されると、その勢いで残りの超獣も駆逐された。

キング星 (きんぐせい)

ウルトラの星からやや離れた星系に位置する、砂漠の惑星。キング星の女性などといった先住民が暮らしているが、その一方でアントラーのような強力な怪獣の住処ともなっていることから「試練の星」とも呼ばれている。その最深部にはウルトラマンキングが降臨しており、ゴーデスと戦うためにウルトラマングレートやウルトラマンパワードが修行を受けたほか、死の危機に瀕したウルトラセブンを救うためにウルトラマンと科学特捜隊のメンバーが訪れた時は、ウルトラマンキングの手によって原産品であるダイモード・クリスタルが譲渡されている。

リーズ星 (りーずせい)

氷に包まれた極寒の惑星。ヤプール大戦開戦後は早々に首領ヤプールの勢力の手に落ちており、ウルトラマンジャックを捕らえたアンチラ星人が彼に変装して罠を仕掛け、ウルトラセブン、ウルトラマンレオ、アストラをおびき出して一網打尽にしようとした。その作戦は功を奏し、ウルトラマンレオやアストラも大きな痛手を被るが、科学特捜隊が作り上げたホーク・ウェポン三号を装着したウルトラセブンの手でアンチラ星人が倒され、一人の犠牲も出さずに済んでいる。

メビウス星 (めびうすせい)

首領ヤプールが銀河系における本拠地として利用している惑星。「マイナス宇宙」と呼ばれる空間のひずみの中に存在しており、到達するためには特定の座標空間から超光速で突入する必要がある。黒い大地のみで構成されている表面のわずかな箇所から中心への入り口に通じているが、優れた感覚を持つ存在でなければそれを発見することは不可能である。さらに、「無限回廊」と呼ばれる迷路を抜け、その先に存在する大扉の前に三つのメビウスの鍵を掲げることで、初めて首領ヤプールの鎮座する「輝きの間」へと到達することができる。輝きの間には、ヤプール次元に通じるゲートが存在し、首領ヤプールはゲートを開き、宇宙をヤプール次元と同化させることにより、故郷を滅亡から解放することを目的としている。

ヤプール次元 (やぷーるじげん)

地球やウルトラの星が存在する銀河とは異なる空間に存在する次元。首領ヤプールやアンチラ星人、怪僧マザロンなどといった宇宙人や、超獣などが住んでいる。その中では超高温や超重力、そして猛毒性の大気などの脅威がつねにはびこっており、力を持たない者は生きることが許されない。さらに最近になってからは空間そのものの崩壊が加速しており、間もなく滅びを迎えるといわれている。首領ヤプールは崩壊を防ぐため、二つの空間をつなげるゲートを開くことで全銀河をヤプール次元と同じ環境にぬり替えようとしたが、それはヤプール次元以外の滅亡を意味するため、宇宙警備隊を中心とした防衛組織や宇宙人、地球人、怪獣の連合と、ヤプール次元の戦争であるヤプール大戦へと発展する。首領ヤプールがウルトラマンタロウに敗れた際に、ゲートの暴走からメビウス星がブラックホール化した影響で、ヤプール次元の崩壊が確定してしまう。しかし、超闘士となったウルトラマンタロウから放たれたコスモミラクル光線によってブラックホールが消滅すると空間が安定し、滅亡は回避された。この事から、ウルトラマンタロウは首領ヤプールに並ぶ英雄として、ヤプール次元で語り継がれることとなった。

ピッコロ星 (ぴっころせい)

「ピッコラ星雲」と呼ばれる銀河に存在する惑星。統治者であるピッコロ大王の意向によって行き場を失った怪獣が暮らしている。ヤプール大戦が終結したあとは、ブラックピジョンなどといったヤプール次元に帰還しなかった超獣なども保護されている。ウルトラマンタロウにとって馴染み深い星で、幼い頃はピッコロ大王の息子であるピッコロ王子とよく遊んでいた。戦士としての修行を積むようになってからはしばらく訪れることはなかったが、ゴーデスが海魔神コダラーを復活させるために動き出したあとは、邪悪な意志を感じ取る能力に長けたピッコロ大王に協力を求めるため、久しぶりにピッコロ星を訪れた。その際にブラックピジョンやピッコロ王子と再会し、ゴーデスと戦うために団結した。

セントール星 (せんとーるせい)

森林や草原に覆われている未開の惑星。農業が盛んな田舎で「モングラー」などといった怪獣が平和な暮らしを営んでいる。陸軍参謀ザム星人の差し向けたメタルモンスの脅威にさらされていたが、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンネオスやウルトラセブン21、さらに、駆けつけたウルトラマンの手によって守られる。ウルトラ三大秘宝の一つであるウルトラキーが埋蔵されており、それを知った陸軍参謀ザム星人の起動させた陸軍戦闘母艦ドレンゲランによって壊滅の危機に瀕するが、ウルトラマンが隕石に偽装させていた超光速銀河遊撃艇スターフェニックスに住民やウルトラキーを載せて脱出したことで侵略価値がなくなり、陸軍参謀ザム星人の軍勢の攻撃対象から外された。

ウルトラの星 (うるとらのほし)

「北の銀河」と呼ばれる宇宙に存在する星。ウルトラ戦士たちの生まれ故郷で、宇宙警備隊の本拠地および銀河最強武闘会の会場にもなっている。ウルトラの父によって統治されており、ウルトラ戦士のほかにも、数多くの地球人や宇宙人が暮らしている。平和維持のための機関が集中しているため、メフィラス大魔王が反乱を起こした際は真っ先に攻撃対象として選定され、鋼魔四天王の手によって半壊滅状態にまで陥った。しかしそれ以降は、装鉄鋼を導入するなど防衛力を高めることで、のちに発生したヤプール大戦やゴーデスとの戦いなどでは、さしたる被害を受けずに済んでいる。

惑星TM-27 (わくせいてぃーえむにじゅうなな)

ウルトラマンが怪僧マザロンとの戦いで命を落としたあとに、メフィラス大魔王とウルトラマンタロウが修行のために訪れた惑星。地球人や宇宙人が存在しておらず、おとなしい怪獣たちが身を寄せあって暮らしていた。のちにヤプール次元の兵士たちがブラックピジョンをけしかけて制圧しようとしたが、ケガをした怪獣親子を守るために兵士たちに造反し、さらにそれを発見したウルトラマンタロウの活躍によって兵士たちが撤退したため、大事に至らずに済んだ。

イベント・出来事

ヤプール大戦 (やぷーるたいせん)

第二回銀河最強武闘会で、超闘士に覚醒したウルトラマンが死亡したことを好機と考えた首領ヤプールが引き起こした侵略戦争。ヤプール次元の超獣および宇宙人と、彼らの侵略に立ち向かおうと団結したウルトラ戦士、地球人、怪獣、宇宙人、ロボットなどが銀河各地で熾烈な争いを繰り広げた。当初はヤプール軍側が優勢だったが、科学特捜隊が完成させたホーク・ウェポンをまとったウルトラセブンやメフィラス大魔王の依頼で戦線に復帰したゼットンなどの奮闘、そしてメフィラス大魔王との修行で超闘士に覚醒したウルトラマンタロウの活躍によって、徐々に逆転の兆しが見られるようになる。しかし、首領ヤプールにとってはこの大戦自体が単なる時間稼ぎに過ぎず、戦局が膠着しているあいだにヤプール次元と宇宙のゲートを開くことこそがヤプール軍の真の目的だった。これを阻止しようとするウルトラマンタロウが首領ヤプールとの一騎打ちを制し、さらにヤプール次元をも救ったことで首領ヤプールが負けを認め、全戦力を撤退させたことで大戦は終結した。

第二回銀河最強武闘会 (だいにかいぎんがさいきょうぶとうかい)

第一回銀河最強武闘会の好評と、ウルトラ戦士たちがメフィラス大魔王の野望を阻止したことを記念し、その1年後に開かれた武闘大会。第一回大会と異なり、ループ星人であるヤンドがスポンサーとして出資している。出場者数は250名と、第一回大会のおよそ2倍にまで膨れ上がっており、試合のレベルも格段に上昇している。しかしその裏では、ヤンドの正体である首領ヤプールが超闘士を発見および抹殺するための計画が進行しており、本選では部下として潜り込ませた怪僧マザロンに提案させる形で、試合会場に超電磁フィールドを発生させるデスマッチを宣言する。さらに準決勝で怪僧マザロンが本性を現し、ほかの選手をみな殺しにしようと動き出す。これを阻止するためにウルトラマンとメフィラス大魔王が手を組み応戦する。この戦いの中でウルトラマンは超闘士に覚醒し、怪僧マザロンを倒すものの、その反動で命を落としてしまう。結果として、準決勝を唯一生き残ったメフィラス大魔王が優勝者となったが、メフィラスはこの結果に強い遺憾の意を示していた。

第一回銀河最強武闘会 (だいいっかいぎんがさいきょうぶとうかい)

宇宙警備隊の活躍によって全宇宙が平和統合されたことを記念し、各惑星の親善のために開催された武闘大会。ウルトラ戦士たちはもちろん、怪獣、宇宙人、地球人のすべてに参加権が与えられており、地球人は身体的ハンデを補うため、グループ参加かつ巨大兵器の使用が許可されている。メフィラス大魔王と、彼の配下である鋼魔四天王のうちの三人が素性を隠して参加し、優勝候補者であるゼットンを利用してウルトラ戦士たちに痛手を負わせるために利用する。ゼットン自身は闘士となったウルトラマンによって倒されるものの、大会の裏でウルトラセブンが襲撃を受けたことでメフィラスの目論見は達成され、彼がウルトラの星を制圧する足掛かりにされてしまった。

第三回銀河最強武闘会 (だいさんかいぎんがさいきょうぶとうかい)

ヤプール大戦が終結してから3年後に開催された、3度目の銀河最強武闘会。600名以上の参加者が集ったため、大会期間の短縮のために予選はバトルロイヤル形式で執り行われた。常連となるウルトラ戦士やメフィラス大魔王、レッドキングやゼットン、エースキラーなどのほか、パワード流の師範であるウルトラマンパワードや彼の門下生であるPレッドキングやPバルタン星人、そして謎のウルトラ戦士である仮面騎士が本戦に勝ち進んだ。かつてのメフィラス大魔王や首領ヤプールのような、大会の裏で蠢(うごめ)く策謀なども見られず、クリーンな大会が期待された。しかし、準々決勝において仮面騎士がゴーデスとしての正体を現し、出場者全員の生体エネルギーを吸収しようと行動を開始。パワード流の使い手たちや超闘士となったウルトラマン、ウルトラマンタロウの手で被害は抑えられたが、この事件を皮切りとしてゴーデスとウルトラ戦士たちの戦いが幕を開けた。

その他キーワード

闘士 (ファイター)

『ウルトラマン超闘士激伝』に登場する称号。鍛えぬかれた身体を持つ戦士や怪獣が、装甲鋼(メタルブレスト)を装着して強化した姿を指す。玩具ではPVC製のフィギュアにプラスチックの鎧を装着する形で再現された。

超闘士 (チョウトウシ)

『ウルトラマン超闘士激伝』に登場する太古より宇宙に伝わる最強戦士の称号。闘士マンと闘士タロウのみが変身できる。超エネルギーで身体が金色に輝き、強大な戦闘能力を発揮する。肉体が超エネルギーに耐えきれないため3分間程度しか持続できず、限界を超えると死ぬ。ただしウルトラホーンを持つ者は生み出したエネルギーをホーンに蓄えることで長時間超闘士でいられる。

メガ・スペシウム光線 (めがすぺしうむこうせん)

ウルトラマンパワードが使用する必殺技の一つ。クロスさせた両腕から高出力の破壊光線を照射する。ウルトラマンの使うスペシウム光線より強力で、ゴーデス細胞をたやすく消滅させられるほどの威力を誇る。ウルトラマンパワードの親友であるウルトラマングレートの身体を盾に取ったゴーデスに対して、断腸の思いでウルトラマングレートごと消滅させるために照射するが、親友の命を奪う悲劇を許容できなかったウルトラマンタロウの手によって阻まれてしまった。

ビートルG (びーとるじゃいあんと)

科学特捜隊が運用している巨大戦闘機「ビートル号」が、人型のロボットに変形した状態。右手に大口径のライフルを携え、全身にロケット弾を内蔵している。第二回銀河最強武闘会において運用され、ベスト16にまで勝ち進む健闘を見せる。ベスト8の出場権をかけた怪僧マザロンとの対決では、弾幕を張って敵の攻撃を寄せつけず、ロケット弾を全弾発射することで一気に勝負を決めようとした。しかし、怪僧マザロンの催眠術によってパイロットの隊員が誘導装置の操作を誤り、自分の方向にロケット弾を誘導したことで自爆してしまう。

メタリウム光線 (めたりうむこうせん)

ウルトラマンエースが使用する必殺技の一つ。ウルトラセブンのワイドショットやウルトラマンジャックのシネラマショットと同じく、両手をL字型に構えて、右腕全体から高出力の破壊光線を発射する。第一回銀河最強武闘会の準決勝では、対戦相手であるゼットンに対し放たれるが、光線を吸収する特性を持つ彼との相性が悪く、目立った効果を見込めなかった。しかし、第二回銀河最強武闘会では、エースキラーとの戦いにおいて披露され、彼の放ったM87光線と互角の威力を発揮する。さらに、宇宙参謀ブラック指令との戦いでは、空軍戦闘空母サタンモアに対してウルトラマンタロウのストリウム超光波、ウルトラセブンのワイドショット、ウルトラマングレートのバーニングプラズマと同時に発射され、航行不能に陥るほどの大ダメージを与えた。

ゴールデンストリーム

スフィンクスが使用する必殺技の一つ。全身からまばゆい金色の衝撃波を発生させ、敵を弾き飛ばす。ジャンボキングに力を供給していることを見抜いたウルトラセブンに対して使用され、それまで傍観に徹していたスフィンクスが、実際はヤプール次元でも指折りの実力者であることを証明した。

スペシウムアタック

ウルトラマンが使用する必殺技の一つ。スペシウム光線のバリエーション技で、拳を大きく突き出して、その先から高出力のスペシウムエネルギーを放出する。かつてゼットンに敗れたウルトラマンが、第一回銀河最強武闘会に備えた修行の末に会得した技で、ゼットン以外の相手には使わないよう温存していた。しかし、準決勝で対戦したメフィラス大魔王から思わぬ苦戦を強いられ、さらにスペシウム光線や八つ裂き光輪すら通じなかったために使用することを余儀なくされた。決勝戦ではハイパー化を果たしたゼットンに対して使用されたが、光線技を吸収する能力によって一度は阻まれる。しかし、吸収できる許容量以上のエネルギーを注ぎ込むことを思いついたウルトラマンの手により至近距離で再度放たれ、ゼットンのハイパー化を解除した。

マグニウム光線 (まぐにうむこうせん)

ウルトラマンネオスが使用する必殺技の一つ。十字の形にクロスさせた腕にエネルギーを収束し、光線として放つ。陸軍参謀ザム星人が差し向けたメタルモンスに対して、ウルトラセブン21のアドリウム光線と同時に放たれ、10機以上を同時に撃墜するほどの威力を発揮した。

アイスラッガー

ウルトラセブンが使用する必殺技の一つ。頭部に付随されている刃状の角を飛ばして、敵を切り裂く。ウルトラセブンの念力によって自在に軌道を変えることが可能なため、避けることは非常に困難であるとされる。ウルトラマンへのトドメとして超魔光閃を放とうとしたメフィラス大魔王に向けて放たれ、間一髪のところでウルトラマンの命を救った。

バーニングプラズマ

ウルトラマングレートが使用する必殺技の一つ。両手を大きく広げて、右手と左手のあいだに灼熱のプラズマ火球を複数作り出し、融合させて生じたエネルギーを敵にぶつける。宇宙参謀ブラック指令との戦いにおいて使用され、彼が指揮する空軍戦闘母艦サタンモアに対して、ウルトラマンタロウのストリウム超光波、ウルトラセブンのワイドショット、ウルトラマンエースのメタリウム光線と同時に発射され、航行不能に陥るほどの大ダメージを与えた。

超魔光閃 (ちょうまこうせん)

メフィラス大魔王が使用する必殺技の一つ。拳をにぎり締めた状態で前に突き出し、その先から螺旋状のエネルギーを放出する。ウルトラマンとの戦いにおいて初めて披露され、彼のスペシウムアタックと互角となる威力を見せつけた。さらに、第二回銀河最強武闘会では怪僧マザロンに、ヤプール大戦ではスフィンクスに向けて放たれたが、異常な防御能力を誇る彼らに対しては、さほど大きなダメージを与えられなかった。

バルタン・ミクスド・ノヴァ

バルタン星人が使用する必殺技の一つ。バルタン・ミクスド・ファイヤーのバリエーション技で、誘爆エネルギー弾を使用せずに放つにもかかわらず、その威力はバルタン・ミクスド・ファイヤーを大きく上回る。海魔神コダラーや天魔神シラリーとの戦いで、ザラブ星人の旋風光輪波、ケムール人のファイナル・パワーグライド、ダダのクロー・シューターと同時に放たれたが、どちらに対しても目立った傷をつけられなかった。

ウルトラキー

ウルトラ三大秘宝の一つ。巨大な鍵の形状をしており、接触した生物や無機物に内包されたエネルギーを増幅し、外部に放出する役割を持つ。放出できるエネルギーの限界量はほぼ無限とされており、星の軌道を変化させたり、超強力なビーム砲として活用することも可能。かつてはウルトラの星の軌道を調整するために使われていたが、「ババルウ星人」という宇宙人が盗み出したことで星の軌道が狂ってしまい、その影響から壊滅寸前の状態にまで追いやられた。そのため、ウルトラの星の軌道制御を別の装置で代用し、ウルトラキーを含めた三大秘宝をほかの星に隠すという手段が取られた。その後しばらくは密かにセントール星に埋蔵されていたが、究極魔神シーダへの対策のためにウルトラの父によって持ち出され、メフィラス大魔王とウルトラセブンの手によって発射されたエネルギーは、究極魔神シーダをしばらく再生に専念させるほどの大ダメージを与えた。しかし、この一戦によってエンペラ星人にウルトラ三大秘宝の有用性を認識され、彼の率いる軍団から狙われることとなった。

Wオーラ光線 (だぶるおーらこうせん)

超闘士となったウルトラマンとウルトラマンタロウが協力して放つ必殺技。両手を前に突き出し、超闘士のオーラを収束させて二人同時に射出する。光の力を苦手とするゴーデスを消滅させるために、ウルトラマンパワードの助言を受けたウルトラマンとウルトラマンタロウによって放たれた。ゴーデスのまとっていた甲冑を一瞬で消滅させるほどの威力を見せるが、甲冑の中からウルトラマングレートの身体が現れた。これによって彼がゴーデスに乗っ取られていることが判明し、ウルトラマンとウルトラマンタロウは、第二射を放つことを躊躇してしまう。

メビウスの鍵 (めびうすのかぎ)

メビウス星の中枢である「輝きの間」に進入するために必要とされる三つの鍵。首領ヤプールから特に目をかけられている部下に預けられており、側近であるアンチラ星人が「蒼の鍵」を、強力な超獣であるバラバが「朱の鍵」を、きわめてすぐれた能力を持つがゆえに首領ヤプールに精神コントロールを受けたアプラサールが「翠の鍵」を、それぞれ授かっている。首領ヤプールが自ら管理せず部下に託した理由は、直属の部下がそろった時のみ謁見できるというシステムを構築するためである。しかし、所有者が別の場所で作戦行動を行っているという点が裏目に出てしまい、それぞれの鍵をウルトラセブン、ゼットン、ウルトラマンエースの手により奪取され、ウルトラ戦士たちが輝きの間に突入するきっかけを作ってしまった。

ストリウム超光波 (すとりうむちょうこうは)

ウルトラマンタロウが使用する必殺技の一つ。ストリウム光線およびウルトラマンのスペシウム超光波のバリエーション技。第二回銀河最強武闘会における事件でウルトラマンを失い、彼の無念を晴らすために会得した技で、その威力は超闘士の状態におけるウルトラマンのスペシウム超光波を上回る。首領ヤプールとの決戦では、ウルトラホーンの力によって超闘士の力を完全に開放した状態で放たれ、首領ヤプール本人が死を覚悟するほどの大きなダメージを与えた。彗星戦神ツイフォンとの戦いでは、彗星に擬態してウルトラの星に向かっていた彗星戦神ツイフォンの軌道を変えるために使用されたが、擬態を解除させることに成功したものの、さほど大きなダメージは与えられなかった。

ホーク・ウェポン

ノタニー博士が残した設計図をもとに科学特捜隊によって作られた、ウルトラセブン専用の兵装。防御用に開発された装鉄鋼とは逆に、ホーク・ウェポンは攻撃のために開発されたものである。ふだんは戦闘機のような形状をしているが、「アームド・アップ」の発声音に呼応して、武器の形へと変化する。剣と盾に分離する「ホーク・ウェポン一号」と、肩に装着して使用するキャノン砲「ホーク・ウェポン二号」、そして巨大な弓に変形し、マグネリウム・シュートの発射台となる「ホーク・ウェポン三号」が存在する。

スーパーバックルビーム

ウルトラマン80が使用する必殺技の一つ。ウルトラマン80の装着している重装鉄鋼の肩部に搭載されている装置にエネルギーを集中し、高出力かつ広範囲に効果のあるビームに変えて撃ち出す。ゴーデス五人衆であるギガルスとの戦いで、相手がサクシウム光線を受けたスキを突き、ウルトラマンジョーニアスのスーパーロッキングスパークと同時に照射することで、邪生鋼の破壊に成功した。

超光速銀河遊撃艇スターフェニックス (ちょうこうそくぎんがゆうげきていすたーふぇにっくす)

ノタニー博士の理論をもとにワモート博士が設計した銀河遊撃隊の母艦。非戦闘時は隕石に偽装されているが、銀河遊撃隊隊長であるウルトラマンの発する信号に反応して偽装が解除され、本来の姿を現す。火力や全長などは、エンペラ星人の軍勢が使用する戦闘母艦に一歩譲るが、流星に匹敵するスピードを発揮することで、敵軍のレーダーにすら悟られずに戦線への進入および離脱を可能としている。陸軍参謀ザム星人が、陸軍戦闘母艦ドレンゲランを用いてセントール星を恫喝した際に起動し、セントール星の住民とウルトラキーを格納すると、一瞬で陸軍戦闘母艦ドレンゲランの射程外に逃れるという神業を見せつけた。

バリアー・パワーグライド

ケムール人が使用する必殺技の一つ。パワーグライドを防御に応用した技で、両腕から正方形の重力フィールドを生成し、敵の攻撃を受け止める。海魔神コダラーや天魔神シラリーとの戦いで使用され、天魔神シラリーの絶命光線を弾くほどの防御力を発揮した。

パワード流 (ぱわーどりゅう)

ウルトラマンパワードやPレッドキング、Pバルタン星人などが体得している特殊な流派。相手の身体に直接触れることでエネルギーを送り込み、内部から強い衝撃を発生させる。ゴーデスを倒すために編み出されたもので、ゴーデス細胞で構成された彼の肉体を消滅させる効果を持つ。また、生身の身体に対しても高い効果を持つうえに、内部へのエネルギー伝達を断たない限りガードも意味をなさないため、格闘戦においては無類の強さを発揮する。

ダイモード・クリスタル

キング星に存在するという宝石。すさまじいエネルギーが内包されているが、キング星で産出されるものは原石に過ぎず、エネルギーを完全に引き出すためには、強い握力で圧縮する必要がある。クルスガンが生み出したエネルギー吸収フィールドからウルトラセブンを解放するために必要とされ、科学特捜隊と共にキング星の試練を乗り越えたウルトラマンに対して、ウルトラマンキングより授けられた。その際に、ウルトラセブンを蘇らせるエネルギーを引き出すには、ウルトラマンキングの握力をもってしても不可能であると言われていたが、試練を乗り越えてパワーアップしたウルトラマンの手により圧縮され、ウルトラセブンを救い出すための切り札となった。

ハイパー化 (はいぱーか)

「ハイパーエネルギー」と呼ばれるエネルギーを流し込まれることで発生する肉体強化現象。純粋に身体が巨大化するほか、使用者によっては肉体や感覚を強化するための器官が生成されることもある。さらに、光線に対する強い耐性がつき、吸収や反射なども可能となる。第一回銀河最強武闘会の決勝戦では、闘士となったウルトラマンに苦戦を強いられたゼットンが、メフィラス大魔王から授けられたカプセルを砕くことでハイパー化を果たし、「ハイパーゼットン」となってウルトラマンを逆に圧倒した。また、のちにメフィラス大魔王や怪僧マザロン、首領ヤプールなども、ハイパー化およびそれに類する肉体強化を果たし、ウルトラ戦士たちを苦しめた。

ワイドショット

ウルトラセブンが使用する必殺技の一つ。両手をL字型に組んで、右腕全体から強力な破壊光線を放射する。第二回銀河最強武闘会では闘士となったエレキングとの戦いにおいて使用され、エレキングの放った渾身の放電攻撃を弾き返すほどの威力を発揮し、勝利を決める一撃となった。ホーク・ウェポンを使用するようになってからは両手が空くことが少なくなった影響から滅多に使われなくなる。しかし、ウルトラセブンが守護闘士になったあとは再度使われるようになり、宇宙参謀ブラック指令との戦いでは、彼が指揮する空軍戦闘母艦サタンモアに対して、ウルトラマンタロウのストリウム超光波、ウルトラマンエースのメタリウム光線、ウルトラマングレートのバーニングプラズマと同時に発射され、航行不能に陥るほどの大ダメージを与えた。

ファザー光線 (ふぁざーこうせん)

ウルトラの父が使用する必殺技の一つ。ウルトラセブンのワイドショットや、ウルトラマンジャックのシネラマショットなどと同様に、両腕をL字型に構えて、光線を照射する。ウルトラの父自身が戦場に立つことは滅多になかったが、第二回銀河最強武闘会では、準々決勝におけるメフィラス大魔王との戦いで使用され、ウルトラマンを倒すために修行を積んでパワーアップした彼すらも驚愕させるほどの威力を発揮した。

ファイナル・パワーグライド

ケムール人が使用する必殺技の一つ。パワーグライドのバリエーション技で、両腕からパワーグライドをはるかに上回る規模の重力波を撃ち出す。海魔神コダラーや天魔神シラリーとの戦いで、バルタン星人のバルタン・ミクスド・ノヴァ、ザラブ星人の旋風光輪波、ダダのクロー・シューターと同時に放たれたが、どちらに対しても目立った傷をつけられなかった。

ギロチンショット

ウルトラマンエースが使用する必殺技の一つ。全身を発光させてエネルギーをチャージし、巨大な刃に変形させて射出する。鋼魔四天王との戦いでは、バルタン星人を倒されたことで本気になったケムール人に対し、ウルトラマンタロウのストリウム光線、ウルトラマンジャックのシネラマショット、ウルトラマン80のサクシウム光線、ゾフィーのM87光線と合わせる形で放たれたが、当の本人との実力差と装鉄鋼の防御力に阻まれ、決定的なダメージを与えることはできなかった。

暗黒バーニングプラズマ (あんこくばーにんぐぷらずま)

ゴーデスが使用する必殺技の一つ。ゴーデスがウルトラマングレートの肉体に憑依したことで使用可能となったもので、手のひらから暗黒のプラズマ火球を生成し、爆発させることで衝撃波を発生させる。ウルトラマングレートのふりをしておびき寄せたウルトラマンタロウに対して至近距離で放ち、彼を戦闘不能に陥れた。

ゴーデスハンター

宇宙の悪魔として恐れられているゴーデスを倒すために、特殊な訓練を受けたウルトラ戦士や怪獣、宇宙人たちの総称。ウルトラマングレートやウルトラマンパワード、Pレッドキング、Pバルタン星人などが該当する。中でもウルトラマングレートとウルトラマンパワードは、師匠であるウルトラマンキングから指導を受けた結果、ゴーデスを倒すために特化した技能を身につけている。しかし、メフィラス大魔王と鋼魔四天王がウルトラの星を侵略した際にウルトラマングレートが出奔し、未完成のマグナムシュートを使ったことでゴーデスに存在をかぎつけられ、倒された挙句身体を乗っ取られてしまう。これに衝撃を受けたウルトラマンパワードは、ウルトラマングレートを犠牲にしてでもゴーデスを倒すことを心に誓い、対ゴーデス用の切り札といえるパワード流を完成させた。

ハイパーメテオ火球 (はいぱーめておかきゅう)

ゼットンが使用する必殺技の一つ。メテオ火球のバリエーション技で、ハイパー化を果たしたことで増大したエネルギーを凝縮し、火球に変えて放つ。メテオ火球と異なり複数同時に発射することはできないが、その分威力に優れる。第一回銀河最強武闘会において、暴走を止めるために立ち向かったゾフィーに対して放たれ、彼を黒焦げにした挙句に観客席の一部を溶解させるほどの威力を見せた。

装鉄鋼 (めたるぶれすと)

ウルトラ戦士の弱点であるカラータイマーをガードし、防御力を数段上昇させる効果を持つ巨大防御装甲。カラータイマーが存在する胸部を覆う形状をしていることから「メタルブレスト」と呼ばれている。第一号となる装鉄鋼は、ウルトラマンの特徴や弱点を知り尽くしている科学特捜隊の手によって組み上げられ、第一回銀河最強武闘会の決勝戦を控えるウルトラマンに譲渡された。真の力を引き出すためには鍛え抜かれた心身が不可欠で、ふさわしい装着者が装鉄鋼を身につけた姿を「闘士」と呼称する。大会終了後は、偵察に徹していたメフィラス大魔王の手で複製されて鋼魔四天王に与えられたり、瀕死の状態から蘇ったウルトラセブンをはじめとしたウルトラ戦士専用のもの、さらに、修行によって強化された怪獣のために用意されたものなど、さまざまなバリエーションの装鉄鋼が多数生み出される。

クルスガン

ガッツ星人が襲撃の際に用いる拳銃型の特殊武器。対象に銃口を向けて引き金を引くことで特殊なオーラが発生し、対象を包み込むことでエネルギー吸収フィールドに変化し、閉じ込めた対象はいっさいの行動が不能となってしまう。生成されたフィールドは物理的な干渉が不可能とされているが、強力なエネルギーをぶつけることで中和することが可能で、ウルトラセブンがクルスガンのフィールドに捕らえられた際は、ウルトラマンがウルトラマンキングから受け取ったダイモード・クリスタルから発せられたエネルギーによってフィールドを中和し、無事に復活することができた。

邪生鋼 (えびるぶれすと)

ゴーデス細胞によって構成された甲冑型の生命体。ゴーデスのかつての部下の姿と人格を模して作り上げられており、装着した相手の肉体を乗っ取って意識を奪うと共に、潜在能力を20倍にまで上昇させるという特性を持つ。苦労せずにウルトラ戦士たちを倒せるというゴーデスの甘言に乗せられた怪獣や宇宙人によって身につけられるが、瞬く間に肉体を乗っ取り、ゴーデス五人衆へと変貌させた。邪生鋼を破壊することで乗っ取られた肉体を解放することが可能だが、解放された肉体の持ち主は、寄生されたあとの記憶をすべて失ってしまう。また、ゴーデス細胞に並はずれた耐性を持つ戦士の肉体を乗っ取ることは不可能で、ブローガのもととなった邪生鋼は、寄生したウルトラマンから闘気を流し込まれることで逆にあやつられ、ゴーデスの居場所を聞き出すために利用される結果となった。

スーパーロッキングスパーク

ウルトラマンジョーニアスが使用する必殺技の一つ。スーパーバックルビームと同様に、ウルトラマンジョーニアスの肩部に搭載された装置にエネルギーを吸収し、高出力かつ広範囲に効果のあるビームに変えて撃ち出す。ゴーデス五人衆であるギガルスとの戦いで、ウルトラマン80の放ったサクシウム光線によってギガルスに生じたスキを突き、スーパーバックルビームと同時に照射することで、邪生鋼の破壊に成功した。

なまけ放射能 (なまけほうしゃのう)

ヤメタランスが使用する必殺技の一つ。全身から絶えず放射されており、これを浴びるとやる気をなくしてその場で怠けるようになってしまう。ただし、ササヒラーのような度を越えたやる気を持つ相手には効果がない。また、ヤメタランス自身も制御することができないため、彼の傍にいるだけでやる気を失ってしまう。海魔神コダラーと天魔神シラリーにトドメを刺して英雄になろうとするササヒラーに利用され、調査に訪れていたノタニー博士らを骨抜きにした。

M87光線 (えむはちじゅうななこうせん)

ゾフィーが使用する必殺技の一つ。左手を胸のカラータイマーに当て、突き出した右手から超高出力の破壊光線を照射する。ほかのウルトラ戦士が使用する光線を上回る威力を持っているが、第一回銀河最強武闘会で、ルールを無視して暴れ出したゼットンに使用した際には、彼の光線を吸収する特性に阻まれたために高い効果を発揮できなかった。第二回銀河最強武闘会ではエースキラーも使用しており、ウルトラマンエースのメタリウム光線を相殺するほどの威力を見せた。

八つ裂き光輪 (やつざきこうりん)

ウルトラマンが使用する必殺技の一つ。無数の刃に覆われた光の輪を生成し、敵に向けて投げつけて攻撃するもので、「ウルトラスラッシュ」とも呼称される。あらゆるものを寸断する威力があるとされているが、第一回銀河最強武闘会で、覆面をかぶって参加したメフィラス大魔王に対して使われた時は、片手で軽々とキャッチされたうえに、強大な握力でにぎりつぶされてしまった。

マグナムシュート

ウルトラマングレートが使用する必殺技の一つ。敵の放った光線や火炎などのエネルギーを吸収し、増幅して反射する。ゴーデスを倒すため、ウルトラマンパワードと共に修行した末に編み出された必殺技だが、修行を終える前にウルトラの星がメフィラス大魔王の襲撃を受けたことで、居ても立ってもいられず加勢に駆けつけたため、鋼魔四天王との戦いにおいて、未完成のまま使うことを余儀なくされる。その結果、バルタン星人のバルタン・ミクスド・ファイヤーを吸収して撃ち返し、倒すことには成功したが、その存在をゴーデスに悟られてしまい、ヤプール大戦のあとにゴーデスとの戦いに敗れ、肉体を乗っ取られてしまうことになった。なお、ゴーデスとの戦いに特化しているためか、エンペラ星人との軍勢に対しては使用されていない。

海軍戦闘母艦サメクジラ (かいぐんせんとうぼかんさめくじら)

巨大な深海魚のような形状を持つ、潜水タイプの超大型戦闘母艦。エンペラ星人の率いる軍勢に運用されており、海軍参謀バルキー星人が艦長を務めている。ウルトラベルが埋蔵されているイーストン星を襲撃する際に利用され、イーストン星の原住民を巻き込む津波を引き起こそうとするが、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン、ウルトラマンエースの三人によって阻止された。

デストホーン

宇宙参謀ブラック指令が所有している洗脳装置。2本の巨大な角が備えられたヘルメットのような形状をしている。かぶせた相手の負の感情を増幅させ、呼び起こされる欲望を後押しすることで、相手の行動を意のままにコントロールすることができる。宇宙参謀ブラック指令の手によってウルトラセブン21に使用され、彼の心の中に眠っていたウルトラマンネオスへの強いコンプレックスを刺激することでウルトラ戦士に対する敵意を植えつけ、ウルトラキーを強奪させる役割を果たした。しかし、ウルトラミラーを携えたウルトラマンネオスの捨て身の説得によってウルトラセブン21が正気を取り戻すと、自らの意思で取り外された挙句、粉々に破壊された。

空軍戦闘母艦サタンモア (くうぐんせんとうぼかんさたんもあ)

巨大な翼竜のような形状を持つ、飛行タイプの超大型戦闘母艦。エンペラ星人の率いる軍勢に運用されており、宇宙参謀ブラック指令が艦長を務めている。デストホーンで洗脳したウルトラセブン21を使ってウルトラの星や地球に対する恫喝を行うために姿を現し、その威容によって多くの人々を恐怖させた。しかし、ウルトラマンネオスにウルトラミラーを託すため現れた、ウルトラマンタロウ、ウルトラセブン、ウルトラマンエース、ウルトラマングレートによる連携攻撃で装甲を大きく傷つけられ、最期は超闘士となったウルトラマンによる至近距離からのスペシウムアタックを受け、真っ二つに寸断された。

ウルトラミラー

ウルトラ三大秘宝の一つ。巨大な盾のような形状をしており、ウルトラ戦士たちから「幻の鏡」と呼ばれている。ふだんは異次元に隠されているが、守護闘士であるウルトラマンタロウ、ウルトラセブン、ウルトラマンエース、ウルトラマングレートがそろった時のみ、その姿を現す。あらゆる攻撃を弾き返すほどの圧倒的な防御力を誇っており、ウルトラキーから放たれる高出力のビームすらも反射できる。さらに、中央に埋め込まれている鏡で映し出した相手に対し、所有者の心を直接投影することも可能で、ウルトラセブン21がデストホーンによってあやつられた時は、ウルトラマンネオスの手によって互いの本当の心を見せ合う効果を発揮し、ウルトラセブン21の洗脳が解除されるきっかけを作った。

サクシウム光線 (さくしうむこうせん)

ウルトラマン80が使用する必殺技の一つ。片腕を真上に、もう片方を水平に伸ばしてエネルギーをチャージし、Lの字に構えてエネルギーを光線に変えて放出する。ウルトラセブンのワイドショットなどと似たようなフォームで放たれるが、左右どちらの腕からも発射することが可能。鋼魔四天王との戦いでは、バルタン星人を倒されたことで本気になったケムール人に対し、ウルトラマンタロウのストリウム光線、ウルトラマンジャックのシネラマショット、ウルトラマンエースのメタリウム光線、ゾフィーのM87光線と合わせる形で放たれたが、当の本人との実力差と装鉄鋼の防御力に阻まれ、決定的なダメージを与えることはできなかった。しかし、ゴーデス五人衆であるギガルスとの戦いにおいては、ウルトラマンジョーニアスを攻撃することに集中していたギガルスのスキを突く形で発射され、ウルトラマンジョーニアスを救うと共に、大ダメージを与えることに成功している。

スペシウム光線 (すぺしうむこうせん)

ウルトラマンが使用する必殺技の一つ。腕を十字に組んで放つ強力な破壊光線で、ウルトラマンが最も得意としている。ウルトラマンはこの技を使うことであまたの怪獣を打ち倒して来たが、かつてゼットンに放った時は吸収されたうえで反撃に利用されており、第一回銀河最強武闘会においてメフィラス大魔王に使用した際も、大きなダメージを与えるには至らなかった。そのためウルトラマンは、スペシウム光線を応用した新たな技の構築に勤しんでおり、のちにスペシウムアタックやスペシウム超光波といったバリエーション技を会得している。

スペースQ

ウルトラマンエースが使用する必殺技の一つ。頭部にウルトラ戦士たちのエネルギーを収束し、光の弾に変化させて撃ち出す大技。ウルトラマンを圧倒するメフィラス大魔王に向けて放つため、ゾフィー、ウルトラマン80、ウルトラマンジョーニアスのエネルギーを集めるが、それに感づいたメフィラスの攻撃でウルトラマンエースの頭部が負傷したため、不発に終わった。

マグネリウム・シュート

ウルトラセブンが使用する必殺技の一つ。ホーク・ウェポン三号が変形することで完成する「ウルトラアロー」にエネルギーを注入し、複数の光線を射出する。その一発一発が、ウルトラ戦士の必殺光線に匹敵する威力を誇り、ジャンボキングとスフィンクスに対して複数の光線を同時に命中させた結果、スフィンクスをはるか彼方に弾き飛ばしたうえ、ジャンボキングの身体を粉々に粉砕した。

シネラマショット

ウルトラマンジャックが使用する必殺技の一つ。ウルトラセブンのワイドショットやウルトラマンエースのメタリウム光線と同じく、両手をL字型に構えて、右腕全体から高出力の破壊光線を発射する。鋼魔四天王との戦いでは、バルタン星人を倒されたことで本気になったケムール人に対し、ウルトラマンタロウのストリウム光線、ウルトラマンエースのギロチンショット、ウルトラマン80のサクシウム光線、ゾフィーのM87光線と合わせる形で放たれたが、当の本人との実力差と装鉄鋼の防御力に阻まれ、決定的なダメージを与えることはできなかった。

重装鉄鋼 (だぶるぶれすと)

第三回銀河最強武闘会のあとに開発された新型の装鉄鋼。ゴーデス細胞への対策をコンセプトとしており、「超鏡クリスタル素材」と呼ばれる特殊な素材を用いることで、装着者が持つ光のオーラをつねに増幅し、ゴーデス細胞を寄せ付けなくする効果が付随されている。また、天魔神シラリーの発する絶命光線など、肉体に直接効果を及ぼす攻撃をある程度ながら遮断できる。プロトタイプは発案者であるウルトラマン80と、彼の親友であるウルトラマンジョーニアスに譲渡され、彼らがゴーデス五人衆の一人であるギガルスを倒すために活用された。究極魔神シーダ復活後は、ほかのウルトラ戦士たちやメフィラス大魔王専用の重装鉄鋼が開発され、宇宙警備隊の戦力の底上げに大きく貢献した。また、エンペラ星人が決起したあとはウルトラマングレート専用の重装鉄鋼も作られ、今まで装鉄鋼を装着していなかった彼が闘士に転じるきっかけとなった。

プラズマスパーク

太古の昔、ウルトラの星が暗黒によって危機に瀕した際に、ウルトラ戦士の祖先となった賢者たちによって創造された人工太陽。ウルトラ戦士が生まれもって強靭な肉体を持っているのは、プラズマスパークが放つ光によって進化が促されたためといわれている。長きにわたって稼働した結果、プラズマスパークの放つ光に人格が宿るようになり、ウルトラマンキングはその人格をプラズマスパークの代弁者と捉えて、敬意を込めて「太陽神」と呼称している。怪僧マザロンとの戦いによって命を落としたウルトラマンの魂と、彼を迎えに来たウルトラマンキングの前に現れ、ウルトラマンが幾度となく銀河の平和に貢献したことを鑑みて、特例中の特例として3年の月日をかけて彼の身体を修復し、よみがえらせることを約束した。

スワローキック

ウルトラマンタロウが使用する必殺技の一つ。空高く飛び上がり、右足を垂直に振り下ろす必殺キック。第二回銀河最強武闘会においてメフィラス大魔王に向けて放たれ、会場のリングにめり込ませるほどの高い威力を発揮した。受けたメフィラス大魔王自身も、予想以上の効果だと賞賛していたが、試合の行方を左右するほどの決定打にはならなかった。

メテオ火球 (めておかきゅう)

ゼットンが使用する必殺技の一つ。エネルギーを凝縮して火球に変えて放つ。同時に複数を放つことが可能で、その温度はゼットン本人いわく、1兆度を下らないという。ヤプール大戦において、スフィンクスからの力の供給を断たれたことでスキを晒したジャンボキングに対して、エースキラーのキラーブレストに合わせる形で使用され、大きなダメージを与えた。

スペシウム超光波 (すぺしうむちょうこうは)

ウルトラマンが使用する必殺技の一つ。スペシウム光線のバリエーション技で、右手を大きく開いて前方に突き出し、超高出力のエネルギー光線を放射する。その威力はスペシウムアタックをはるかに上回り、小型の惑星を消滅させるほどである。第二回銀河最強武闘会において、ハイパー化を果たした怪僧マザロンを相手に初めて披露され、その威力の前に会場にいる誰もが息を飲んだが、並はずれた耐久力を持つ怪僧マザロンには大した効果が見込めなかった。一方で、ウルトラマン自身の状態に応じて威力が大きく変動するという特性を持っており、ウルトラマンが超闘士に覚醒してからは飛躍的に威力が増大した。

ウルトラダブルアロー

ウルトラマン80が使用する必殺技の一つ。Xの字にクロスさせた腕の左右両方からカッター状のエネルギー衝撃波を飛ばす。ゴーデス五人衆であるギガルスとの戦いで使用されたが、彼のまとっている邪生鋼によって軌道が逸れて、逆に跳ね返されてしまう。ウルトラマン80は跳ね返されたウルトラダブルアローをなんとか回避したものの、大きなスキを生み出したことで窮地に追いやられた。

デルタスター

超闘士のカラータイマーに宿るといわれている謎の物質。その全貌はウルトラマンキングですら把握できておらず、出現条件もいっさい不明とされている。究極魔神シーダとの戦いにおいて、命の危機に瀕しながらもプラズマスパークの力で復活したウルトラマンタロウ、ウルトラマングレート、ウルトラマンパワードからのテレパシーを受けたウルトラマンの強い意志に反応して現れ、彼のカラータイマーを変質させる。そして、超闘士の力を極限まで引き出し、スペシウム超光波で究極魔神シーダを消し飛ばすほどの力を発揮した。究極魔神シーダが消滅すると同時にデルタスターも一旦消失したが、彗星戦神ツイフォンとの戦いにおいて、メフィラス大魔王を失ったウルトラマンの深い悲しみと嘆きに呼応する形で再び出現し、彗星戦神ツイフォンを倒すための決定打を誘発する。それ以降は姿を見せたことがなく、正体は今もって謎のままである。

ウルトラベル

ウルトラ三大秘宝の一つ。巨大な船のような形状をしており、ウルトラ戦士たちから「平和の象徴」と呼ばれている。イーストン星に埋蔵されていたが、海軍参謀バルキー星人により発見され、これを巡ってウルトラマンタロウと海軍参謀バルキー星人の軍勢による戦闘が発生する。ウルトラマンやウルトラマンエースの助太刀によって、ウルトラマンタロウは海軍参謀バルキー星人を撤退に追い込むが、ウルトラベル自体は別行動を取っていた暗黒司祭ジェロニモンによって奪取され、そのままエンペラ星人へと献上された。なお、エンペラ星人は戦場にウルトラベルを持ち込まなかったため、三大秘宝の中では唯一、使用効果が不明となっている。

ストリウム光線 (すとりうむこうせん)

ウルトラマンタロウが使用する必殺技の一つ。全身のエネルギーを腕部に収束し、両腕をTの字の形に組んで高出力の光線を放出する。メフィラス大魔王と鋼魔四天王がウルトラの星を襲撃した際に、ゾフィーのM87光線、ウルトラマンジャックのシネラマショット、ウルトラマンエースのギロチンショット、ウルトラマン80のサクシウム光線と合わせる形でケムール人に対して放たれたが、当の本人との実力差と装鉄鋼の防御力から、決定的なダメージを与えることはできなかった。第二回銀河最強武闘会では、メフィラス大魔王との対戦で牽制のために放っていたが、ケムール人に対して使った時とは比較にならないほどの、高い威力を見せた。

絶命光線 (ぜつめいこうせん)

天魔神シラリーが使用する必殺技の一つ。口から稲妻状に放射される光線で、命中すると一瞬で生命活動が停止し、石化してしまう。海魔神コダラーを制御できずに離脱したゴーデスに対して使用され、彼を一撃で死亡させた。しかし、重装鉄鋼に対しては効果が薄く、ケムール人のバリアー・パワーグライドで防がれるなど、破壊力はさほどでもない。また、同族である海魔神コダラーに対してもほぼ効き目がなかった。

陸軍戦闘母艦ドレンゲラン (りくぐんせんとうぼかんどれんげらん)

巨大な恐竜のような形状を持つ、陸上タイプの超大型戦闘母艦。エンペラ星人の率いる軍勢に運用されており、陸軍参謀ザム星人が艦長を務めている。大量のメタルモンスを格納可能で、陸軍参謀ザム星人はエンペラ軍の中でも最大の火力を誇ると豪語している。セントール星を襲撃するために運用され、120機以上ものメタルモンスを差し向けるが、防衛任務に従事していたウルトラマンネオスとウルトラセブン21、そしてセントール星に埋蔵されているウルトラキーを回収に訪れたウルトラマンによって殲滅される。さらに、ウルトラキーの存在を確信した陸軍参謀ザム星人の手によって主砲の照準をセントール星に向けられるが、密かにウルトラマンが呼び寄せていた超光速銀河遊撃艇スターフェニックスに出し抜かれ、ウルトラキーやセントール星の住民ともども離脱された。

Wメタリウム光線 (だぶるめたりうむこうせん)

ウルトラマンエースとエースキラーが協力して放つ必殺技。ウルトラマンエースが腕をL字型に、エースキラーが腕を逆L字型に構えて、メタリウム光線を同時に放射する。ジャンボキングに対して先制する形で放たれたが、スフィンクスから力の供給を受けていたためにダメージをまったく与えられなかった。

クロー・シューター

ダダが使用する必殺技の一つ。装鉄鋼の腕部に備え付けられているカギ爪状の発射口から、強力なエネルギー光線を放つ。海魔神コダラーや天魔神シラリーとの戦いで、バルタン星人のバルタン・ミクスド・ノヴァ、ザラブ星人の旋風光輪波、ケムール人のファイナル・パワーグライドと同時に放たれたが、どちらに対しても目立った傷をつけられなかった。

メタリウムバースト

ウルトラマンエースが使用する必殺技の一つ。メタリウム光線のバリエーション技で、光線のエネルギーを地面に伝えて増幅させていき、目標に接触させることで大爆発を起こす。第二回銀河最強武闘会において、メタリウム光線を防いだエースキラーに対して使用された。しかし、ダメージを与えたはいいが、爆発の衝撃によってリングを覆う超電磁フィールドにエースキラーがぶつかりそうになり、それを咄嗟に助けたことで逆にウルトラマンエースがバリアによるダメージを受けたことで敗北してしまった。この結果はエースキラーにとっても不本意なものだったが、ウルトラマンエース本人に励まされたことで、悔いを払しょくできたらしき様子を見せている。

チャージスラッガー

アイスラッガーの強化版およびスペースQのバリエーションに相当する、ウルトラセブンの必殺技。アイスラッガーにウルトラ戦士たちのエネルギーをチャージすることで完成し、威力、スピード共にアイスラッガーをはるかに上回る。メフィラス大魔王との戦いでは、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンジャック、ウルトラマングレート、ゾフィーの持つエネルギーを蓄積して放たれるが、力を使い果たして倒れたウルトラマンタロウをメフィラスが盾にしたため、不発に終わってしまう。しかし、ウルトラセブン自身が全エネルギーを懸けて再チャージを行い、さらにそれを拾い上げたウルトラマンの手によって命中し、彼を倒す一撃となった。

キラーブレスト

エースキラーが使用する必殺技の一つ。胸の紋章に手を当ててエネルギーを凝縮し、高出力の光線を照射する。ヤプール大戦において、スフィンクスからの力の供給を断たれたことでスキを晒したジャンボキングに対して、ゼットンのメテオ火球に合わせる形で使用され、大きなダメージを与えた。

パワーグライド

ケムール人が使用する必殺技の一つ。右腕を大きく突き出し、その手のひらを大きく開いて高圧力の重力弾を生成し、目標に向かって撃ちだす。ケムール人はウルトラ戦士たちを粉々に砕くほどの威力があると豪語したが、チャージの最中にウルトラマンタロウによる突進を食らったため、不発に終わった。

ヴェルザード

ウルトラセブン21が使用する必殺技の一つ。ウルトラセブンのアイスラッガーと似たような形状をしているほか、念力で操作されるなど多数の共通点が存在する。ただし、アイスラッガーが上から振り下ろす形で放たれるのに対し、ヴェルザードは下手投げのフォームで発射される。チャージスラッガーのように、エネルギーを蓄積させて放つことも可能で、宇宙参謀ブラック指令との戦いでは、デストホーンから解放されたウルトラセブン21から意趣返しとして放たれ、宇宙参謀ブラック指令の義体を切り裂くと共に、本体である水晶玉を砕いてトドメを刺した。

EXキューブ (えねるぎーえっくすきゅーぶ)

銀河系最大の発明と讃えられた、立方体の形状を持つ小型装置。高純度、かつ莫大なエネルギーを蓄積できるという特性を有しており、マシンのエネルギー源や、宇宙人が長時間活動するための活力補給など、さまざまな用途に活用できる。この発明品が世に出たことで、インフラの整備や地域同士の交流などが積極的に行われるようになるなど、銀河全域の発展に大いに役立てられた。一方で、EXキューブを悪用しようとしている存在も後を絶たず、中でもエンペラ星人はEXキューブより取り出されるエネルギーを動力源としたメタルモンスの軍勢を作り出し、銀河全域の侵略に利用している。

コスモミラクル光線 (こすもみらくるこうせん)

ウルトラマンタロウが使用する必殺技の一つ。銀河の伝説に伝わるという超破壊光線で、全身のエネルギーをカラータイマーに収束させ、光線に変質させて射出する。ウルトラホーンの力で超闘士の力を完全に開放しても一発しか発射できず、使用者自身の身体にも多大な負担をもたらすが、ストリウム超光波をはるかに凌駕する威力を発揮する。首領ヤプールとの戦いの中で、ヤプール次元と銀河をつなぐゲートが暴走を引き起こしたことでブラックホールへと変質したメビウス星に対して、ヤプール次元を守る決意を固めたウルトラマンタロウの手によって放たれた。さらに、メフィラス大魔王やウルトラセブンたちのエネルギーも加わったことで威力が増強し、その結果、ブラックホールの生み出す超重力を相殺したうえでメビウス星を消滅させ、銀河とヤプール次元の両方を守ることに成功した。

メタルモンス

エンペラ星人の勢力が運用している怪獣型の機械。主に侵略や襲撃などの用途に活用され、「戦闘機獣」の異名を持つ。EXキューブから生成されるエネルギーを動力源としており、1体1体が闘士レベルの戦闘力を誇っているうえに、一度の作戦行動で200機以上もの数を出撃させることも可能としているなど、コストパフォーマンスにも優れている。しかし、数々の事件を解決して来たウルトラ戦士たちにとってはもはや敵ではなく、ルーキーであるウルトラマンネオスやウルトラセブン21も、セントール星を襲撃して来た100機近くのメタルモンスを全滅させている。

バルタン・ミクスド・ファイヤー

バルタン星人が使用する必殺技の一つ。「バルタン・ファイヤー」と呼ばれる高熱の火炎を両腕のハサミの中で圧縮し、さらに装鉄鋼に格納されている誘爆エネルギー弾を融合させたことで生成される超爆撃光線を目標に向かって射出する。ウルトラマングレートとの戦いにおいて、決定打を与えるために使用されたが、受け止められたうえにマグナムシュートで跳ね返され、皮肉にもバルタン星人自身の敗北を決定づけてしまった。

トルネードアタック

バキシムが使用する必殺技の一つ。装鉄鋼で構成された爪を前方に構えて高速回転し、目標に向かって体当たりを行う。第二回銀河最強武闘会において初披露され、ウルトラマンレオに勝利するという金星をあげた。準々決勝の怪僧マザロンとの対戦でも使用されたが、その際には催眠術をかけられたことで軌道を逸らされたために超電磁フィールドに激突し、重傷を負ってしまう。

旋風光輪波 (せんぷうこうりんは)

ザラブ星人が使用する必殺技の一つ。「ザラブロッド」と呼ばれる棍から光の輪を象ったエネルギー波を生成し、目標に向けて射出する。海魔神コダラーや天魔神シラリーとの戦いで、バルタン星人のバルタン・ミクスド・ノヴァ、ケムール人のファイナル・パワーグライド、ダダのクロー・シューターと同時に放たれたが、どちらに対しても目立った傷をつけられなかった。

アドリウム光線 (あどりうむこうせん)

ウルトラセブン21が使用する必殺技の一つ。頭部にエネルギーを集中させ、光線に変えて発射する。陸軍参謀ザム星人が差し向けたメタルモンスに対して、ウルトラマンネオスのマグニウム光線と同時に放たれ、10機以上を同時に撃墜するほどの威力を発揮した。

ウルトラクラウン

ウルトラマンキングによって作成され、プラズマスパークの祝福を受けた聖なる冠。これを装着することで、ウルトラホーンを持たないウルトラ戦士であっても、長時間にわたって超闘士の力を解放して戦うことが可能となる。第三回銀河最強武闘会で、ゴーデスが本性を現した際に初めて用いられ、ゴーデス細胞によるエネルギー吸収を無効化しつつ、超闘士となったウルトラマンタロウとタッグを組んで彼を圧倒した。その後も、ゴーデス五人衆のゲルガンとデーガンを瞬殺するなどの活躍を見せたが、海魔神コダラーとの戦いでは終始圧倒され続け、強烈な打撃を受けることで破損してしまう。その後、しばらくのあいだは使用不能の状態が続いていたが、エンペラ星人の勢力が表立って動き出した際に修復された。

ハイパーマグマレーザー

ハイパー化を果たした怪僧マザロンが使用する必殺技の一つ。右腕を肥大化させてパワーを集中し、手のひらから強力な熱線を放射する。テレポーテーションを行った影響でパワーダウンしたウルトラマンに対して使用され、それをかばったメフィラス大魔王の鎧を砕いたうえに、再起不能に陥るほどの重傷を負わせた。

クレジット

原作

瑳川 竜

書誌情報

ウルトラマン超闘士激伝新章 既刊2巻 〈少年チャンピオンコミックス エクストラ〉 連載中

第1巻

(2016年2月発行、 978-4253131261)

第2巻

(2016年12月20日発行、 978-4253131278)

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