キャシャーンSins

キャシャーンSins

記憶を無くしているために理由もわからず襲いかかるロボットたちを自己の防衛のため倒し続けながら放浪の旅を続けるキャシャーン。その旅はいつしか、かつて「月という名の太陽」と呼ばれたルナを探すものとなっていく。1973年10月に放送開始された『新造人間キャシャーン』の完全オリジナルリメイクアニメ。登場人物の名前やコスチュームデザインのイメージ以外は全く別物のオリジナル作品。

正式名称
キャシャーンSins
ふりがな
きゃしゃーんしんず
原作者
制作
マッドハウス
監督
山内 重保
放送期間
2008年10月6日 〜 2009年3月16日
放送局
tvk
話数
24話
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
アクション
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概要・あらすじ

ロボット帝国の王たるブライキング・ボスの命令により命の源であるルナを殺したキャシャーン。それによって永遠の命を持つかに見えたロボットたちにも滅びという死が訪れる。キャシャーン滅びを起こした張本人と忌み嫌われ、それと同時に不死身となったその肉を食らえば、永遠の命を得ることができるとロボットたちは噂した。

記憶をなくしたキャシャーンは訳も分からずロボットたちに襲われ、またそれを蹴散らしていく。

そんな中、自らが殺したとされるルナが生きているという噂を耳にしたキャシャーンは、なくした記憶を取り戻すため、ルナを探すという目的を得て旅を続ける事となる。

登場人物・キャラクター

キャシャーン

記憶を無くした無敵のロボット。滅びという再生が出来なくなった世界において唯一の再生能力を持ち、傷つけられても驚くほどの早さで癒してしまう。滅びの世界となる原因となったルナの死が自らの手によるものだと知り、皆が苦しむ滅びをもたらしたのは己だと苦悩する。 殺意も敵意も無く、ただ自らを襲う敵を自らの身を守る為に次々と倒していく。

レダ

キャシャーン、ディオと同時期に作られた女性型で、「生命を生みだす」という目的のもと作られたロボット。また、ディオを愛していると思わせる言動が随所に見られ、世界の征服を企む彼の元で、共にロボット軍団を組織するべく画策している。 ディオ同様、執拗にキャシャーンを付け狙う。

ディオ

オージがキャシャーンと同時期に作った同型と推測され、キャシャーンと同様の戦闘能力を持つ。キャシャーンの再生能力の秘密を知り、自身の滅びを止めるため行動している。さらには、世界を征服するという野望を抱いており、かつての支配者であったブライキング・ボスを真似てロボット軍団を組織しようと画策する。

ルナ

「月という名の太陽」と呼ばれ、生と死を司っていた謎の少女。ルナが殺された事により滅びの世界がやって来たと思われていたが、数百年後何故か生きて現れる。滅びに侵されたロボットたちは、癒しを求めて再び彼女の元へと集い始めた。 過去のルナが不死ばかりの世界へ平等に死を与えていたのに対し、現在のルナは永遠の命を与えている。しかし、それはどこか歪なものであり、本来の永遠の命とは似て非なるものである。

リンゴ

幼児の姿をしており、明るく純粋な心を持った少女。当初は、襲いかかるロボットを容赦なく粉砕するキャシャーンに恐れを抱くが、次第に唯一の再生能力を持つ彼に惹かれ、懐くようになる。滅びが始まっている身体を補修してくれるオージと旅をしている。

リューズ

姉のリーザと共にルナを護衛していたロボット。両腕に折りたたまれた刃物を武器とし、相手を切り刻む攻撃を得意とする。キャシャーンにルナを殺されたことによって、リーザは滅びに犯されて死んでしまう。 姉の敵とキャシャーンを殺そうと付け狙うが、やがて彼に心惹かれていく。

オージ

リンゴの世話をしながら旅をする補修技術を持ったロボット。実は、キャシャーン、ディオ、レダの生みの親でもあった。リンゴと2人で居るときは、おじいちゃんと孫娘の関係に見られるほど彼女の事を慈しみ育てている。

ブライキング・ボス (ぶらいきんぐぼす)

元々は、ロボット軍団の支配者であったが、滅びが始まると同時に崩壊していくロボット軍団を捨て、1人放浪の旅に出た。その行動の真意は不明。

イベント・出来事

滅び (ほろび)

『キャシャーンSins』に登場する現象。この世界におけるひとつの特徴は、ロボットそれぞれが人と同じ喜怒哀楽を持っていること。彼らロボットが忌み嫌い恐れる滅びとは、人で言うところの死と同義である。

クレジット

原作

竜の子プロダクション

監督

シリーズ構成

総作画監督

馬越嘉彦

音楽

和田薫

アニメーション制作

マッドハウス

関連外部リンク

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