機動戦士ガンダムUC episode 5 黒いユニコーン

機動戦士ガンダムUC episode 5 黒いユニコーン

作家・福井晴敏による『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の世界を描いた小説を原作としたシリーズの世界を描いた小説が原作のシリーズの第5作。宇宙世紀0096年を舞台に少年バナージ・リンクスと純白のモビルスーツ・ユニコーンガンダムをめぐる運命と、禁忌の箱・ラプラスの箱をかけた宇宙規模の争いを描く。

正式名称
機動戦士ガンダムUC episode 5 黒いユニコーン
ふりがな
きどうせんしがんだむゆにこーん えぴそーどふぁいぶ くろいゆにこーん
原作者
原作者
制作
サンライズ
公開日
監督
古橋 一浩
ジャンル
ロボット
 
その他SF・ファンタジー
 
戦争
関連商品
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概要

突如襲来した黒きモビルスーツ・バンシィに捉えられてしまったバナージ・リンクス。そのコクピットにいたのはビスト財団によって再調整されたマリーダ・クルスであった。ラプラスの箱の座標を隠し通そうとするバナージにロンドベル隊指令のブライト・ノアは、かつてのガンダムパイロットの面影を重ねる。

一方ガランシェール隊は、財団の虜となったミネバを救出すべく艦を向けていた。

登場人物・キャラクター

バナージ・リンクス (ばなーじりんくす)

スペースコロニー・インダストリアル7のアナハイム・エレクトロニクス工業専門学校に通う青年。母の死を機にカーディアス・ビストに引き取られ、私生児として育てられる。今際の際に、カーディアスにユニコーンガンダムを託され、ラプラスの箱をめぐる抗争に巻きこまれていく。 16歳。

ブライト・ノア (ぶらいとのあ)

地球連邦軍の独立部隊ロンド・ベル隊の司令官。一年戦争時代から「ニュータイプ部隊」の艦長として名を馳せるが、そのキャリアが軍内部で危険と見なされている。ラー・カイラムの艦長として、ラプラスの箱をめぐる争いに関わっていく。 36歳。

スベロア・ジンネマン (すべろあじんねまん)

反政府組織・袖付きの一員。偽装貨物船ガランシェールの艦長として、戦場を転々とする。52歳。

フラスト・スコール (ふらすとすこーる)

反政府組織・袖付きの一員で、偽装貨物船・ガランシェールの操舵手。一見すると強面で人を寄せ付けない雰囲気だが、想いやりに溢れ仲間からの信頼は厚い。艦長のスベロア・ジンネマンとは古くからの付き合い。 27歳。

オットー・ミタス (おっとーみたす)

地球連邦軍ロンド・ベル隊の強襲揚陸ネェル・アーガマの艦長。無理難題を要求する軍上層部と練度不足な艦の状況に頭を悩ます。階級は大佐。45歳。

ミネバ・ラオ・ザビ (みねばらおざび)

反政府組織・袖付きの要人で、エメラルド色の瞳と栗色の髪が特徴的な少女。だがその正体は、かつてのジオン公国の祖ザビ家の末裔。貨物船ガランシェールに密航し、ある目的のためにスペースコロニーインダストリアル7に潜入してきた。 16歳。

リディ・マーセナス (りでぃまーせなす)

地球連邦軍ロンド・ベル隊に所属するパイロット。政治家一族マーセナス家の嫡男として育てられたが、家系の呪縛から逃れるため軍に身を置いた。階級は少尉。23歳。

マリーダ・クルス (まりーだくるす)

反政府組織・袖付きに所属し、モビルスーツ・クシャトリヤを駆る女性パイロット。上官であるスベロア・ジンネマンを「マスター」と呼び従う。階級は中尉。18歳。

アルベルト

軍産複合企業・アナハイム・エレクトロニクス社の幹部。ラプラスの箱の開放を阻止すべく、インダストリアル7に赴く。33歳。

袖付き (そでつき)

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、ネオ・ジオン残党組織の俗称。「シャアの再来」と呼ばれる仮面の男フル・フロンタルがその首魁。禁忌の存在であるラプラスの箱をめぐり、地球連邦軍と戦いを繰り広げる。

マーサ・ビスト・カーバイン (まーさびすとかーばいん)

兄・カーディアス・ビストの亡き後、ビスト財団当主代行を務める女性。サイアム・ビストの孫で、財団による地球圏支配を目論む。55歳。

場所

インダストリアル7 (いんだすとりあるせぶん)

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、ラグランジュポイント1に位置する工業コロニー。ラプラスの箱をめぐる抗争に巻き込まれた少年バナージ・リンクスがここで暮らしていた。

その他キーワード

クシャトリア

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する人型機動兵器。クイン・マンサのコンセプトを引き継いだニュータイプ専用モビルスーツ。コックピット周辺に人の意思に反応する特殊なフレーム「サイコフレーム」を搭載している。

ラプラスの箱 (らぷらすのはこ)

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、ビスト財団が宇宙世紀の始まりから秘匿し続けてきた“禁忌の箱”。それが何なのか知るものはほとんどいないが、地球連邦政府の体制を覆すものだと噂されている。

ガルダ

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、「ガルダ構想」の一環として、地球圏での有事の際に即時にモビルスーツを派遣すべく建造された巨体輸送機。6機建造されその大半は戦乱で失っているが、ネームシップである本機は、改造を重ねられ現役で活躍している。

ネェル・アーガマ (ねぇるあーがま)

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する宇宙戦艦。宇宙世紀0088年に勃発したハマーン戦争時に建造された宇宙戦艦アーガマを大幅に改修した後継機。艦長はオットー・ミタス大佐。

シナンジュ

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する人型機動兵器。人の意思に反応する「サイコフレーム」を搭載し、機体の機動性、追従性を計測するための試験用モビルスーツ。ユニコーンガンダムの開発のベースとなり、その後ネオ・ジオン残党に奪取された。

バンシィ

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、宇宙軍再建を掲げるUC計画の一環として、ユニコーンガンダムの2号機として開発されたモビルスーツ。対サイコミュ装備に特化しており、パイロットとの親和性を高める増加サイコフレーム装備「アームド・アーマー」を搭載している。

ユニコーンガンダム

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、純白のボディに頭部の一本角が特徴的なモビルスーツ。宇宙軍再建計画の一環であるUC計画を受けて、アナハイム・エレクトロニクス社が開発した。 全身の駆動式内骨格をサイコフレームで形成した試作機で、運動性能が極めて高い。

ガランシェール

『機動戦士ガンダムUC Episode 5 黒いユニコーン』に登場する、民間の輸送船に偽装した袖付きの航宙貨物船。モビルスーツは4機搭載可能だが、デブリ破砕用のロケット弾などを除き武装は施されていない。 船長はスベロア・ジンネマン。

クレジット

原作

矢立肇 ,

監督

脚本

総作画監督

高橋久美子 , 玄馬宣彦

音楽

澤野弘之

アニメーション制作

サンライズ

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