クジラの子らは砂上に歌う

広大な砂の海を舞台にして、漂流する巨船・泥クジラで暮らす人々の生活と戦争を描くファンタジー作品。サイミアと呼ばれる超能力を持つ短命の若者たちの1人、チャクロが船の外から来た少女と交流するボーイ・ミーツ・ガールを起点に、船の記録係である彼の手記をもとにして物語られている。少年誌でデビューした作者にとって、少女誌では2作目の連載シリーズとなる。

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正式名称
クジラの子らは砂上に歌う
作者
ジャンル
ファンタジー一般
 
ボーイ・ミーツ・ガール
 
戦争一般
レーベル
ボニータ・コミックス(秋田書店)

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クジラの子らは砂上に歌う(漫画)の総合スレッド
2016.01.25 12:34

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概要

果てのない砂がすべてを覆い尽くす、砂の海を漂う巨船、泥クジラ。その記録係の少年・チャクロは、漂着した廃墟船の偵察隊に選ばれ、そこで「泥クジラの外の世界」から来た少女と出会う。連合帝国の感情なき兵士「アパトイア」だった彼女は、泥クジラの子どもたちにリコスと名付けられ、心を通わせていく。

だが突如、連合帝国の襲撃によって、外の世界を知らなかった若者たちの平穏な日々は引き裂かれる。泥クジラの住民たちを「ファレナの罪人たち」と呼んで虐殺しようとする兵士たち。その襲撃の背景には連合帝国と泥クジラ、そして連合帝国の敵国までもが絡んだ理不尽な理由があった。絶望的な状況の中、チャクロは希望を追い求め、泥クジラの仲間たちやリコスと共に戦い、出来事を記録しつづけ、生きようとする。

登場人物・キャラクター

主人公
『クジラの子らは砂上に歌う』の主人公であり、物語の語り部役。広大な砂の海を漂流する巨船・泥クジラの住人であり、砂刑暦93年7月2日の時点で14歳の少年。船の外で初めて出会った人間・リコスと出会い、外の...
チャクロが泥クジラの外で初めて出会った人間。肌は褐色で、長くて明るい髪をした綺麗な顔立ちの少女。連合帝国の感情なき兵士・アパトイアであり、名前は持たず、衣服に「リコス」という字が刺繍されていたことから...
果てのない砂の海を漂流する漂泊船・泥クジラの住人で、頭の後ろで縛った長髪が特徴の少年。感情を源とする力、「情念動(サイミア)」の使い手(「印」)としては泥クジラ随一の凄腕とされ、体内モグラと呼ばれる「...
果てのない砂の海を漂流する漂泊船・泥クジラの住人。「情念動(サイミア)」の持ち主(「印」)ではない無印であり、次期首長候補とされる青年。30歳前後までしか生きられない印たちの短命を嘆き、彼らの寿命を延...
果てのない砂の海を漂流する漂泊船・泥クジラの住人で、砂刑暦93年7月8日以降の時点で42歳の女性。「情念動(サイミア)」の使い手ではない無印の1人。泥クジラの現首長なのだが、為政権はなく長老会という組...
果てのない砂の海を漂流する漂泊船・泥クジラの住人で、自警団に属する少女。感情を発動源とする力である「情念動(サイミア)」の使い手、「印」の1人。サイミアの扱いがヘタなチャクロに使い方を教えようとして、...
連合帝国の戦艦「スキロス」に配属されて泥クジラに対する殲滅作戦に加わる少年。「感情なき兵士」であるはずの「人形兵士(アパトイア)」でありながら、感情過多で粗暴な性格をしている。連合帝国の国民は、魂形(...
連合帝国の感情を持たぬ兵士、アパトイアの軍団長官であり、「スキロス」という戦艦の総司令。泥クジラの住民に対する殲滅作戦を指揮する。リコスの兄でもあるが、7歳になる彼女が兵士の養成学校に入った頃には別々...
『クジラの子らは砂上に歌う』に登場する架空の動物。砂の海に生息する、身体を守る鱗を持ったふしぎな動物。現実世界のアルマジロに似た姿形をしており、目は退化しているとのこと。砂の海に浮かぶ漂泊船・泥クジラ...
『クジラの子らは砂上に歌う』に登場する架空の昆虫。漂泊船・泥クジラが浮かぶ砂の海に生息する大柄なバッタであり、泥クジラから出る廃棄物などを食べて暮らし、巨大な群れを形成している。この群れの個体密度が上...

場所

砂がすべてを覆い尽くす、砂の海に浮かぶ巨大な漂泊船。その中で人口約500名ほどになる人々が生活している。感情を源とする力・情念動(サイミア)を操る者たちは「印(しるし)」と呼ばれて住民の9割を占め、そ...

その他キーワード

『クジラの子らは砂上に歌う』の用語。人間の感情を栄養分とする特殊な生き物。連合帝国は、国民の感情をこの魂形(ヌース)に食べさせることで、苦しみを感じることもない感情の希薄な生活を送らせている。中でも、...
『クジラの子らは砂上に歌う』の用語。器物などを動かすことのできる念動力のようなもので、感情をその発動源とする。また、サイミアの使用者の体表には「念紋(アウラ)」と呼ばれる光る紋様が現れ、頭上にも同じ模...
『クジラの子らは砂上に歌う』の用語。連合帝国の感情なき兵士のこと。「人形」「人形兵士」と書いてアパトイアとルビを振られることもある。魂形(ヌース)と呼ばれる、人間の感情を栄養分とする生き物によって感情...