概要・あらすじ
人気ゲームソフトやゲーム機の開発に携わった実在人物にスポットを当てたセミドキュメンタリー。開発時の様々な障害を乗り越えるエピソードなどが描かれる。一話完結の連作で、「バーチャファイターを創った男達」「ダービースタリオンを創った男」「バイオハザードを創った男達」「グランツーリスモを創った男達」「スーパーマリオBros. を創った男達」「プレイステーションを創った男達」がある。
登場人物・キャラクター
鈴木 裕 (すずき ゆう)
(株)セガ・エンタープライゼス取締役。第2アミューズメント研究開発部(AM2研)部長(当時)。ひらめきの天才。また、自らの信念を貫き通す強いリーダーシップの持ち主。ワイヤーフレームの人物の動きを見て、3D格闘ゲーム「バーチャファイター」を発案する。 同名の実在人物がモデル。
薗部 博之 (そのべ ひろゆき)
競走馬育成ゲーム「ダービースタリオン」の開発者。27歳の時に、(株)アスキーを退社し、フリーに。1988年の有馬記念で自分が買った馬が負けた悔しさから、プレイヤーが馬主になるゲームを思いつく。膨大な資料をもとに、作曲以外のすべての作業を一人でこなし、大ヒットゲーム「ダービースタリオン」を生み出す。 同名の実在人物がモデル。
三上 真司 (みかみ しんじ)
(株)カプコン開発本部CS制作ディレクター(当時)。ユーザーの気持ちを熱くさせるゲームを作ろうと燃える熱血漢。ホラーゲーム「スウィートホーム」の続編として、1993年11月、「バイオハザード」の開発に着手。「恐怖」に徹底的に拘り、画面をプレイヤー視点から映画的視点に変更することを思いつく。 同名の実在人物がモデル。
宮本 茂 (みやもと しげる)
任天堂株式会社情報開発部部長(当時)。ゲームキャラクターとの一体化にこだわるゲームデザイナー。「気持ちのいいジャンプゲーム」をキーワードに「スーパーマリオブラザーズ」を開発する。バグを逆手に取るなど柔軟な発想の持ち主。また、部下たちのアイデアを広く採用する良きチームリーダー。 同名の実在人物がモデル。