概要・あらすじ
運動も勉強もからっきしだが、ゲームにかける情熱は人一倍。そんな「ピコピコ少年」であった作者押切蓮介の小学生から高校時代にかけての、実話をもとにしたエピソードが描かれる。ファミコンとの初めての出会いや、秘密基地で隠れてゲームボーイを遊んだこと、ギャルゲーTo Heartにハマったことなど、ゲーム仲間との不毛な日々が面白おかしく語られていく。
登場人物・キャラクター
神崎 良太 (かんざき りょうた)
勉強も運動も苦手で、女子にもてないが、ゲームにかける情熱は人一倍の少年。小中と勉学を怠ったため、男子ばかりの工業高校に入学。現実の女子とは縁のない青春時代を送る。作者押切蓮介がモデルである。
貴音ちゃん (たかねちゃん)
神崎良太の近所に住む小学一年生の女の子で、良太初恋の人。家にファミコンがあり、良太がゲーマーとなるきっかけを作った。
山田 (やまだ)
神崎良太の中学時代の同級生で、ファイナルファンタジーⅤを共に徹夜で並んだことで友情が芽生えた。実家が裕福でゲームをたくさん持っていたため、神崎が部屋に入り浸っていた。
中村 (なかむら)
神崎良太の友人で、有明ビッグサイトで行われたアミューズメントマシンショーにギャルゲー『センチメンタルグラフティ』のグッズを得るためにともに徹夜で並んだ。
ヌッチー
神崎良太の小学生時代の友人で、共に秘密基地を作った。癇癪もちでキレやすい性格。
播磨 (はりま)
神崎良太の小学生時代の友人。神崎にゲームボーイの存在を教え、共に秘密基地で遊んだ。温厚な性格。