概要
エレベーターに乗って30代の男と老人という2人の男がクイーンデキムという名のBARにやってきた。バーテンダーは、「ここが何処なのか答える事は出来ない、ゲームが終わるまで当店からは出られない」とだけ告げて、2人にビリヤードをするよう勧める。
命を賭けたゲームが終わればここから出られると知り、2人は生死をかけた勝負に挑む。
登場人物・キャラクター
女 (おんな)
クイーンデキムに勤務し、バーテンンダーと共に客にルールの説明をする20代に見える長髪の女。
老人 (ろうじん)
縁側に座ってビールを飲んでいた所までしか記憶になく、クイーンデキムにやってくる。若い頃はビリヤードの達人だった。
男 (おとこ)
会社から彼女の部屋へ寄った所で記憶は途絶え、クイーンデキムに来てしまった。ビリヤード勝負の果てに記憶を取り戻してくる。
バーテンダー
BARクイーンデキムに勤務する青い瞳の若い男性バーテンダー。敬語でゲームのルールを淡々と説明する。
場所
クイーンデキム
一見、高級な雰囲気のBARで店のスタッフは男性バーテンダーと若い女の2人しかいない。カウンターの内側にはルーレットがあり、これによって行われるゲームが決まる。店の奥にはマネキンのような人形が大量に吊るされている。