概要・あらすじ
超ロボット生命体トランスフォーマーたちが暮らすセイバートロン星。400万年前、彼らのなかに戦乱から逃れ、新天地マスター星に辿り着いた者たちがいた。彼らはマスター星の過酷な環境に耐えるべく、独自の進化を遂げる。
そして時は流れ、2011年。マスター星でもフォートレスとスコルポノックの争いが起き、やがて両者は地球でのサイバトロンとデストロンの抗争に参戦し、宇宙の平和を巡り戦うことになる。
登場人物・キャラクター
クロームドーム
『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』の主人公にして、サイバトロンのヘッドマスターのリーダー。スーパーカー型のトランステクターと合体し、大型のロボット形態となる。フォートレスらとともにスコルポノックを追って地球に辿り着き、サイバトロンの一員に。 直情的で独断専行の傾向はあるが、周囲からは良い戦士になると期待されている、親友の仇であるシックスショットに激しい憎しみを抱いている。
フォートレス
ヘッドマスターにして、戦艦兼基地マキシマスの艦長。マキシマスと合体し、身長3000mを超える超巨大トランスフォーマーフォートレスマキシマスとなる。前リーダーのロディマスコンボイから委ねられる形で、サイバトロンの総司令官に。 冷静沈着な性格だが、平和主義で、慎重すぎるきらいもあり、クロームドームと衝突することも。
ブランカー
サイバトロンのターゲットマスターのリーダー。スーパーカーに変形する。パートナーのピースマンが変形する銃ソニックブラスターを装着して戦う。歴戦の勇士で、若いクロームドームには嫌味混じりの忠告をすることもあるが、実は情に厚い。
ダブルスパイ
車形態ではポンティアック・フィエロとなり、さらにサイバトロンとデストロンの、それぞれのロボット形態に変形できる。この特性を活かしてデストロン陣営に潜入し、文字通り二重スパイとして活躍し、サイバトロンへ情報を流している。
スコルポノック
かつてはフォートレスが率いる科学者集団の一員だったが、研究成果を悪用したためにマスター星を追放される。その後デストロンに加入し、謀略の限りを尽くし組織の実権を掌握。自らを恐怖大帝メガザラックを名乗り、宇宙の征服を目指す。 ヘッドマスターでもあり、サソリ型戦艦と合体し、フォートレスマキシマスと同等の巨大トランスフォーマーとなる。
シックスショット
一人称は「拙者」、語尾は「ござる」と忍者のように振る舞う、デストロンの作戦参謀。ロボット、光線銃、狼、ジェット機、バトルカー、戦車の6形態に変形できることからその名を持つが、第7の形態「ウィングウルフ」も秘めている。
ウィアードウルフ
デストロンのヘッドマスターのリーダーを務める。狼型のトランステクターと合体する。誇り高く、正々堂々と戦士として戦う。
トランスフォーマー
『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場する、ロボット生命体の総称。セイバートロン星で暮らしていたが、平和を望むサイバトロンと武力による統治を目指すデストロンの二派に分かれ、両陣営の抗争により、母星のエネルギーが枯渇。 両者ともに外宇宙へエネルギーを求めて旅立ち、地球へ漂着し、機能を停止。400万年後に火山噴火のショックで目覚め、地球人を巻き込んで、宇宙の平和を賭けた戦いを続ける。
ヘッドマスター
『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場する、ロボット生命体。トランスフォーマーのなかで、セイバートロン星の抗争から逃れ、マスター星で独自の進化を遂げた一派。本来の姿は人間と同程度のサイズで、これが頭部に変形。 乗機のトランステクターが胴体に変形し、これと合体(ヘッドオン)することで、大型のロボット形態となる。
ターゲットマスター
『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場する、ロボット生命体。トランスフォーマーの1カテゴリー。パートナーの小型ロボットを随行しており、戦闘時は銃器に変形したパートナーを武器にして戦う。