概要・あらすじ
京都に住む女子高生・児嶋アリサは、彼氏が由美子先輩と手をつないで歩いているのを目撃する。アリサは落ち込み、二人が別れることを願うが、そんなことを考える自分に嫌悪感を抱く。学校の帰り、嫌な気分を変えるために、アリサは縁切り神社に立ち寄った。願い事を心の中で唱えながら、大きな霊石に開いた穴をくぐると、新しい自分になれるという言い伝えがあるのだ。アリサは、心機一転、良縁に結ばれるよう願いながら、穴をくぐった。その夜のアルバイトの帰り。アリサの行く手を遮るように、メガネ男子が突然現れた。彼は自分のことを哲学者[ニーチェ]だと言った。縁切り神社でアリサに呼ばれ、彼女を「超人」にするためにやってきたのだという。まったく信じられないことだったが、悩んでいたこともあり、アリサはニーチェに恋愛相談をする。ニーチェの言葉は、アリサには難しい部分もあったが、説得力があり、真実が含まれているようにも思えた。こうしてアリサは、ニーチェと哲学に出会った。
クレジット
- 原作
-
原田 まりる
- キャラクター原案
書誌情報
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 小学館〈ビッグ コミックス〉
上
(2018-11-12発行、 978-4098601660)
中
(2019-01-11発行、 978-4098602049)
下
(2019-03-12発行、 978-4098602711)