概要・あらすじ
白田まこは高校一年生の女の子。薄顔にコンプレックスを持っている彼女は、幼なじみのイケメン朝日から「白たま」のあだ名でからかわれていた。小学校四年生のときに出席した結婚式のブーケトスを取りそこねたとき、朝日に言われた「おまえは一生結婚できない」という一言が、まこには呪いの言葉のように思えた。そんなわけで、まこは朝日にかけられた呪いを解くために、女子高生ながら、本気で婚活をしていた。
しかし、厚化粧と、結婚を前提にした重い言動で婚活は失敗ばかりだった。ある日、昔呪いをかけられた教会で、朝日と口論となり、まこは階段を踏み外してしまった。そのまま意識を失い、気がつくと、まこはウエディングドレス姿で倒れていた。いつの間にかそばにいた親友によると、まこは29歳で、ウエディングドレスの試着に来ているのだという。
まこは、自分が29歳である未来にタイムスリップしてしまっていたのだ。