ハーツ&マインズ

ハーツ&マインズ

痛く、せつなく、おかしい青春オムニバス短編ギャグマンガ。

正式名称
ハーツ&マインズ
ふりがな
はーつあんどまいんず
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

不器用で生きることに精いっぱいの若者たちの、貧乏で未来のない無力感や閉塞感を描いた青春オムニバス短編ギャグマンガ。

登場人物・キャラクター

佐藤 直則 (さとう なおのり)

高層ビルの見える街に住みたいといって、渋谷区本町のむつみ荘というアパートに住む。電気大学2年生。トイレは共同ながら洋式だった。

沢井 (さわい)

練馬区練馬の聖荘203号室に住む。天井には手形の跡がたくさんある。台所周辺に直径5センチくらいの黒いマリモのようなものをたびたび目撃する。

沢井 浩二 (さわい こうじ)

板橋区下赤塚の小高アパートに住む。ゴミを滅多にださないゴミ部屋に住み、寝ている間にウジに咬まれる。

山形 (やまがた)

中野区上高田のハイツ金山に住む。1階が弁当屋。高円寺のスパゲティ屋でアルバイトをしている。

岡田 (おかだ)

江東区東陽町の坪井荘に住む。日夜、交通整理のアルバイトをしながら、国家中級公務員試験を目指し勉強をしている。熊本県出身。趣味がなかったが、近くのゲームセンターでポンボールを毎日やっているうちに、得点記録を持つようになる。

山下 敬介 (やました けいすけ)

中学を出ると、東京で寿司屋になろうと北海道釧路から単身上京。目白にある寿司屋で1年間出前持ちをしていたが、あっさりと辞め、巣鴨にバイト探しの日々を送っていた。ソープに行くも、下腹部にデキモノが出来て、治療のために貯金は吹き飛ぶ。イタズラ電話をかけるようになるが、電話口で罵倒され、変態電話のかわりにバッティングセンターに通うようになる。 ここで才能が開花し、日暮里パンプキンズに入団。4番打者となった。その後も、漫画家になろうとしたり、小説家になろうとしたりした。

徳永 栄一 (とくなが えいいち)

元炭鉱夫。炭鉱閉鎖で仕事がなくなり、妻子を親戚に預け、単身で稼ぎの旅へ。広島では自動車工場の流れ作業につくも、喧嘩してやめてしまう。その後、大阪でひとり生きていく。また、深夜の街のパトロールも行っている。

徳永 幸男 (とくなが さちお)

徳永栄一の息子。相撲取りとなり連勝するが、温厚な親方とウマが合わずに何度も問題を起こす。ついに親方を張り飛ばし、角界追放。ヤクザとなる。

谷脇 省吾 (たにわき しょうご)

帝都文化学院大学に入学。2ヵ月で自主退学。考えないで行動する性格。飛び込みで就職するも、3日めでワンルームマンションの塗装吹き付けをしている最中に、足場から転げ落ちてしまい、身の危険を感じ辞職。

山形 正夫 (やまがた まさお)

養豚業の父を持つ。しかし、豚が嫌いで、家業を継がなかった。高校を出て、ガソリンスタンドでアルバイトをしている。ある日、宗教関係の女性にお祈りをされてから、真面目に働こうと心を入れ替え、養豚業を手伝うようになる。

平野 久作 (ひらの きゅうさく)

59歳。村で有名な大ボラ吹き。

山下 敬三 (やました けいぞう)

山下敬介の弟。兄のアパートを時々訪ねてくる。殴り合いの兄弟喧嘩をするが、兄のことを想っている。

達人 (たつじん)

釣りばかりしている老人。子供たちに達人と呼ばれている。

島 耕助 (しま こうすけ)

刑事課長。張り込みの間、部下に過去の話を聞かせる。

山岸 潤史 (やまぎし じゅんし)

昭和38年8月24日生まれ。長男。乙女座。B型。健康だったが、体が小さかった。大きくなろうと、どんぶり飯を1日10杯食べ、バスケ部に入り、夜はひそかに極真空手の通信教育でがんばった。その後、ギターを始め、エレキギターを買い、東京の大学でバンドを組む。しかし、真剣にやっているわけではなかったので、昼はパチンコ、夜は麻雀の生活になり、2回留年して大学を辞めた。 何事も長続きしない。

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