概要・あらすじ
レジェンディアで最大の国家アトランティアでは、14年前に国王が亡くなり、王位を争う動乱が起こった。その際、二人の王子のうち一人は忽然と姿を消し、残った王子を掲げる勢力が体制を支配した。
そして今、辺境国で暮らす少年、ツルギ・タテワキはソードアイズ」として覚醒するとともに、自身がアトランティアの王子であることをカードバトルドロイドのブリンガーから知らされる。
登場人物・キャラクター
ツルギ・タテワキ (つるぎたてわき)
レジェンディアの辺境大陸パシフェスでマサムネらと暮らす少年。マサムネは育ての親で、実はアトランティアの王子。輝きの聖剣・シャイニング・ソードを見つけたことで、自身の出生について知ることになる。 光の赤きソードアイズではあるが、バトルスピリッツは全くの初心者で、ブリンガーに手ほどきを受けながらカードバトラーとしての腕を磨いていく。後に暗黒の魔剣ダーク・ブレードを手に入れ、闇の赤きソードアイズとしても覚醒し、光と闇を併せ持つソードアイズとなる。
リローヴ・ラルケス (りろーゔらるけす)
地下都市ストークに住む錬金術師。物腰は柔らかいが、目的のためには手段を選ばない。スオウの製作者で、出来損ないの彼を壊そうと付けねらう。闇の紫のソードアイズで咎人の骨剣エグゼキューショナーズを持つ。 自分の興味がないことには無関心で、白夜王ヤイバの再三の召還にも応じようとしなかった。
スオウ
リローヴ・ラルケスの錬金術によって生み出された骨人形と呼ばれる人工生命体。人間になれる方法を探すため、リローヴの元を離れ旅に出る。素直で純真な性格。後に紫電の霊剣ライトニング・シオンを手に入れて、光の紫のソードアイズとして覚醒する。
ハガクレ・シドー (はがくれしどー)
忍者としては落ちこぼれで、ソードブレイヴを手に入れ上忍となるべく、巨大な怪鳥疾風丸と共に探索の旅を続けている。明るく調子のいい少年だが、おっちょこちょいで失敗が多い。疾風の双刃カムイ・ハヤテを手に入れて、光の緑のソードアイズとして覚醒する。
ガルドス・ランダル (がるどすらんだる)
アトランティアの大臣として白夜王ヤイバを補佐し、彼の教育係も勤める。冷静で物静かな青年だが、バトルとなると性格が一変し、過激な性格を覗かせる。
キザクラ・ククリ (きざくらくくり)
おいしいお菓子に目がなく、スイーツメイツを設立し、世界各地のおいしいお菓子を求めて旅をしている。明るくおしゃべり好きな少女。ツルギ・タテワキとは、彼が育ての親キクから持たされていたお菓子が縁で知り合う。 光翼の神剣エンジェリックフェザーを手に入れて、光の黄なるソードアイズとして覚醒する。
ハクア・エストック (はくあえすとっく)
ザムーラの名産品である溶けない氷を行商する少年。ソードアイズであることを拒み続けていたが、ツルギ・タテワキら生き様を見て、天空の光剣クラウン・ソーラーを手に入れることを決意。光の白きソードアイズとして覚醒する。
皇太后グレナダ (こうたいごうぐれなだ)
前アトランティアの王妃で、ツルギ・タテワキ、白夜王ヤイバの母。優しく慈愛あふれる人物だが、14年前のアトランティア動乱以降軟禁され、何者かに操られているとされる。
白夜王ヤイバ (びゃくやおうやいば)
アトランティアの王で、ツルギ・タテワキの兄。幼い頃から王となるべく育てられ、若輩ながら一国の王たる風格を漂わせている。闇の白きソードアイズで白夜の宝剣ミッドナイト・サンを持つ。 裁きの剣を求め、光と闇のソードアイズを集めようと目論んでいる。
ソラ・リュウヨウ (そらりゅうよう)
下町カマータで老技師サモハンの元、機械技師を営む少年。キザクラ・ククリの幼なじみ。追っ手の攻撃を受け動けなくなったブリンガーを修理する方法を探していたツルギ・タテワキと知り合う。 普段は冷静で知的だが、「愛」には熱い。光の青きソードアイズで、蒼海の大剣メイルシュトロムを持つ。
ブリンガー
レジェンディアにおいて兵士や執事として運用されるカードバトルロイドと呼ばれるアンドロイド。14年前のアトランティア動乱時にツルギ・タテワキを連れ出し、マサムネに託した。 以降、機能を停止していたが、ツルギがソードアイズとして覚醒したのに合わせて目覚め、彼を助ける。以降、ツルギの導き手となり、共に旅に出る。生真面目で融通の利かない性格。
その他キーワード
ソードアイズ
『バトルスピリッツ ソードアイズ』に登場する用語。レジェンディアに存在する12本のソードブレイヴに認められた人間のこと。左右どちらかの目に剣の紋章を宿す。12本全てのソードブレイヴと12人のソードアイズが揃うと、無限の叡智と永遠の命をもたらす裁きの神剣が現れると言い伝えられている。
バトルスピリッツ
『バトルスピリッツ ソードアイズ』に登場する玩具。世界大会が開催されるほどの人気を誇るトレーディングカードゲーム。レジェンディアにおいては、バトスピの勝者が敗者を従えることができる。 手札を引き、コアと呼ばれるエネルギーを使ってカードに描かれたモンスターを召喚し、スピリット同士を戦わせる。スピリットはカードバトラーを守る役目も負っており、自陣のスピリットがいない状態で攻撃されるとライフを奪われ、これがなくなると敗北となる。 カードには赤、白、紫、緑、黄色、青の属性があり、それぞれの特徴と得手不得手の関係が存在する。本作から新しい要素として、他のスピリットと融合することで強力な特殊能力を発揮する「ソードブレイヴ」が追加された。