ホウカゴB面セカイ

ホウカゴB面セカイ

転校した初日に不思議な現象に遭遇した青森七雲は、ソフィーア・スィリブローから事情を説明され、校内で不思議な現象を引き起こす生き物「神隠し」の退治を決意する。仲間たちと協力してさまざまな神隠しと戦う七雲の姿を描くオカルティックアクション。「コミックブシロードWEB」で2021年3月から配信の作品。

正式名称
ホウカゴB面セカイ
ふりがな
ほうかごびーめんせかい
原作者
サイトウ ケンジ
漫画
ジャンル
アクション
関連商品
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あらすじ

私立天翔大学附属高等学校に転校して来た青森七雲は、転校初日に小学3年から4年までいっしょだったクラスメイトの黒ヶ瀬一葉と再会する。驚いて大声を発した七雲のせいでクラス中の注目を浴びてしまった一葉は、恥ずかしさのあまり七雲を連れて教室を飛び出す。階段の踊り場で冷静になった一葉は、七雲と会話したあとに教室に戻ろうとするが、階段を上り下りしても同じ場所に戻るという不思議な現象に巻き込まれて踊り場に閉じ込められてしまう。偶然、そこに居合わせた先輩のソフィーア・スィリブローから、この現象を引き起こしているのは「神隠し」と呼ばれる生き物で、神隠しに大量の血を与えれば脱出できると教えてもらった七雲は、自分の体を傷つける。そして三人は、無事に踊り場から脱出するものの、七雲は出血によって意識を失ってしまう。意識を取り戻した七雲は、ソフィーアから先ほどの神隠しがすぐにでも別の人を襲う可能性があると聞き、踊り場に向かう。いっしょに踊り場に向かった一葉は、古来から続く退治手段として、神隠しにダサくてかっこ悪い名前を付けるようにソフィーアから言われ、「妖怪・血食べ階段」と命名する。一葉の命名で生き物としての格が下がった神隠しは、先ほどとはまったく違う姿となって襲いかかるが、七雲に一蹴されてしまう。

登場人物・キャラクター

青森 七雲 (あおもり なぐも)

私立天翔大学附属高等学校に転校して来た2年生の男子。思ったことをすぐに口にするタイプで、周囲にあらぬ誤解を招くことが多い。黒ヶ瀬一葉とは小学3年生から4年生の時のクラスメイトで、転校して来た初日に教室で再会。再会時に驚きのあまり、大勢のクラスメイトの前で一葉が初恋の相手だと大声でしゃべってしまう。恐怖を糧にする特殊能力の持ち主。数多の修羅場をくぐり抜けてきたため、全身が傷だらけになっている。青森七雲の特殊能力に興味を持ったソフィーア・スィリブローにスカウトされ、不思議な現象を引き起こす生き物「神隠し」との戦いに参加する。

黒ヶ瀬 一葉 (くろがせ かずは)

私立天翔大学附属高等学校に通う2年生の女子。黒髪をロングヘアにしている。青森七雲とは小学3年から4年までのクラスメイトで、七雲が転校して来たことで再会する。純粋で生真面目(きまじめ)な性格で、交友関係も広い。七雲が教室で黒ヶ瀬一葉が初恋の人だと大声でしゃべったことでクラスメイトから注目され恥ずかしくなり、教室を飛び出した。そして一葉と共に階段の踊り場で不思議な現象に巻き込まれてしまう。そして、そこに居合わせたソフィーア・スィリブローから、この現象を引き起こしているのは「神隠し」と呼ばれる生き物であることを聞き、神隠しとの戦いに付き合わされることになる。

ソフィーア・スィリブロー

私立天翔大学附属高等学校う3年生の女子。銀髪をボブヘアにしている。周囲からは「ソーニャ」と呼ばれている。クールな性格の巨乳美女で、ミステリアスな雰囲気を漂わせている。不思議な現象を引き起こして人間を襲う生き物「神隠し」を仲間と協力して討伐しており、恐怖を糧にする特殊能力の持ち主、青森七雲をスカウトする。ソフィーア・スィリブロー自身も特殊能力を持ち、神隠しとの戦いには同行してサポートしている。

妖怪・血食べ階段

私立天翔大学附属高等学校の階段を利用する人間を襲う怪物。「神隠し」と呼ばれる生き物の一体で、人間の血液を摂取して活動しているが、男性の血は摂取してもすぐに吐き出してしまう。最初は人間に似た姿をしていたが、黒ヶ瀬一葉に「妖怪・血食べ階段」というダサい名前を付けられて生き物としての格が下がり、一葉の恐怖を具現化した異形な怪物に変貌する。

クレジット

原作

サイトウ ケンジ

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