転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~

転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~

伏瀬の小説『転生したらスライムだった件』のスピンオフ作品。剣と魔法の存在する異世界の弱肉強食が当たり前の魔物たちの中で、「魔国連邦」はあらゆる魔物たちが平和に暮らす特異な国として注目を集めている。それぞれの立場から、そんな魔国連邦のスパイを命じられたフォス、ステラ、ネムの三人娘が、使命そっちのけで平和な日常を満喫する姿を描く、異世界ファンタジーライフ。原作者監修のサイドストーリーという位置づけで、原作である『転生したらスライムだった件』で描かれなかった舞台の裏側を三人娘の視点から描いている。講談社「月刊少年シリウス」2019年8月号より連載。

正式名称
転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~
ふりがな
てんせいしたらすらいむだったけん いぶん まこくぐらしのとりにてぃ
原作者
伏瀬
漫画
ジャンル
アクション
 
ファンタジー
レーベル
シリウスKC(講談社)
巻数
既刊10巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

フォス

魔王カリオンの治める獣王国「ユーラザニア」からやって来た少女。赤毛の髪をポニーテールにした狐の獣人族(ライカンスロープ)で、快活な性格をしている。カリオンに直接使える獣王戦士団の候補生で、その立場を活かしてカリオンから魔国連邦(テンペスト)をひそかに探ってくるように命じられたため、一人の獣人族として魔国連邦を訪れる。魔物はもともと貨幣制度を取り入れておらず、当初の魔国連邦も基本は物々交換を採用していた。そのため調子に乗って食べ歩きをしていたら、あっという間に物々交換用の果物が底をつき、路頭に迷ってしまう。その後、ゴブタにスカウトされ警備隊に入り、ゴブエモンの部下として働くこととなる。ユーラザニアは実力第一主義で、魔国連邦の適材適所とはまったく違うため、時おり、カルチャーギャップを感じつつも、おいしいものがある魔国連邦の生活を満喫している。ステラ、ネムとなかよくなるが、まじめな生活をしている分、二人に振り回されがちな苦労人気質。獣人族であるために嗅覚をはじめとした五感が鋭く、身体能力も非常に高いため、候補生であるが幹部たちからも期待されている。

ステラ

魔王ミリムを崇(あが)める「竜を祀(まつ)る民」の少女。長く伸ばした水色の髪を二つ結びにし、法衣をまとっている。竜を祀る民の神官は質実剛健な武僧の一面が強く、可憐(かれん)な容姿に反してその身体能力は高い。神官長に命じられ、魔国連邦の視察に訪れた。信仰心が厚く、ミリムに対しては忠実だが、それ以外に対しては尊大で魔国連邦に対しても当初は見下す言動が多かった。竜を祀る民は料理をする文化がなく、食材は生のまま食べることを主食としているため、魔国連邦で初めて料理を食べた際にはいたく感動した。またミリムも魔国連邦の料理を気に入った話を聞き、ミリムのための料理人になることを決意する。その後、たまたま出会ったリムルの口利きで、料理人のゴブイチに弟子入りし、そのまま厨房(ちゅうぼう)で働き始める。強引なところが目立つが、決まり事や仕事には生真面目で、魔国連邦の暮らしにも次第に順応していく。

クレジット

原作

伏瀬

キャラクター原案

みっつばー

関連

転生したらスライムだった件 (てんせいしたらすらいむだったけん)

伏瀬の同名小説のコミカライズ作品。異世界に強大な力を持ったスライムとして生まれ変わったリムル=テンペストが、多くの種族やモンスター達を引き従えて、自らの国家「ジュラ・テンペスト連邦国」を樹立、運営して... 関連ページ:転生したらスライムだった件

書誌情報

転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~ 10巻 講談社〈シリウスKC〉

第1巻

(2019-12-04発行、 978-4065169063)

第2巻

(2020-03-27発行、 978-4065187579)

第3巻

(2020-07-09発行、 978-4065200445)

第4巻

(2021-03-31発行、 978-4065225042)

第5巻

(2021-07-08発行、 978-4065237960)

第6巻

(2022-03-09発行、 978-4065270295)

第7巻

(2022-12-08発行、 978-4065299302)

第8巻

(2023-09-08発行、 978-4065328552)

第9巻

(2024-01-09発行、 978-4065341070)

第10巻

(2024-06-07発行、 978-4065357071)

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