概要・あらすじ
南シナ海タイ周辺でロシアン・マフィア、香港マフィアが抗争する危険地帯のロアナプラ。運送屋を営むダッチレヴィベニーたちラグーン商会は機密ディスクを狙って旭日重工株式会社の商社マン岡島緑郎を誘拐する。
しかし、会社は傭兵部隊に依頼し岡島もろとも消そうとしていることを知る。本社から見捨てられたと知った岡島緑郎は機転で窮地を脱し、そのままラグーン商会に居残ることを決意する。
登場人物・キャラクター
レヴィ
岡島緑郎を機密ディスクごと誘拐したラグーン商会の女ガンマンで銃の名手。短気で切れやすくロックとすぐに衝突する。米国系中国人。
岡島緑郎 (おかしま ろくろう)
日本人で旭日重工株式会社の商社マンだったが、出張中にレヴィダッチたちに機密ディスクと共に誘拐されるが、本社から切り捨てられたことからそのままラグーン商会に居残る。
バラライカ
南シナ海タイ周辺の危険地帯のロアナプラのロシアン・マフィア「ホテルモスクワ」タイ支部の女ボス。顔の右半分に火傷のあとがある。
ガルシア・ラブレス (がるしあらぶれす)
南米十三家族の「ラブレス家」の次期当主の少年。誘拐されたガルシア少年をラグーン商会はロアナプラに連れてくるが、ロックはガルシアの素性が気になりバラライカに裏の事情を探らせる。
ヨランダ
レヴィ岡島緑郎のラグーン商会がある南シナ海タイ周辺の危険地帯のロアナプラのリップオフ教会のシスターだが、裏ではロアナプラの武器密輸を仕切っている。
ミスター・チャン (みすたーちゃん)
香港系マフィア三合会(さんごうかい、トライアド)のタイ支部のボス。ロシアンマフィアバラライカとは友好関係を作っている。レヴィダッチらラグーン商会に危険な仕事を依頼する。
ダッチ
岡島緑郎を機密ディスクごと誘拐したラグーン商会のボス。ベトナム戦争に参加したインテリの黒人で、常に沈着冷静だが銃の腕前はレヴィに引けを取らない。
ロベルタ
ラグーン商会がロアナプラに連れてきたガルシア少年を取り戻しに来たラブレス家のメイドでレヴィと一騎打ちする。ガルシアの父で南米貴族の当主ディエゴ・ラブレスに助けられた恩義に忠誠を誓っている元テロリスト。
ラグーン商会 (らぐーんしょうかい)
『BLACK LAGOON』のグループ。岡島緑郎を機密情報ごと誘拐したレヴィダッチベニーの表向きの商売のグループ名称。南シナ海タイ周辺でロシアン・マフィア、香港マフィアが拮抗する危険地帯のロアナプラで魚雷艇ブラック・ラグーン号を使い海賊まがいの商売をしている。
ベニー
岡島緑郎を機密情報ごと誘拐したラグーン商会のハイテク機器担当のハッカー。大学時代にFBIとマフィアから追われるところをダッチに拾われたユダヤ系アメリカ人。
竹中正洋 (たけなかまさひろ)
元過激派として日本では指名手配されている、現在はテロリスト集団の参謀。レヴィダッチらラグーン商会の運ぶ機密文書を追う。
場所
イエロー・フラッグ (いえろーふらっぐ)
南シナ海タイ周辺の危険地帯ロアナプラのならず者の集まる酒場。店長のバオは元南ベトナム軍の敗残兵。
クレジット
原作
ブラック・ラグーン (ぶらっく らぐーん)
非合法の仕事も請け負う運び屋グループに入ることになった日本人、ロックを中心に、こだわりを感じさせる銃器描写と、激しくも派手なアクションで展開していくエンターテイメント作品。 関連ページ:ブラック・ラグーン