概要・あらすじ
14歳の少女朝桐一花は、祖母の葬式の席で不思議な少女アリアに出会い、彼女の美貌に一目惚れしてしまう。一花は、かつて祖母が預かっていたというアリアの持ち物をいっしょに捜し始めるが、そうしているうちに、アリアが人間の血を吸って長い寿命を保つ吸血鬼であることを知る。二人は、かつて一花の先祖が管理していた小さな拝殿で、アリアの捜し物を見つける。それは、一振りの短剣だった。アリアはその短剣を使って、自分を殺すように一花に頼むが、アリアを殺したくない一花はそれを拒絶する。しかし、なんとかして一花に殺してもらいたいアリアは、無理やり一花の家に同居を開始。一花を説得しようとし始めるのだった。
登場人物・キャラクター
朝桐 一花 (あさぎり いちか)
14歳の少女。祖母の「然るべき相手は自分の心が教えてくれる」という教えを守り、自分の心を奪ってくれる王子様のような相手を心待ちにしている。祖母の葬式の日、庭にいた少女アリアに、同性でありながら一目惚れしてしまう。
アリア
吸血鬼の少女。金髪のおかっぱ頭で、西洋人風の顔立ちをしている。10代半ばほどの容姿だが、他人の血を吸っている限り年を取らないらしく、少なくとも明治時代から生きている様子。催眠術のように他人に偽の情報を信じ込ませることができたり、結界の張ってある場所に入れなかったりなど、不思議な体質。他人に暴力を振るうことにためらいがない。理由は不明だが、一花に殺されたがっている。
書誌情報
ヴァンピアーズ 9巻 小学館〈サンデーGXコミックス〉
第1巻
(2019-08-19発行、 978-4091575739)
第2巻
(2020-01-17発行、 978-4091575845)
第3巻
(2020-05-19発行、 978-4091575951)
第4巻
(2020-10-16発行、 978-4091576101)
第5巻
(2021-05-19発行、 978-4091576330)
第6巻
(2021-10-19発行、 978-4091576545)
第7巻
(2022-04-19発行、 978-4091576774)
第8巻
(2022-11-17発行、 978-4091577054)
第9巻
(2023-06-19発行、 978-4091577542)