あらすじ
ご主人と生活編
血液型占いレースを始めたお文具たちは、血液型を胸にプリントした4体がスタートラインに着く。全員がいいスタートを切ったレースは、4体同時にゴールする。そして占いの結果は「みな幸せ」となり、気分がよくなったお文具たちは、日々の生活で疲れの溜まっているご主人様を全力でフォローするのだった。
日々の癒し編
床の上で謎の黒い汚れを発見したお文具たち。それがご主人様がこぼした愚痴の跡だとわかり、お文具たちはなかよく掃除を始める。一仕事を終えたお文具たちは、再び日々の生活で疲れ切ったご主人様の傍に寄り添い続けるのだった。
登場人物・キャラクター
お文具 (おぶんぐ)
ご主人様が大好きで、白く小さな丸くてかわいらしい不思議な生き物たち。人々の傍らで寄り添うように暮らしているが、基本的にほとんどの人からはその姿は見ることはできない。日常の些細(ささい)な出来事にも、ちょっとだけの幸せを見つけられるという特技を持つ。プリンが大好き。
プリンさん
プリンに似た謎の生命体。プリンに短い手足が生えた姿をしている。お文具の友達なので、食べられることはない。ゼリーが大好き。
ご主人様 (ごしゅじんさま)
人間の若いサラリーマン。お文具たちの主人で、お文具の姿を見ることができる特殊な力の持ち主。日々の生活にストレスを溜めているが、「憂鬱でなければ仕事じゃない」という自虐的な言葉で自分自身に活を入れ、お文具に癒されつつ仕事に精を出している。
お文具が見える女の子
感覚が鋭敏な女子高校生。ある日、電信柱の横に置かれたダンボールに入ったお文具を発見し、そのまま家に持ち帰った。お文具たちが見えるだけでなく会話もすることができる。