花四段といっしょ

花四段といっしょ

増村十七の代表作『バクちゃん』の連載終了後に発表された作品。現代の日本の将棋会館界隈が主な舞台。対局中に余計なことばかり考えてしまうプロ棋士・花つみれ四段を軸に、個性的なプロ棋士たちの姿を描いた将棋コメディ。勝ち負けにこだわったストイックな将棋マンガが多い中、「トップではない棋士」たちのゆるい日常を描き、将棋を知らなくても楽しめる内容になっている。また、ゆったりした独特の作風は、『女の園の星』の著者・和山やまの影響があるという。2022年1月11日より、Twitterで連載を開始。2022年6月7日、朝日新聞出版より単行本第1巻が発売された。「このマンガがすごい!2023」オンナ編にて第12位入選。また、「WEBマンガ総選挙 pixivコミック10周年 特別編」にノミネートされた。

正式名称
花四段といっしょ
ふりがな
はなよだんといっしょ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
将棋
レーベル
ソノラマ+コミックス(朝日新聞出版)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

花 つみれ (はな つみれ)

日本将棋連盟所属のプロ棋士。四段。端正な顔立ちの中性的な青年。切れ味鋭い終盤力に定評があるが、雑念にとらわれがち。対局中でも旬のてんぷらのことを考えたり、対局相手のYouTubeチャンネルの再生数から収入を計算したりと、思考がとっ散らかってしまう。佐々野木通(ささのあけび)八段の二番弟子。プロ入りを目指す妹弟子・踊朝顔(おどるあさがお)三段の世話を焼くなど、意外と面倒見はよい。

茄子 リカルド 吾一 (なす りかるど ごいち)

日本将棋連盟所属のプロ棋士。五段。気さくな性格で、お固い決まり事を守るのが苦手な青年。ラフな格好が好きで、先輩棋士に怒られることが多い。花つみれ四段と仲がよく、一緒に食事に行ったり、バッティングセンターで遊んだりする。

書誌情報

花四段といっしょ 4巻 朝日新聞出版〈ソノラマ+コミックス〉

第1巻

(2022-06-07発行、 978-4022143426)

第2巻

(2023-01-20発行、 978-4022143556)

第3巻

(2023-09-20発行、 978-4022143785)

第4巻

(2024-04-19発行、 978-4022143952)

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