概要・あらすじ
変奏曲シリーズの第1話。エドアルド・ソルティは天才と謳われた少年 ハンネス・ヴォルフガング・リヒターの音楽に衝撃を受け、周囲に反対されながらも音楽の道を進むことにするが、 ハンネス・ヴォルフガング・リヒターの才能に惹かれながらも反発しつづけてしまう。
登場人物・キャラクター
ハンネス・ヴォルフガング・リヒター
11歳にしてオペラ・ハウスで演奏をした天才少年。ヴィレンツ音楽院の最上級生で、最年少の巨匠。なぜ自分がエドアルド・ソルティに敵意を抱かれているのか理由がわからないが、彼から目が離せない。発作を起こすなにか重大な病を患っている。
エドアルド・ソルティ
スペイン貴族の出身。オペラ・ハウスで聴いた ハンネス・ヴォルフガング・リヒターのピアノに感銘を受け音楽の道を志すが、家族からは名門校へ行けと反対される。通っていた学校を放校処分となったことをきっかけに実家を捨て、独学でヴィレンツ音楽院に入学した。 ハンネス・ヴォルフガング・リヒターと同じ学校に通うことになったが、彼の才能に惹かれながらも反発し続ける。
ホルバート・メチェック
トップクラスの若手評論家。 ハンネス・ヴォルフガング・リヒターと友人関係にある。エドアルド・ソルティの才能を最初に見つけた一人。
ペーター
アンリエット・リヒターにプロポーズし、婚約者となった。
アンリエット・リヒター
ハンネス・ヴォルフガング・リヒターの妹。ヴィレンツ音楽院の7回生。
クレジット
- 原作
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増山 のりえ
関連
『変奏曲』シリーズ (へんそうきょくしりーず)
ハンネス・ヴォルフガング・リヒターは、若き天才音楽家として名を馳せていたが、心臓病により急逝する。彼を取り巻く人間模様を登場人物の様々な視点から描く。 関連ページ:『変奏曲』シリーズ