概要・あらすじ
アンリエット・リヒターはスペインで家族や幼馴染のレオンと楽しく暮らしていた。そこへアダムスという男が現れ、彼女に生き別れの兄がいることを告げる。
登場人物・キャラクター
アンリエット・リヒター
5歳のときにウィーンからグラナダへやってきて、養父母の元で育てられた。金髪で愛らしく、よく働き、頭もよい健気な少女。生き別れの兄の秘書、アダムスにより、自分の出生を知った。悩んだ末に兄のハンネス・ヴォルフガング・リヒターと一緒にオーストリアに住むことを決める。 グラナダ在住時の名前はアンリエット・ペレス。
レオン
ヒターノ(ジプシー)部族の少年。アンリエット・リヒターに惹かれている。アンリエット・リヒターのグラナダでの幼馴染。
ハンネス・ヴォルフガング・リヒター
アンリエット・リヒターの生き別れの兄。彼女の存在を知り、アダムスに行方を調査させ、スペイン語を練習し、グラナダまで迎えに行った。
アダムス
ハンネス・ヴォルフガング・リヒターの秘書で、スペインまでアンリエット・リヒターの行方を探しに来た。
エドアルド・ソルティ
ヴィレンツ音楽院のバイオリン科所属。スペインからの留学生。アンリエット・リヒターと初対面の際、ハンネス・ヴォルフガング・リヒターの悪口を言ってしまい、彼女を怒らせてしまうが、後に愛し合うことになる。
クレジット
- 原作
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増山 のりえ
関連
『変奏曲』シリーズ (へんそうきょくしりーず)
ハンネス・ヴォルフガング・リヒターは、若き天才音楽家として名を馳せていたが、心臓病により急逝する。彼を取り巻く人間模様を登場人物の様々な視点から描く。 関連ページ:『変奏曲』シリーズ