概要・あらすじ
東京都練馬区江古田に住む江古田ちゃんは、24歳のフリーター独身女性。自宅では常に全裸で生活。本命のマーくんには都合のよい女扱い。どうでもいいような男とついつい寝てしまう。猛禽と呼ばれる男性受けの良い女子が嫌い。
子供にも好かれない。そんな江古田ちゃんのシュールな日常を描く。
登場人物・キャラクター
江古田ちゃん (えこだちゃん)
江古田に住むフリーター24歳。自宅では常に全裸。派遣のテレフォンオペレーターとして働いている。本命のマーくんには都合よくやられている。なぜか、どうでもいい男とばかり寝てしまう。
マーくん
江古田ちゃんの本命。遠距離恋愛の彼女がいるが、何人も浮気相手がおり、江古田ちゃんもその1人。赤ちゃん言葉プレイが好き。
友人M (ゆうじんえむ)
江古田ちゃんの友人。割と常識人で、恋愛経験はそれほど豊富ではなく、簡単には寝ない。江古田ちゃんと話すときは本音が出るので、まわりがひくこともしばしば。
お姉ちゃん (おねえちゃん)
江古田ちゃんの姉。関西在住の無理があるギャル学生、26歳。元ヤンキーで、今は全国をアイドルの追っかけで回っている。江古田ちゃんに「継続はカナリ」などと言って困らせる。ヘビースモーカー。
隠れ猛禽 (かくれもうきん)
江古田ちゃんの命名した猛禽の更に上を行く女子。華の無さはやぼったいくらいだが、媚びず、気取らず、付き合い良く、男子の相談を一手に引き受け、情報通。猛禽ですら手こずる良い男をゲットする。
信者くん (しんじゃくん)
江古田ちゃんの猫人格(作った人格)に惚れている。江古田ちゃんの長い髪が好き。
リンダ
テレフォンオペレーターの派遣の後に江古田ちゃんがバイトで入るフィリピンパブのホステス。江古田ちゃんに日本語を習っていたが、フィリピンパブ閉店とともに帰国。
その他キーワード
猛禽 (もうきん)
『江古田ちゃん』に登場する江古田ちゃんの敵といえる女子の総称。走れば転び、ハリウッド映画で泣き、寝顔が可愛く、乳がでかい。聞き上手で、下ネタにも寛容、ほっとかれてもふくれず、不細工にも優しい。ボケボケしていてるようで、狙った獲物は逃さない。 不細工は「友達として好き」などと飼いならす。江古田ちゃんにも手強い敵。
クレジット
原作
臨死!!江古田ちゃん (りんし えこだちゃん)
瀧波ユカリのデビュー作で初連載作。東京の江古田駅近隣のアパートで派遣社員やアルバイトをしながら一人暮らしをする江古田ちゃんの日常が自虐的に描かれる。2004年、講談社「アフタヌーン四季賞」冬のコンテス... 関連ページ:臨死!!江古田ちゃん