概要・あらすじ
流れ星を見た夜、高校生の森崎つばさは夜道でとある男性と出会う。次の日、つばさが通う学校に新任の教師として天野光太郎がやってくる。つばさが夜道で出会った男性と天野が似ていたことを、友人の野口木ノ実に話すと、彼女は「流れ星を一緒に見た2人は運命の2人である」とつばさに教える。つばさは流れ星を一緒に見たのは天野だったのか、次第に気になり始める。
登場人物・キャラクター
森崎 つばさ (もりさき つばさ)
高校1年生の女の子。「運命」を信じる純粋な性格で、好きになったら一途に追いかけ続ける。同級生の萩原大地から好意を寄せられていることに気づいておらず、学校の先生である天野光太郎のことを想い続けている。
天野 光太郎 (あまの こうたろう)
森崎つばさが通う高校にやってくる新任の男性講師。天文学が好きで、真摯に研究を続けている。天真爛漫で、好きなことに対しては真っ直ぐに取り組む性格。過去に「まりえ」という大事な女性を亡くした経験があるが、つばさのまっすぐな想いに応える形でトラウマと対峙する。
萩原 大地 (はぎわら だいち)
高校1年生の男の子。優と一緒に手製の飛行機作りに青春を捧げている。異性として森崎つばさが気になっているが、素直に想いを伝えることができないでいる。つばさと天野光太郎との関係を知りつつも、諦めきれずにいる。
高見沢 五月 (たかみさわ さつき)
高校1年生の女の子。他の女の子に比べると大人びており、年上の彼氏がいる。恋愛に関してもかなり合理的な考え方を持っており、彼氏が就職して会えなくなるとわかると、身を引こうとするほど。森崎つばさと天野光太郎の良き相談相手となる。
野口 木ノ実 (のぐち このみ)
高校1年生の女の子。ロマンチストで、恋愛に関してもどこか夢見がちなところがある。萩原大地に好意を寄せているが、彼が森崎つばさに対して好意を抱いていることを察している。
優 (ゆう)
高校1年生の男の子。機械と飛行機に関する知識が豊富で、萩原大地と一緒に飛行機作りに多くの時間を費やしている。基本的には控えめな性格だが、野口木ノ実に対して淡い恋心を抱いており、大地に振られた彼女を一生懸命フォローする。