あらすじ
第1巻
女子校育ちで男性が苦手な高校1年生の小原沙緒は、男性恐怖症を克服するために共学高校に進学したものの、まったく男子と話せない日々が続いていた。そんなある日、沙緒はクラス選抜スポーツ大会でサッカーの選手に選ばれ、クラスメートの泉蒼斗から指導を受ける事になる。しかし沙緒は怯えるあまり、練習中、蒼斗に不快な思いをさせてしまう。だがその直後、蒼斗が自身の練習時間を割いてまで自分にサッカーを教えてくれた事を知った沙緒は、深く反省。蒼斗の気持ちに応えるべく猛特訓し、スポーツ大会当日、沙緒達のチームは見事勝利するのだった。そして大会後、沙緒は蒼斗に感謝を伝えるべく声を掛けるが、緊張のあまり言葉を誤り、蒼斗を混乱させてしまう。これがきっかけで、蒼斗は沙緒が男性恐怖症を克服するために努力しているが、なかなかうまくいかず困っている事を知る。そこで蒼斗は、そんな沙緒を応援したいので、自分と親しくする事で男性に免疫をつけてほしいと申し出る。こうして沙緒と蒼斗は、お試しで期間限定の付き合いを始めるのだった。
第2巻
小原沙緒と泉蒼斗は、逢坂健の提案で、お試し交際期間を残り約3か月に定め、そのあいだ毎週、いっしょにプリクラを撮る、長時間デートをするなどの、沙緒が男性恐怖症を克服するためのミッションをクリアしていく事になった。その一環として、沙緒は蒼斗の所属する男子サッカー部に差し入れをする。当日、沙緒は三浦聖奈の協力も得て料理を振る舞う事に成功し、蒼斗達も無事試合に勝利する。喜ぶ沙緒だったが、そこで衝撃の事実が発覚する。蒼斗達の対戦相手だった村瀬圭吾は、聖奈の元恋人なのだという。しかも、圭吾は今でも聖奈を思っているらしく、再会を機に聖奈に付きまとうようになる。困った聖奈は、今は蒼斗に思いを寄せているので、自分にはもうかかわらないでほしいと噓をつく。聖奈は中学時代に圭吾と交際していたが、圭吾は同時にほかの女性とも交際しており、これが聖奈が男性嫌いになった要因であった。そんな聖奈の過去を知った蒼斗は激怒し、付きまといをやめない圭吾を一喝する。こうしてまた蒼斗の人柄に触れた沙緒は、もしかすると、蒼斗への気持ちこそが恋なのではないかと考えるようになる。
第3巻
夏。小原沙緒の男性恐怖症は、泉蒼斗の力添えもあり、順調に改善されつつあった。そんなある日、沙緒は三浦聖奈が蒼斗に抱きついている光景を目撃してしまう。聖奈が蒼斗に思いを寄せていると察した沙緒はショックを受けるが、自分の蒼斗への思いが恋愛感情であると確信できない以上、蒼斗と聖奈の関係を応援しようと決意する。その直後、蒼斗が体調を崩し、沙緒と聖奈は見舞いに行く事になる。蒼斗は沙緒が来てくれた事に安堵するが、沙緒と聖奈が看病を交代した際、その場にいるのは沙緒であると勘違いし、そばにいてほしいと頼んでしまう。結果、聖奈は自分こそが蒼斗に必要とされていると勘違いし、沙緒は実際に蒼斗に呼ばれたのは自分自身であると気づかないまま、深く傷つくのだった。そして蒼斗は回復し、男子サッカー部は再び村瀬圭吾のいる秀経館高校と対戦する事になる。蒼斗は沙緒に必ず勝つと約束するが、試合中、圭吾の卑怯な戦法により、足をケガしてしまう。これを見た聖奈は、蒼斗がケガをしてしまったのは、沙緒がおかしな声掛けで気を散らしたせいだと言い出す。沙緒はその言葉を真に受け、蒼斗と距離を置く決意をする。
第4巻
小原沙緒は泉蒼斗とのお試し交際を途中終了し、蒼斗と距離を置く事にした。しかしケガの結果、しばらく試合に出られない蒼斗の事は気がかりで、壮行会で代表応援者として、間接的に応援する事を思いつく。この思いは蒼斗に届くが、これを見た三浦聖奈は焦り、ますます沙緒に意地悪な態度を取るようになっていく。一方、佐田柊馬は、そんな沙緒の健気で心優しい人柄に惹かれていた。そこで柊馬は、蒼斗を忘れるために自分を利用してくれて構わないので、交際しないかと沙緒に告白する。しかし沙緒は、柊馬という大切な友人を利用する事はできないとこれを断る。結果、柊馬はふられてしまったにもかかわらず、ますます沙緒への思いを募らせるようになるのだった。また、これによって蒼斗への思いを強めた沙緒は、蒼斗に隠れて部室の掃除をしたりと間接的なサポートに励むようになる。これに激しい怒りを覚えた聖奈は、あたかも自分と蒼斗が交際しているかのような偽装を始める。
第5巻
泉蒼斗と三浦聖奈が交際を始めたと勘違いした小原沙緒は、本格的に蒼斗の事を忘れようとしていた。そして迎えた文化祭当日、沙緒は聖奈に対し、色々あった事を水に流し、もう一度なかよくしたいと申し出る。だが聖奈はこれに激怒し、沙緒を平手打ちする。この光景を偶然見ていた村瀬圭吾は、三人の関係を不思議に思い、沙緒に対して、男性恐怖症克服のために蒼斗とまじめに付き合っていると聞いたが、その効果があるようには見えず、さらに聖奈も混じっておかしな事になっていないかとからかう。図星を突かれた沙緒は、圭吾に男性恐怖症を克服した事を証明するため、男性相手にも積極的に客引きができる姿を見せる事になる。その途中、覆面をかぶった男子に助けてもらった沙緒は、それを自分を見張っている圭吾だと勘違いしたまま、蒼斗への思いを語る。しかし、その覆面の男子こそが、蒼斗であった。こうして意外な形で沙緒の思いを知った蒼斗は、沙緒への思いを確信。沙緒に、文化祭後に話さないかと連絡する。しかし、それを知った聖奈はパニックで倒れ、蒼斗は付き添って病院に行く事になってしまう。
第6巻
文化祭直後の夜、小原沙緒は泉蒼斗との待ち合わせ場所に行ったが、蒼斗はおらず、会えずじまいで終わってしまった。傷つく沙緒を佐田柊馬は遊園地に誘い、二人はそこでキスをしそうになるが、沙緒が拒んだ事で未遂に終わる。これによって柊馬に甘え続ける事はできないと感じた沙緒は、改めて柊馬をふり、二人は友達に戻る事にするのだった。しかし、沙緒と柊馬が円満に交際しているとばかり思っていた蒼斗と聖奈は、これを知って激怒。それぞれ柊馬を問い詰めるが、そこで柊馬は聖奈の言い分に違和感を抱く。聖奈は一見蒼斗に執着しているようだが、柊馬の目には、聖奈は村瀬圭吾を今でも忘れられないように見えたのだった。聖奈はその指摘を否定するが、その直後、また稜彩高校と秀経館高校の練習試合があると知り、圭吾を連想してパニックに陥る。聖奈を案じた蒼斗は、以前聖奈と約束した通り、次の試合こそ最後まで試合に出場し、圭吾と決着をつける事を誓う。そして試合の日が訪れ、当日は沙緒も観戦に行くが、蒼斗は圭吾の陰湿なプレーに苦しめられる。試合は結果的に稜彩高校の勝利に終わったものの、圭吾は終了直前に蒼斗と衝突した事が原因で、意識を失ってしまう。
第7巻
試合中の衝突事故で村瀬圭吾が意識を失った際、真っ先に駆け寄ったのは三浦聖奈であった。そして意識の戻った圭吾に聖奈は、本当に圭吾の事が好きだったが、同じ位に怒りは強く、一度殴ってやりたかったと思いの丈をぶつけ、圭吾を殴打して去っていく。こうして気が済んだ聖奈は、小原沙緒に、自分と泉蒼斗は実際は交際しておらず、蒼斗は不安定な自分に付き合っていただけだと真相を告げる。これによって沙緒と蒼斗は誤解を解き、ついにお互いの思いを告白するのだった。そして冬になり、サッカーの全国大会が近づいて来た。当日沙緒は応援に行くため出かけるが、積雪によりバスが運休になってしまう。そこで中井龍之介の車で送ってもらおうとすると、今度は道が大渋滞してしまう。このままでは間に合わないと判断した沙緒は、走って試合会場まで向かう事にする。
登場人物・キャラクター
小原 沙緒 (こはら すなお)
稜彩高校1年2組に在籍する女子。調理部に所属している。前髪を目の上で切り、肩につくほどまで伸ばした亜麻色の内巻きセミロングヘアを、左側だけに小さな三つ編みを作ってリボンでまとめている。気が弱く引っ込み思案な性格だが、いざという時は率先して行動する勇気がある。小学校、中学校と女子校のため男性慣れしておらず、また子供の頃、男子に体型をからかわれた事がきっかけで、男性全般が極端に苦手。 これを克服するために高校は共学を選んだものの、なかなか自分を変えられずにいた。そんなある日、クラス選抜スポーツ大会がきっかけで泉蒼斗に男性恐怖症である事を知られ、蒼斗にそれを克服する手伝いがしたいと言われた事で、期間限定で蒼斗と交際を始める。しかし、やがて三浦聖奈が蒼斗に、佐田柊馬が自分に思いを寄せているらしい事を知り、複雑な人間関係に悩みながらも、頑張っている。 誕生日は4月2日で、血液型はO型。身長は151センチ。特技はお菓子作りで、スポーツは苦手。かつては太っていたが、ビリーを飼い始めたのがきっかけでダイエットに成功し、現在の体型になった。
泉 蒼斗 (いずみ あおと)
小原沙緒の思い人で、稜彩高校1年2組に在籍する男子。泉赤瑠と泉黄弘という弟がいる。サッカー部に所属しており、ポジションはセンターフォワード。前髪を目が隠れそうなほど伸ばした、赤茶色のショートカットの髪型をしている。元ジュニアユースの選手で、当時は日本No.1チームの「FCレックス」に所属していた。本来であればそのままユースに昇格するはずだったが、昇格試験前に足をケガして、チームを離れる。 その後、稜彩高校男子サッカー部の監督にスカウトされ、現在の高校に進んだ。クールでぶっきらぼうに見えるが、不器用なだけで、実際は誠実で心優しい性格。特に努力している人間の事は放っておけず、積極的に応援するようにしている。高校入学直後、クラス選抜スポーツ大会で沙緒と同じサッカーチームになり、スポーツが苦手な沙緒に指導した事がきっかけで、沙緒が男性恐怖症を克服しようと努力している事を知る。 そこでお試しの恋人として、沙緒が男性慣れできるよう協力する事になる。誕生日は9月15日で、血液型はB型。身長は185センチ。特技はサッカー。絵を描く事や歌う事、女性全般は苦手。
佐田 柊馬 (さた とうま)
小原沙緒の友人で、稜彩高校1年2組に在籍する男子。サッカー部に所属しており、ポジションはミッドフィルダー。前髪を目が隠れそうなほど伸ばした、ふんわりとしたウルフカットの髪型をしている。耳にピアスをつけている。明るくノリのいいイケメンで、さらに女性の扱いにも長けているため、女子から非常に人気がある。周囲からはチャラチャラしていると勘違いされやすいが、実際はさりげない気配りのできる落ち着いた性格の持ち主。 サッカー選手としても同様で、自分が目立つ事よりも、周囲のサポートを優先した動きをする。しかし、そのために手を抜いていたり、きちんと練習をしていないように勘違いされてしまう事もある。沙緒達とはクラス選抜スポーツ大会で、同じサッカーチームに選ばれた事がきっかけで親しくなり、やがて沙緒が男性恐怖症を克服しようと努力している事を知る。 そのため最初は遊び半分で沙緒に協力していたが、次第に沙緒の一生懸命で心優しい人柄に触れ、思いを寄せるようになっていく。誕生日は5月5日で、血液型はA型。身長は183センチ。好きなものは女性全般と建築インテリア。手先が器用で、ヘアアレンジが得意。
三浦 聖奈 (みうら せいな)
小原沙緒の友人で、稜彩高校1年2組に在籍する女子。調理部に所属している。前髪を真ん中で分けて額を見せ、胸につくほどまで伸ばしたストレートロングヘアにしている。クールに振る舞っているが精神的に不安定で、かっとなると他人に攻撃的な態度を取りやすい。また、そのせいで誤解されやすく、周囲の女子からは嫌われている。稜彩高校では学年一の美少女と名高く、勉強もスポーツも料理も完璧にこなすため、男子から非常に人気がある。 しかし、三浦聖奈自身は大の男性嫌いで、誰とも交際する意思はない。中学時代までは眼鏡をかけており、目立たない容姿だったが、村瀬圭吾に容姿をほめられたのがきっかけで眼鏡を外した。その後、圭吾と交際を始めたが、圭吾にはずっと別に恋人がおり、自分は浮気相手であった事が発覚。 それ以来男性嫌いとなったが、高校1年生の夏、この過去を友人達に打ち明けた事をきっかけに泉蒼斗に思いを寄せるようになっていく。しかし、実は今でも圭吾を忘れられず、複雑な感情を抱いている。誕生日は12月31日で、血液型はA型。身長は160センチ。好きなものは読書と散歩。 下品なものが嫌い。
渡良瀬 亜子 (わたらせ あこ)
小原沙緒の友人で、稜彩高校1年2組に在籍する女子。バレー部に所属している。前髪を眉が見えるほど短く切り、顎の高さまで伸ばしたボブヘアにしている。制服の上にジャージを着ている事が多い。明るく面倒見のいい性格。沙緒とは稜彩高校の受験当日に出会い、男性におびえるあまり校舎に入れずにいた沙緒に、付き添ったのがきっかけで親しくなった。 入学以降も沙緒の人柄を理解しており、男性恐怖症克服のために、積極的にアドバイスをしている。幼なじみであり、担任教師である中井龍之介に思いを寄せている。誕生日は6月25日で、血液型はB型。身長は158センチ。好きなものは、運動全般と遊ぶ事と恋愛の話題。嫌いなものは、勉強と複雑な事。
逢坂 健 (おうさか けん)
小原沙緒の友人で、稜彩高校1年2組に在籍する男子。前髪を目が隠れそうなほど伸ばした、ふんわりとしたショートヘアにしている。落ち着いた性格の合理主義者。頭脳明晰で、学年一の成績を誇る。高校1年生になってすぐ、クラス選抜スポーツ大会で同じサッカーチームに選ばれた事がきっかけで沙緒達と親しくなり、やがて沙緒が男性恐怖症を克服しようとしている事を知る。 そこで、渡良瀬亜子の強い要望もあり、第三者の視点から、効率的に男性恐怖症を克服する方法を計画し、沙緒をサポートしていく事になる。勉強優先のため、沙緒達に対しては、一歩引いた距離感で接している。しかし、なんだかんだで面倒見がよく、隠れて沙緒を助けている事も多い。誕生日は1月24日で、血液型はAB型。 身長は178センチ。好きなものは勉強とチェス。嫌いなものは、知性に欠ける事。
村瀬 圭吾 (むらせ けいご)
三浦聖奈の元恋人で、秀経館高校に通う2年生の男子。サッカー部に所属している。前髪を目が隠れそうなほど伸ばしたウルフカットに、うしろを刈り上げた髪型をしている。2年生にして全国大会常連の秀経館高校男子サッカー部のエースで、泉蒼斗にとってもあこがれの存在。しかし、いい加減で身勝手な性格で、特に女性関係の悪いうわさが絶えない。 中学時代、三浦聖奈を気に入り、ずっと交際している女性がいるにもかかわらず二股をかけていた。これがきっかけで、聖奈は男性不信になったうえ周囲から悪い噂を流され、いじめを受けるようになってしまう。二股が発覚して別れたあとは聖奈と疎遠になっていたが、高校2年生の夏、聖奈の通う稜彩高校と練習試合をした際に再会し、再び聖奈にアプローチするようになる。 サッカー選手としては非常に優秀ながら手段を選ばないタイプで、相手選手のケガしている部位をわざと狙うなど、ラフなプレーや卑怯なプレーが多い。中学時代、蒼斗が右足首を靱帯断裂したのも、試合中に圭吾とぶつかったのが原因である。誕生日は8月13日で、血液型はO型。身長は182センチ。好きなものは美しい女性とサッカーで、嫌いなものは納豆。
中井 龍之介 (なかい りゅうのすけ)
稜彩高校1年2組の担任を務める若い男性教師。担当教科は英語。前髪を額が見えるほど短く切った刈り上げヘアにしている。三白眼で目つきが悪く、左目尻にほくろがある。渡良瀬亜子には「中井先生」を略して「ナカセン」と呼ばれている。教師としてはいい加減で、クラス選抜スポーツ大会でも、自分の意思で勝手に生徒を各種目に振り分けたのがきっかけで、小原沙緒と泉蒼斗は親しくなる事となった。 亜子とは、家が近所であった事から昔から仲がいい。誕生日は7月25日で、血液型はO型。身長は182センチ。好きなものは寝る事で、嫌いなものは残業。
茉莉 (まり)
佐田柊馬の元恋人で、稜彩高校に通う2年生の女子。前髪を目の上で切り、顎の高さまで伸ばしたウェーブボブヘアにしている。明るくかわいらしく振る舞っているが、つねに複数の男性から愛されていたいと考える浮気者。そのため、自分の不幸な身の上話をする事で男性の気を引き、愛情を得ようとするが、特定の人物に絞るつもりはなく、男性の注目を集める事自体を楽しんでいる。 柊馬とは中学時代からの付き合いで、当時の男子サッカー部のマネージャーと、選手として親しくなった。のちに交際を始めたが、並行してほかの男性とも交際しており、それが発覚した事で柊馬と別れた。その後も機会さえあればまた、柊馬を自分のものにしたいと考えており、高校2年生の夏に再び声を掛ける。 しかし、その身勝手な態度を小原沙緒に指摘され、これによって柊馬の決心もついた事で、再び疎遠となった。
ビリー
小原沙緒が飼っているハムスター。顔の真ん中の毛の一部が逆立っており、前髪があるように見える。ハムスターながらスポーツが非常に得意で、ストイックな性格。沙緒が中学1年生のある日、太り気味の沙緒にダイエットをしてほしいと考えた沙緒の母親が、小原家で犬を飼い、沙緒が犬の散歩に行くようになれば痩せるのではと考える。そこで、沙緒を伴って沙緒の母親がペットショップを訪れたところ、ケージの中で懸垂をしていたビリーを発見した。 これによって沙緒の母親に気に入られ、小原家で飼われる事になった。『ビリーズブートキャンプ』のビリー・ブランクスにちなみ、太り気味の沙緒にダイエット方法を伝授してほしいという意味を込めて沙緒の母親に名付けられ、その後、沙緒のダイエットに一役買った。 現在でも小原家におり、非常にかわいがられている。
書誌情報
同級生に恋をした 7巻 講談社〈講談社コミックスなかよし〉
第1巻
(2016-07-13発行、 978-4063915204)
第2巻
(2016-10-13発行、 978-4063915273)
第3巻
(2017-02-13発行、 978-4063915365)
第4巻
(2017-06-13発行、 978-4063915464)
第5巻
(2017-11-13発行、 978-4065105603)
第6巻
(2018-03-13発行、 978-4065111291)
第7巻
(2018-07-13発行、 978-4065121368)