概要
10歳の天才少年ヒロキ・サワダが人工頭脳ノアズ・アークを完成させ、電話回線にプログラムを逃してから自殺をした。その2年後、ヒロキの育ての親トマス・シンドラーが開発した体感シミュレーション・ゲーム、コクーンのお披露目が日本で開催され、多くの子供たちが招待される。
江戸川コナンとその仲間たちもゲームに参加するが、コナンたちが進んだステージは殺人鬼・切り裂きジャックが暗躍する19世紀末のロンドンだった。
登場人物・キャラクター
江戸川 コナン (えどがわ こなん) 主人公
キャラクター紹介『名探偵コナン』の主人公。数々の難事件を解決し、日本警察の救世主とまで称される天才高校生探偵。運動神経にも秀で、趣味のサッカーは全国クラスの実力を有している。幼なじみの毛利蘭と遊園地に... 関連ページ:江戸川 コナン
ヒロキ・サワダ (ひろきさわだ)
マサチューセッツ工科大学に籍を置く10歳の天才少年。人工頭脳ノアズ・アークを開発する。両親は離婚し、母親は病死している。トマス・シンドラーが養父となって育てていたが、ノアズ・アークの完成後に自殺した。
毛利 蘭 (もうり らん)
キャラクター紹介工藤新一の幼なじみ。女子高生。心優しくしっかりものだが、新一には素直になれないところがある。阿笠博士の親戚と紹介された江戸川コナンのことを受け入れ、弟のように可愛がっている。勘が鋭く、... 関連ページ:毛利 蘭
工藤 有希子 (くどう ゆきこ)
工藤新一の母親。20歳で芸能界を引退して結婚した元アイドル女優。『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』ではゲーム中のキャラクター、アイリーン・アドラーの姿で出てくる。
諸星 秀樹 (もろぼし ひでき)
警視副総監の孫で生意気な性格の12歳男子。バーチャル世界のロンドンで、自分の行動が原因で仲間のゲームオーバーを招いてしまい、その反省を契機にコナンと協力的な関係になって行く。
阿笠 博士 (あがさ ひろし)
キャラクター紹介 天才的発明家。工藤新一の実家の隣に住んでおり、 新一と毛利蘭とは旧知の仲。面倒見が良く、少年探偵団の子守役を務めたり、灰原哀の保護もしている。江戸川コナンが新一と知る数少ない人物で、... 関連ページ:阿笠 博士
トマス・シンドラー (とますしんどらー)
母親を亡くした天才少年ヒロキ・サワダを引き取って育てていたIT産業界の帝王。52歳。自らの会社シンドラー・カンパニーが開発した体感シミュレーションゲーム、コクーンの発表会で来日していた。
工藤 優作 (くどう ゆうさく)
世界的に有名な推理作家にして工藤新一の父親。卓越した推理力を持っている。劇場版第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』に名前だけは出てくるが、キャラクター自体は第6作『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』が初登場となる。
灰原 哀 (はいばら あい)
キャラクター紹介元黒ずくめの組織の一員で、その時のコードネームはシェリー。科学者として毒薬APTX4869の開発に当たっていた。姉の宮野明美がジンにより殺されたため、薬の開発を中断、監禁されてしまう。... 関連ページ:灰原 哀
毛利 小五郎 (もうり こごろう)
キャラクター紹介毛利蘭の父親で、毛利探偵事務所を営む私立探偵。お調子者で、昼間から呑んだくれるなどだらしない面も多いが、一方で殺人犯には一切の同情をしない、といった信念を持つ。元刑事であり、犯罪に関す... 関連ページ:毛利 小五郎
その他キーワード
ノアズ・アーク (のあずあーく)
『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』に登場するコンピューター・プログラム。1年で人間の5歳分の成長を遂げる人工頭脳。ノアズ・アークとは旧約聖書に登場するノアの方舟の意味。10歳の天才少年ヒロキ・サワダが完成させた後、一般の電話回線にプログラムを流したが、2年後にヒロキ・サワダと同等の頭脳に育って体感シミュレーションゲーム、コクーンを乗っ取る。