概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
夏川 涼太 (なつかわ りょうた)
とある大学に通う男子。7月4日生まれで、身長は174センチ。生真面目な性格で、困っている人をほっとけないお人好し一面を持つ。共働きで不在がちな両親と自由気ままでマイペースな妹の夏川真奈の四人暮らし。さらに生粋の世話好き体質もあり、高校時代から料理や洗濯など家事全般を担っている主夫系男子である。真奈とは他愛ないやり取りを楽しんだり、母親の夏川サエコとは友人感覚で接しているなど、家族仲は極めて良好。大学に進学したら念願の一人暮らしを始めるつもりだったが、母親同士が親しかったことから幼なじみの田中一仁とルームシェアをすることになる。その生活の中で、一仁から特別な感情を抱かれていたことを知る。一仁から意味深な発言をされた直後は、彼の完璧さに若干劣等感を抱いていたこともあり、自分の気持ちを整理できずにいた。しかし、一仁を介して知り合った彼の元カノ、吉田絵里や春名圭太から助言を受けたことで自分の気持ちに正直になり、やがて一仁の思いを受け入れる。
田中 一仁 (たなか かずひと)
夏川涼太と同じ大学に通う男子。10月6日生まれで、身長は184センチ。スポーツ万能で人望もあり、明るく優しい性格から女性に非常にモテるが、交際しても長続きしたことがない。高校時代は野球部のエースとして活躍していたが、ケガによって引退を余儀なくされた。涼太とは小学校時代からの幼なじみながら、高校時代は違う高校に通っていたため、ずっと疎遠だった。しかし大学進学を機に、仲のいい母親同士の勧めもあって涼太とルームシェアを始める。実は中学時代から涼太に敬意と愛慕の入り混じった思いを抱いていたが、自分が男性であることや涼太の気持ちを思うあまり、その気持ちを封印していた。ルームシェアを始めてからもその思いは変わらなかったが、ある時自分の気持ちに区切りをつけるため思いの丈を伝えたことで、晴れて両想いの関係となる。