概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
西園寺 麗子 (さいおんじ れいこ)
才媛の誉れ高い女性。西園寺家の一人娘として育ち、大学卒業後結婚をするが、京極政高の一言をきっかけに離婚。その後、娘西園寺遥の住み込み家庭教師として雇った佐田良輔を愛するようになる。
京極 政高 (きょうごく まさたか)
探偵をしている男性で、西園寺麗子とは親戚にあたる。大学時代に西園寺家に寄宿をしており、西園寺忠雄の書斎に自由に出入りしていた。当時、年上の西園寺麗子に憧れていた。
西園寺 遙 (さいおんじ はるか)
西園寺麗子の一人娘で高校生。住み込みで家庭教師をしている佐田良輔と恋に落ちる。
佐田 良輔 (さだ りょうすけ)
西園寺麗子の一人娘西園寺遙の家庭教師で、西園寺家に住み込みをしている。下町育ちで、思ったことをすぐに口に出す。西園寺遥と恋に落ちる。京極政高に似ている。
峯子 (みねこ)
京極政高の助手をしている女性。京極政高と共に、西園寺麗子の話を聞く。
由紀 (ゆき)
西園寺家で古くから働いているお手伝いの女性。西園寺遥と佐田良輔が駆け落ちの話をしているところを盗み聞きし、西園寺麗子に伝える。
西園寺 忠雄 (さいおんじ ただお)
西園寺麗子の父親で、富豪である西園寺家の長。脳溢血で倒れてからは、入院生活をしている。
場所
西園寺家 (さいおんじけ)
大きな屋敷で、かつて京極政高が寄宿していた。西園寺忠雄が入院してからは、西園寺麗子、西園寺遥、ふたりのお手伝いの女性ばかりで暮らしていたが、家庭教師の佐田良輔が住み込むようになる。