概要・あらすじ
某ゲームのキャラクターにそっくりなリュウビ、マッチョで褌一丁、強面なのにリュウビを「オ兄チャン」と呼ぶ弟カンウ、ランニングシャツを着た謎のヒゲ男チョーヒ、バショクいびりが大好きなこーめー、人間離れしたリョフ。そんな彼らを潜り抜け、今一つ緊張感を欠きながらも圧政を敷こうとするとうたくさん。
全てが「アレ」な武将達が、ゆるく暴れ回る。
登場人物・キャラクター
とうたく
実在の古代中国の武将、董卓がモデル。紫色の長髪で、角のついた冠を頭につけている。だらけていたが、黄巾の乱をきっかけに官軍に参加。遊んでばかりいるうちに洛陽を獲ってしまった。「三国一の悪役」でみんなに狙われているが、至って呑気。リョフを恐れてプレゼントをするも、かえって裏目に出てしまうなど間抜けな所業が多い。
リュウビ
実在の古代中国の武将、劉備がモデル。ゲーム「ゼルダの伝説」のキャラクター「リンク」にそっくりな容貌。異様な姿のカンウやチョーヒと半ば強引に桃園の契りを結ばされる。以後も彼の前には異様な人々が次々現れ、恐がってよく泣いている。
カンウ
実在の古代中国の武将、関羽がモデル。長い髭で、いつも上半身を露出して逞しい身体を晒している。マッチョボディから繰り出すパワーでリュウビを守るが、よく甘えてもいる。
チョーヒ
実在の古代中国の武将、張飛がモデル。ぼさぼさの髪に無精髭、ランニングシャツに腹巻をつけた姿をしている。リュウビを見つめて無言のまま生肉を差し出すという謎のコミュニケーションをする。リュウビ、カンウと桃園の契りをして義兄弟となった。
リョフ
実在の古代中国の武将、呂布がモデル。とうたくさん(とうたく)から恐れられている謎の殺人マシーン。登場するたびに風貌が変わるので、オウインやチョーセンも混乱する。
オウイン
実在の古代中国の政治家、王允がモデル。映画「エレファントマン」の主人公のように目の部分に穴の開いた紙袋を被っている。また、スキンヘッドに丸眼鏡の姿でも登場する。リョフやチョーセンと結託して、とうたくさん(とうたく)の命を狙う。
チョーセン
「三国志演義」に登場する女性、貂蝉がモデル。ショートヘアーの女性。アンヌ・バリローが演じたニキータのような風貌をしている。とうたくさん(とうたく)暗殺のためリョフを味方につけるが、あまりの怪しさに右往左往する。
ソウソウ
実在の古代中国の政治家、曹操がモデル。巨大な丸顔の頭に真ん中分けの髪で、幼い顔をしている。リュウビやカンウに異常な興味を示す。後に魏の盟主になるとは思えない幼稚な性格。
こーめー
実在の古代中国の政治家、諸葛亮がモデル。蜀の丞相。戦の準備は得意だが、戦自体は苦手。部下のバショクにはとにかく厳しい。
バショク
実在の古代中国の武将、馬謖がモデル。こーめーの部下。仕事は真面目だが、いつもこーめーから斬られる前提で厳しい目に遭わされている。とうたくさん(とうたく)の暗殺を謀るが捕らえられる。リョフに執着してカメラで撮影しては、とうたくさん(とうたく)に殴られている。
ジュンユウ
実在の古代中国の武将、荀攸がモデル。眼鏡をかけ、シャツの裾をGパンの中に入れた格好で、いつもカメラを持っている。オタクを思わせる風貌。
カコウトン
実在の古代中国の武将、夏侯惇がモデル。ソウソウの親類にあたる猛将。左目に眼帯をつけている。いつも読書をしている。リョフの進撃に慌てるソウソウを母親のように叱る。左目の話はタブーだという。