概要・あらすじ
幼い妹・ほたるとさすらいの旅を続ける青年ウタマロ。彼は、どんな美女でも陥落させる巨大男根と超絶性技の持ち主であった。依頼主から報酬を受け取ったウタマロは、主に離婚調停のために、その男性的魅力を全開させる。トラブルを解決した兄妹は、また別の町へと旅立つのであった。
登場人物・キャラクター
ウタマロ
チビで短足、ガニ股、ド近眼の青年。つば広帽子と縞模様のマントを愛用する。類い希なる巨根の持ち主で、一般男性のやや大きめの男根をコーラ瓶に例えれば、ウタマロのモノは一升瓶クラスである。セックステクニックも抜群で、彼の性的魅力に陥落した美女は数知れない。その能力を駆使し、依頼主から報奨金(通常20万円)を受け取り、様々なミッションに挑む。 その多くは、離婚調停中の妻と姦淫し、その現場写真を撮影、夫側を有利にさせようというダーティなもの。その際には、赤外線フラッシュ付きのポラロイドカメラを携帯し、スパイさながらの撮影を行う。プロ意識は高く非情だが、女性を気遣う優しさも持ち合わせている。 仕事の依頼の度に居場所を変え、妹のほたると共にさすらいの旅を続ける。ウタマロは、ほたるを溺愛し、自分の仕事の内容を知られないように細心の注意を払っている。
ほたる
ウタマロの幼い妹。本名は好川螢子だが、両親が虫好きで「ほたる」と呼んでいたため、この名前が定着してしまった。チャーハンをこよなく愛し、その味にはうるさい。兄のウタマロと共にさすらいの旅を続けるが、特に苦に思っていないようだ。
深雪 (みゆき)
旧家の末娘で可憐な女子高生。真夜中に美男子の恋人が忍んでくる。その恋人が短小包茎で、同じく短小包茎の父親は、娘に母親と同じ不幸を味あわせたくないと思い、ウタマロの巨根での荒療治を依頼するのだった。
浅茅 由紀 (あさじ ゆき)
ヤクザ者・辻森の妻。グウタラな夫に愛想を尽かしている。当の辻森は、由紀から慰謝料をせしめようとウタマロを差し向ける。だが、身持ちが堅く、しかも面食いの由紀は、ウタマロの性的魅力に屈すること無く、これを撃退している。