鉄人をひろったよ

鉄人をひろったよ

藤子・F・不二雄によるSF短編の一作。横山光輝の『鉄人28号』のパロディ的な色合いが濃い。一般市民の手に余る巨大ロボットがたどる運命をシニカルに描く。

正式名称
鉄人をひろったよ
作者
ジャンル
SF一般
 
ギャグ、コメディ一般
レーベル
小学館
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概要

ある平凡な老人が、重傷を負った謎の男に何かのコントローラーを託される。困惑するままそれを操作すると、まるでテレビアニメに出てくるような巨大な鉄人が飛来する。そして家に帰ると、勝手についてきた鉄人が自宅の庭にそびえ立っていた。

登場人物・キャラクター

老人

たまたま出会った血まみれの男に、鉄人のコントローラーを託される。事の重大さをあまり自覚しておらず、鉄人の処遇に困った末に「捨てる」という選択をする。目下の悩みは嫌味な隣人の苦情と、彼の庭の木の落葉。

老婆

主人公の妻。孫の見ていた「テレビのマンガ」を真似てコントローラーに命令し、鉄人をうっかり轟音とともに飛行させそうになる。

謎の男

各国の諜報機関が狙っている鉄人を主人公に託した男。重傷を負って血まみれとなっているが、主人公が目を離した間に姿を消し、その後の安否や消息は一切不明。

九条

主人公の隣人。口うるさく苦情を入れる嫌味な人物。日陰になるからという理由で主人公宅のマテバシイを伐採させたが、自分は落葉樹の落葉に対する申し入れを「風流を解さない」とはねつける。作中に姿は見せず、声のみの登場。

鉄人

『鉄人をひろったよ』に登場する巨大ロボット。鉄人28号と似た風貌をしている。旧帝国軍が秘密裏に開発したもので、CIA、KGB、モサドなどが狙う存在。コントローラーで音声によって命令されたことを忠実に実行する。

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