税金で買った本

授業はサボりがちだが読書が好きなヤンキーの高校生が、本を借りるために図書館を訪れたことをきっかけに、図書館でアルバイトすることに。本を愛する個性的な図書館員たちと利用客の人間ドラマも描かれる図書館お仕事コメディ。図書館勤務経験のあるずいのが原作を担当している。講談社「ヤンマガWeb」2021年8月より連載を開始。その後、ヤンマガ本誌連載争奪杯で勝ち抜き、「ヤングマガジン」2022年2・3合併号より本誌に移籍して連載。

正式名称
税金で買った本
ふりがな
ぜいきんでかったほん
原作者
ずいの
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ヤンマガKCスペシャル(講談社)
巻数
既刊5巻
関連商品
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概要・あらすじ

図書館で働く早瀬丸は、困った利用客の対応を引き受ける。見た目がイカついヤンキーの高校生・石平が、図書館の貸し出しカードを作りたいと言うのだ。彼が図書館で飲み物の蓋を開けたため、早瀬丸は優しくたしなめる。利用者記録を見て、奥の事務所に通す早瀬丸。彼は姓が変わっていたが、10年前図書館から借りた本をまだ返していなかった。「返却してもらうか、弁償してもらうまで新たな本の貸し出しは停止する決まりだ」と早瀬丸が伝えると「ふざけんな」とテーブルを叩き、大きな声を出して凄む石平。するとホワイトボードの奥からなにやら物音が聞こえてくる。話がこじれるから出てこないでと言う早瀬丸の制止を振り切り、大きなダンボールを担いだ男が飛び出してきた。ムキムキのマッチョ男・白井は、石平を睨みつけ、廃棄本の入ったダンボールをテーブルの上にドスンと置いた。そして「図書は皆様の税金で買った市民の財産です。弁償をお願いします」と静かに言った。白井は廃棄する本を石平に見せ、「こんなに汚されて本がかわいそう」と泣いたり、怒ったりする。しぶしぶ弁償金を渡そうとする石平だが、「お金は受け取れません。実物を買ってきてください」という早瀬丸。「このガキが読む本を俺に買えって?」と恥ずかしそうにしたあとに「もういいわ。二度と来ねえよ」と、石平はキレて帰ってしまった。仕事帰り、早瀬丸が本屋に新刊を買いに向かうと、隠れて本屋をうかがう白井の姿が。石平は弁償する本を買いに来たのだが、買うのが恥ずかしくて躊躇していたのだった。大分時間はかかったが、本を買うところまで見届けて喜ぶ二人。石平は後日、借りていた本を返却し、やっと貸し出しカードを作ることができたものの、読みたかった本はほかの利用者に先に借りられてしまっていた。こうして、図書館に通うようになった石平は、図書館の仕事に興味を持ち、アルバイトを始める。

登場人物・キャラクター

石平 (いしだいら)

目つきが悪い高校生の男の子。明るい髪色でツンツン頭のヤンキー。短気で喧嘩っ早い。父親が本好きで、小さな頃は自分も本を読むのが好きだったが、両親が離婚し、母親に引き取られる。10年前に図書館から借りた「わくわく☆しりたいどうぶつのなぞ」を返却しておらず、弁償するハメになる。わからないことがあるとイライラしてしまうが、知的好奇心は強い。友人からは「キーチ」と呼ばれている。

早瀬丸 (はやせまる)

図書館の職員で、胸の大きな女性。肩までの長さの黒髪ストレートで、仕事中は髪を後ろで一つにまとめている。大きめのメガネをかけていて、口の左下にホクロがある。利用者から怒鳴られることがあっても毅然とした態度で接する。言葉を尽くして相手と交渉することができるので、困った利用者が来ると呼ばれることが多い。

白井 (しらい)

図書館の職員で、背が高くてマッチョな男性。短髪で四角いメガネをかけている。本を愛しており、規則を守らない利用者に感情的に接してしまう。また、相手のことを考えず、思ったことをすぐ口にしてしまうところがある。元は貧弱な文学青年だったが、動物は自分より強いものとは争わないからと、体を鍛えてマッチョで強そうな男になった。なにかと力ずくで解決しようとするので、早瀬丸に止められている。

クレジット

原作

ずいの

書誌情報

税金で買った本 5巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉

第1巻

(2021-12-20発行、 978-4065261682)

第2巻

(2022-03-04発行、 978-4065271131)

第3巻

(2022-06-06発行、 978-4065281048)

第4巻

(2022-09-06発行、 978-4065291184)

第5巻

(2022-12-06発行、 978-4065300541)

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