概要・あらすじ
都会暮らしに見切りをつけて、とある島に移り住んだAさん夫婦。ある朝、Aさんが目を覚ますと、妻の様子がおかしい。野太い声で「ついてこい」という妻の首には、男の顔のように見えるゴルフボール位の膨らみがあった。また、I子さんが中学2年生の頃、学校の図書室で姿が消える赤いスカート姿の女の子に遭遇し、学校は騒然とする。
その他、全国から集めた、実際にあった怪異体験談が語られる。
登場人物・キャラクター
Aさん (えーさん)
都会暮らしに見切りをつけて、妻と共にとある島に移り住んだ男性。妻の異変に気付き、お寺の住職に助けを求める。
I子さん (あいこさん)
中学2年生の頃、学校の図書館で不思議な赤いスカート姿の女の子に遭遇する。
Mさん (えむさん)
小学生の頃、お盆の晩に3年前に亡くなった隣家のおじいさんをみかけ、以後もおじいさんの姿を目撃する。
E子さん (いーこさん)
高校の演劇部に所属しており、文化祭でピノキオの人形を使った腹話術を演じることになるが、不思議な体験をする。
Tさん (てぃーさん)
大学のサークルの合同合宿で写真撮影係を担当する。合宿に参加している女子学生のなかに、飛びぬけて綺麗な女性を見かけ、写真を撮影する。
S子さん (えすこさん)
大学受験を控えた高校生。とある雪の日、裸足で歩く不思議な女性を目撃したことから、恐ろしい体験をする。
N子さん (えぬこさん)
小学生。自宅のタンスに不思議な障子紙が貼ってあるのを目撃し、そこに巨大で真っ黒な唇が出現するという、不思議な体験をする。
クレジット
- 原作
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木原 浩勝