恋だの愛だの

恋だの愛だの

作者の辻田りり子の代表作。第33回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞し、好評を博した『笑うかのこ様』の続編で、高校生になったかのこたちの姿を描く。現代の日本、超進学校の宝ノ谷高校が舞台。富ヶ丘中学校時代のクラスメイト、椿初流(つばきはる)とともに、宝ノ谷高校に進学した苗床かのこは、これまでの傍観者としての観察ライフを卒業。シニカルな自分を封印して爽やか少女になる決意をする。様々な人との出会いで成長するかのこを描いた学園ラブ・コメディ。恋に関しては超鈍感なかのこと、そんな彼女に一方的にアプローチし続ける初流の恋の行方(ゆくえ)が見どころ。また、前作『笑うかのこ様』からの登場人物に加え、個性的なキャラクターが次々と登場する点も魅力。白泉社「LaLa DX」2009年11月号から2016年5月号まで連載。

正式名称
恋だの愛だの
ふりがな
こいだのあいだの
作者
ジャンル
ラブコメ
 
学園
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

苗床 かのこ (なえどこ かのこ)

宝ノ谷高校1年G組の女子生徒。身長150センチメートル、体重36キログラム、B型で、ショートカットとアンダーリム眼鏡が特徴。転校続きだった中学時代とは異なり、両親の許可を得て富ヶ丘のアパートで一人暮らしをしながら高校へ通う。これまでは傍観者であることを貫き、友人を作らなかったが、中学時代のクラスメイト、椿初流(つばきはる)や花井桃香(はないももか)、夏草透太(なつくさとうた)との出会いで考えを変えた。桃香の親友として恥ずかしくない自分になることを決意し、爽やか少女を目指している。廃部寸前の新聞部部員、東雲恭子に見込まれ、軍師として新聞部に入ることになる。「ばっかじゃなかろうか」が口癖。

椿 初流 (つばき はる)

宝ノ谷高校1年G組の男子生徒。身長183センチメートル、体重68キログラム、AB型で、クールなイケメン。学校一のモテ男子で、苗床かのこが富ケ丘中学に転校してきたときの元クラスメイト。かのこと一緒に新聞部に入部する。かのこに好意を抱いており、かなり大胆にアプローチするものの、超鈍感な彼女に気づいてもらえずにいる。

SHARE
EC
Amazon
logo