俺を好きなのはお前だけかよ

俺を好きなのはお前だけかよ

駱駝の小説『俺を好きなのはお前だけかよ』のコミカライズ作品。幼なじみと生徒会長の二人のあいだで揺れる主人公になるため、策を張り巡らせてきた少年と、そんな少年の事を好きになった少女の物語。自分が好きな相手は別の誰かが好きで、その別の誰かが逆に自分の事が好きという三角関係を突き詰めた演出が大きな特徴となっている。「少年ジャンプ+」2017年12号から連載の作品。

正式名称
俺を好きなのはお前だけかよ
ふりがな
おれをすきなのはおまえだけかよ
原作者
駱駝
作者
ジャンル
ラブコメ
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あらすじ

第1巻

彼女を作り、充実した学園生活を送る事を目指す高校生の如月雨露は、幼なじみの日向葵から相談を受ける。さらに自身が所属する生徒会の秋野桜からも相談を持ち掛けられ、二人同時の告白かと期待に胸を躍らせる。だが、葵と桜が好きなのは雨露ではなく、雨露の親友である大賀太陽だった。太陽と仲がいい彼に仲を取り持ってほしいという相談だという事に落胆する雨露だったが、二人に協力する事にする。どちらかが太陽に振られれば、そのどちらかと自分が付き合えると考えた雨露だったが、葵と桜は互いに譲らない。気晴らしに図書室へとやって来た雨露は、自分のストーカーだという三色院菫子と出会う。自分の趣味ではない菫子から逃げようとする雨露だが、雨露のストーカーである菫子は、雨露が葵と桜のどちらかと付き合おうとしている事まで知っていた。さらに太陽からも相談を持ち掛けられた雨露は、太陽が菫子の事を好きだと聞かされる。

第2巻

ある日、秋野桜に呼び出された如月雨露は、大賀太陽が桜に対して自分が好きな相手は三色院菫子だと聞かされた事を知る。桜は雨露が、その事実を知りながら隠していた事を非難し去っていく。さらに、日向葵からも太陽は本当は菫子の事が好きで、それを隠していた事を責められてしまう。それから程なくして、菫子から図書室に呼び出された雨露は、桜と葵のどちらかと付き合おうと考えていた自身の目論見を暴露される。偶然にもその場に居合わせた一般生徒によって、雨露の行動は、友人である太陽を利用していた最低な事実として学校中に流布されてしまう。だが太陽もまた、自身の意中の人である菫子が好きな雨露を陥れようとしていた。その事実を菫子に看破された太陽は雨露に謝罪し、雨露はその後、葵や桜からも謝罪を受ける。雨露は、一貫して自分の味方だったのは菫子だけだった事に気づき、彼女に感謝の気持ちを伝えるのだった。

第3巻

如月雨露は、親友だった大賀太陽や幼なじみの日向葵、生徒会長の秋野桜から謝罪を受けたものの、彼らとの関係はまだ少しぎこちない日々が続いていた。三色院菫子からのアドバイスを受けて、無事に太陽や葵との関係を修復した雨露は、それに続いて桜とも仲直りする事に成功する。そんな雨露に菫子、葵、桜との三股疑惑を追求する校内新聞が出回る。記事を書いたのは新聞部の羽立桧菜で、雨露は疑惑を払拭するために桧菜の密着取材を受ける事になるが、行く先々でさらに疑惑を深めてしまう。そんな折、雨露は校内で開かれるダンスパーティ「花舞展」に出場するメンバーに桜や葵と共に選ばれる。だが例の記事の影響で、雨露は女子生徒から敵視されるようになっていた。

登場人物・キャラクター

如月 雨露 (きさらぎ あまつゆ)

彼女を作って楽しい学園生活を夢見る男子高校生。しかし、そんな自身の目的や願望とは裏腹に、幼なじみの日向葵や生徒会長の秋野桜から、親友である大賀太陽との仲を取り持ってもらうように相談されてしまう。どちらかが振られる事を想定して葵と桜に協力するが、当の太陽は三色院菫子の事が好きであり、如月雨露自身は、その菫子から思いを寄せられるという複雑な状況に追い込まれる。雨露自身の目的達成のために策略を張り巡らせ、恋愛相談についても的確な指示を出すなど、発想力に優れるが、それが却って周囲の人々を傷つけてしまう事も多い。名前の文字から「月」を取ると「如雨露」となるため、周囲からは「ジョーロ」と呼ばれている。

三色院 菫子 (さんしょくいん すみれこ)

如月雨露と同じ高校に通う女子高校生。ふだんは図書室で図書委員として活動しており、眼鏡をかけた地味な風貌をしているが、眼鏡を取った姿はかなりの美少女である。大賀太陽が野球の試合で敗れた際に、彼を慰めようとする雨露の姿を見て、雨露の事が好きになる。雨露に対しては「ストーカー」を自称し、雨露のメールアドレスやアカウントなどを入手している。さらには雨露の考えている事も読み取るなど、ストーカーと呼ぶにふさわしい能力を持つ。名前の文字から「院」と「子」を取ると「三色菫」となるため、周囲からは「パンジー」と呼ばれている。

日向 葵 (ひなた あおい)

如月雨露と同じ高校に通う女子高校生。雨露とは家が近所であり、幼なじみの関係で、いっしょに学校に通うほど仲がいいため、周囲からは付き合っていると思われていた。しかし実際には、日向葵は雨露の親友である大賀太陽の事が好きであり、太陽となかよくなるために雨露に相談を持ち掛ける。テニス部に所属しており、運動神経抜群で明るい性格のため周囲からの人気も高い。好きな人を前にすると緊張して思った事を話せなくなる不器用な一面もある。名前の文字を入れ替えると「向日葵」となるため、周囲からは「ひまわり」と呼ばれている。

大賀 太陽 (おおが たいよう)

如月雨露と同じ高校に通う男子高校生。野球部に所属しており、甲子園まであと一歩のところだったが夢は叶わなかった。野球部の仲間に対しては、悔しい気持ちをまったく見せずに振る舞うが、一人になると悔しさのあまり泣き崩れる。その姿を見た日向葵や秋野桜が心惹かれる事となった。その時に慰めてくれた三色院菫子の事が好きになり、その菫子が好きな雨露を陥れようとする。名前が「太陽」であるため、周囲からは「サンちゃん」と呼ばれている。

秋野 桜 (あきの さくら)

如月雨露と同じ高校に通う女子高校生。高校では生徒会長を務めている。人当たりがよく、生徒達の前ではクールビューティーとして振る舞っているため、主に男子生徒を中心に人気を集めている。日向葵と同じく大賀太陽が野球の試合に敗れた直後の姿を見て、彼の事を好きになる。太陽の親友である雨露に仲を取り持ってもらうよう相談し、葵とは太陽を巡るライバルとなる。クールビューティーを気取っているものの、基本的には臆病な性格で、特に秋野桜自身が思いを寄せる太陽に対してはまともに話す事もできない。名前の文字から「野」を取ると「秋桜」となるため、周囲からは「コスモス」と呼ばれている。

羽立 桧菜 (はねたち ひな)

如月雨露と同じ高校に通う女子高校生。高校では新聞部に所属しており、校内で起こるさまざまな出来事をニュースとして報道している。三色院菫子や日向葵、秋野桜と行動を共にしている事が多い雨露に対して、彼女達と同時に付き合っている「三股疑惑」を抱いている。その事を書いた記事が流出したため、雨露の校内での立場が悪化するきっかけを作った。名前の文字を組み合わせると「翌桧」となるため、周囲からは「あすなろ」と呼ばれている。

如月 桂樹 (きさらぎ けいき)

如月雨露の母親。見た目はつねに「永遠の29歳」を意識した完璧なメイクとファッションを心がけている。本屋で三色院菫子と知り合い、それ以降は息子の雨露が知らないところで菫子とよく遊んでいた。ふだんはおっとりとした性格だが、曲がった事が嫌いで、息子の雨露に対しては厳しく接する面もある。名前の文字を続けると「月桂樹」となるため、周囲には「ローリエ」と呼ばせている。

クレジット

原作

駱駝

キャラクターデザイン

ブリキ

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