定時なので帰ります

生田愛は小さい頃に溺れて死にかけた事で、両親に「頑張らなくていい」と溺愛されて育ってきた。会社も父親のコネで入社し、仕事が残っていようと定時で帰るやる気のないダメOL。愛は同僚が産休に入る事で、営業トップを目指す陣川優吾のサポートをする事に。頼んだ仕事が締め切りに間に合わないのに、反省の色も見せず、定時に帰ろうとする愛に「仕事をやる気はあるのか？」と怒る陣川。「やる気も目標もない」と愛が答えたため、陣川は「自分は将来社長になる。目標がないなら俺のために生き、俺についてくればいい」と自信満々に言い放った。こうして陣川のサポートをするうちに仕事を頑張る楽しさを覚えていく愛なのだった。