河童レボリューション ~踊れ!カッパステップ~

義山亭石鳥による初連載作品。唯我独尊の河童と、一般人の小学生が引き起こす騒動を描いたギャグ漫画で、一癖も二癖もある登場人物が多数登場する。「週刊少年ジャンプ」1998年10号から1998年32号まで連載された作品。

正式名称
河童レボリューション ~踊れ!カッパステップ~
ふりがな
かっぱれぼりゅーしょん おどれ かっぱすてっぷ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
バスケットボール
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

小学校の生き物クラブに所属するマサシは、世話をしていた金魚を死なせてしまい、供養のため大木池を訪れる。しかし、金魚を埋めるための穴を掘っていたところ、偶然シャベルが河童の頭に直撃してしまう。「ヒロ坊」と名乗るその河童は冬眠を邪魔されたと怒り、見返りとして自分をマサシの家に置くことを強要。家族や友人を巻き込む、ヒロボガバヌーピとマサシの騒がしい生活はこうして幕を開けるのだった。

登場人物・キャラクター

ヒロボガバヌーピ

大木池で冬眠していたところを、事故により目覚めさせられた河童。事故の原因となったマサシに因縁をつけ、彼の家に居着くこととなる。人相が悪く、たびたび猿と間違えられる。利己的かつ威圧的だが詰めが甘く、悪だくみをすることも多いが大抵失敗する。また、そのような性格であるため、基本的にはつまはじきにされてしまう事が多い。優れた運動神経を持っており、格闘もそれなりにこなすが、周りに自分以上の力を持つ人物が多いため、大抵やられ役となる羽目になっている。

マサシ

生き物クラブに所属する小学生。バスケットボールが好きで、マイケル・ジョーダンのファン。理科室で飼っていた金魚「小丸」を死なせてしまい、埋葬しようと大木池で穴を掘っていたところ、ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)を叩き起こしてしまい、家に居着かせる原因を作ってしまう。ヒロ坊との仲は悪くないが、彼のわがままに振り回されることが多い。 しかし、そもそもヒロ坊に限らず、身の回りの人物が大抵ツッコミどころにあふれているため、毎回苦労を強いられている。

サユリ

ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)の妹。兄とは似ても似つかぬ容姿をのため、よく人間に可愛がられている。しかし、そんな容姿とは裏腹に凄まじい怪力を誇り、さらには恥ずかしがりやであるため、可愛さに惹かれてやってくる人間たちをノックアウトすることがある。お兄ちゃん子で、ヒロ坊から離れることを嫌がるが、彼がミスをした時や隠したい過去があった場合は、容赦なく指摘する。 頭にリボンを巻いているが、これを取ってしまうと恥ずかしさのあまり、奔放なもう1つの人格である「さゆり」が目覚めてしまう。

マサシの父 (まさしのちち)

マサシの父親。普通の商社に勤める一介のサラリーマン。ノリがよく目立ちたがりなところがあるが、威厳に欠け、家内では常に母に主導権を握られてしまっている。顔はマサシによく似ているが、頭の中心部が禿げ上がっており、思い込みが激しい人たちにたびたび河童と間違えられる。

マサシの母 (まさしのはは)

マサシの母親。家にトラブルを持ち込むヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)を激しく毛嫌いしている。一方でサユリのことを大いに気に入っているため、あの手この手を使ってヒロ坊だけを排除しようと企んでいる。殴るだけで壁にヒビを入れる怪力の持ち主。また、主婦らしくお金に敏感な面があり、ヒロ坊の母に万札をちらつかせられれば飛びついたり、バーゲンなどにおいて怪力を活かしたりしている。

鳴井 恵子 (なるい けいこ)

テレビ局のリポーターを務める女性。ハイテンションな性格で、「嘘のような本当の話」という突撃取材のコーナーを担当している。思い込みが激しいところがあり、マサシの両親が河童の取材としてヒロボガバヌーピの捕獲を依頼したところ、あろうことかマサシの父を河童と勘違いし、地元の子供たちと共に、マサシの父を追ってしまう。

タカユキ

大木池の主であるスッポン。料亭の生け簀から脱走してきた。その当時大木池の主だったヒロボガバヌーピとしっぽ噛みデスマッチで勝利し、池の主の座を奪い取った。身体は小柄だが優れた身体能力を持ち、人の言葉を喋ることができる。そのため、マサシには妖怪と認識されている。

ヒロ坊のお母ん (ひろぼうのおかん)

ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)の母親。モズオがヒロ坊の命を狙っていることを警告するため、マサシの家にやってきた。第1子に女の子が欲しかったため、かつてヒロ坊に女装をさせていたことがある。その事実を始め、ヒロ坊が知られたくない事実を次々と暴露したため、ヒロ坊に煙たがられるも、結局マサシの家に居着いてしまう。 当然マサシの母には猛反対されるが、大金持ちであったためあっさり手のひらを返された。

モズオ

ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)の祖父。かつて、恐怖の軍団と称される「龍神近衛兵」に所属していた。70年前に、無断で酢昆布をヒロ坊に食べられたことを今頃になって激怒し、ヒロ坊を抹殺するためにマサシの家を訪れる。山を消し飛ばしたり、大ナマズと戦って関東大震災を引き起こしたりといったさまざまな武勇伝を持つが、致命的なまでにギャグが好きという一面がある。

レイレイ

マサシの恋人を自称する、河童の女の子。西カッパ帝国におけるバスケットボールの試合を観戦中にマサシに一目惚れして、そのまま家に押しかけた。ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)をして「めっちゃ可愛い」と言わしめるほどの容姿を持ち、なおかつ礼儀正しいため、マサシの母にも気に入られる。しかし、マサシに惚れたことで、彼に対するヒロ坊の嫉妬を招いてしまう。

ジャラピン

マサシが西カッパ帝国に赴いた際に産まれた河童の赤ちゃん。オタマジャクシの形状をしている。他の兄弟がまともな名前を付けられる中、1人ふざけた名前を付けられたと激怒し、生まれてすぐ母親のもとから逃げ出してしまう。後に不良になることを決意し、西カッパ帝国で最も評判が悪いというヒロボガバヌーピに弟子入りを志願した。

ケンタロウ

ハッジ星という惑星からやってきた異星人の親玉。部下にタカユキを倒させて大木池を確保。地球侵略のため、UFOを停留させる駐車場に改造しようとしている。人相が悪く、マサシからはヤンキーと認識される。ヒロボガバヌーピが部下を殴ったことにより、示しをつけるために襲い掛かった。

カズオ仮面 (かずおかめん)

皿乾き金融の借金取りを襲撃し続ける謎の男。仮面を名乗っているが、実際は仮面ではなくサングラスをかけている。彼が襲撃しているのは、ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)の父親であるカズオを追っている連中ばかりであるため、ヒロ坊たち家族からはカズオ自身ではないかと疑われている。

しのぶ

モズオと因縁を持つカラス天狗。見るからにオカマいうべき姿をしている。カラス団地と呼ばれる地域のカラスたちを統率している。「プリンスオブカラス天狗」を名乗っているが、700年前流行していた妖怪ケンカトーナメントにおいてモズオに敗北したことをきっかけに彼に惚れ、オカマ趣味に目覚めてしまう。現在はマサシに恋のターゲットを改めており、無理やり結婚しようとしている。

集団・組織

皿乾き金融 (さらかわききんゆう)

河童の世界における、悪徳金融会社。頭の皿が乾くまで負債者を追い詰めると恐れられている。ヒロボガバヌーピ(ヒロ坊)の父親であるカズオが800万カッパドルの借金をしており、保証人として家族の名前を記入したため、ヒロ坊に返済を迫る。さらにその資金繰りのために、命の保証ができない危険な仕事に従事させようと企んでいる。

場所

西カッパ帝国 (にしかっぱていこく)

ヒロボガバヌーピの故郷にあたる、河童の暮らす国家。人間界とはマンホールで繋がっており、近未来的な風景が広がっている。現在、皇帝が『スラムダンク』にはまっており、国技を相撲からバスケットボールに改めている。強いものが生き残るという掟があり、挨拶代わりに殴り合うことが日常茶飯事である。

書誌情報

河童レボリューション 全2巻 〈ジャンプコミックス〉 完結

第1巻

(1998年7月発行、 978-4088725796)

第2巻

(1998年10月発行、 978-4088726205)

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